七王国の玉座 (ジョージ・RR・マーティン ハヤカワ文庫)
角川映画のコピー(読んでから見るか、見てから読むか)じゃないけど、映像化作品の原作と映画のどちらを先に鑑賞するべきかは、かなり悩ましい。
本作の場合、私は長大なテレビシリーズの半分くらいをみたところで、原作を読み始めた。結果、原作を先に読むべきだった、と後悔した。
著者があとがきで、細部を重視している旨のことを書いているが、おそらく本作は、事前に設定を相当に細かく作っていると思われ、その設定がまた複雑なので、映像(それでもかなり原作に忠実だと思ったが)だけでは全貌を理解するのに無理がある。
例えば、筋書き上超重要な、
ロバートとスタニス、レンリーとの関係とか、
ベイリッシュ公とキャトリンの過去のいきさつ(狡猾そのもののベイリッシュの動機が実はピュアすぎることは原作を読まないと(私には)わからなかった)
などは映像からはわかりにくかった。
映像と原作でズレているところもいろいろあって、
(大変失礼ながら)映像ではキャトリンはおばさんなんだけど、原作ではまだ若い魅力にあふれた女性となっている、
映像では主役にみえるロブが、原作では(重要な役割ながらも)端役程度、
何より、原作に比べて、映像の方は登場人物の年齢が10歳くらいは進んでいる(これは致し方ないとは思うが)等々
原作では出番が少なめだが、タイウィン・ラニスターは、原作でも映像でも冷血ぶりがカッコよかった。
ジョンの出番(ナイトウォッチの場面)は原作でも映像でも退屈だった(でも、きっとジョンが最後の勝者になるんだろうなあ??)
角川映画のコピー(読んでから見るか、見てから読むか)じゃないけど、映像化作品の原作と映画のどちらを先に鑑賞するべきかは、かなり悩ましい。
本作の場合、私は長大なテレビシリーズの半分くらいをみたところで、原作を読み始めた。結果、原作を先に読むべきだった、と後悔した。
著者があとがきで、細部を重視している旨のことを書いているが、おそらく本作は、事前に設定を相当に細かく作っていると思われ、その設定がまた複雑なので、映像(それでもかなり原作に忠実だと思ったが)だけでは全貌を理解するのに無理がある。
例えば、筋書き上超重要な、
ロバートとスタニス、レンリーとの関係とか、
ベイリッシュ公とキャトリンの過去のいきさつ(狡猾そのもののベイリッシュの動機が実はピュアすぎることは原作を読まないと(私には)わからなかった)
などは映像からはわかりにくかった。
映像と原作でズレているところもいろいろあって、
(大変失礼ながら)映像ではキャトリンはおばさんなんだけど、原作ではまだ若い魅力にあふれた女性となっている、
映像では主役にみえるロブが、原作では(重要な役割ながらも)端役程度、
何より、原作に比べて、映像の方は登場人物の年齢が10歳くらいは進んでいる(これは致し方ないとは思うが)等々
原作では出番が少なめだが、タイウィン・ラニスターは、原作でも映像でも冷血ぶりがカッコよかった。
ジョンの出番(ナイトウォッチの場面)は原作でも映像でも退屈だった(でも、きっとジョンが最後の勝者になるんだろうなあ??)