ラッシュ/プライドと友情
私の世代で、F1を最初に知ったのは「赤いペガサス」という村上もとかさんが描いたマンガだった、という人は多いのではないだろうか。(村上さんのキャリアの長さはすごいな。今でもバリバリの人気作家なんだから)
「赤いペガサス」の中では、ラウダやハント、マリオ・アンドレッティなどが主人公のライバルで、特にラウダが第一人者として描かれていたような印象がある(うろ覚え)。
現在の日本人にとって代表的F1ドライバーというと、セナとかプロスト、シューマッハということになって、ラウダとかハントはもう一代か二代前のスターで、それだけにかえって多くの人には新鮮なライバルの物語として見られるんじゃないかという気がした。
ハント=金髪で長身、自由奔放なプレイボーイ
ラウダ=資産家の御曹司、真面目で冷静な理論派
という世間が持つイメージに徹底的に追随(あまりにステレオタイプなので、フィクションだったら陳腐になってしまいそうなのだが、実話を知っているのであまり違和感がない)して二人を描く反面、
ハントがレース前の緊張で嘔吐を繰り返したり、インコを飼うことが趣味だったりする点や、ラウダが妻(となる人)と知り合って結婚するまでの軌跡、その後の恋女房ぶりなども丁寧に描かれていてストーリーに奥行を感じた。
ラウダが(大事故で顔や肺に深刻なダメージを受けた後の)復帰戦やチャンピオンをかけた日本グランプリは、とてもリアルで迫力満点で、かつ、カタルシスもあり、映画館で見なかったことを後悔した。
(蛇足・・・後日談がちょっと長すぎると思う)
私の世代で、F1を最初に知ったのは「赤いペガサス」という村上もとかさんが描いたマンガだった、という人は多いのではないだろうか。(村上さんのキャリアの長さはすごいな。今でもバリバリの人気作家なんだから)
「赤いペガサス」の中では、ラウダやハント、マリオ・アンドレッティなどが主人公のライバルで、特にラウダが第一人者として描かれていたような印象がある(うろ覚え)。
現在の日本人にとって代表的F1ドライバーというと、セナとかプロスト、シューマッハということになって、ラウダとかハントはもう一代か二代前のスターで、それだけにかえって多くの人には新鮮なライバルの物語として見られるんじゃないかという気がした。
ハント=金髪で長身、自由奔放なプレイボーイ
ラウダ=資産家の御曹司、真面目で冷静な理論派
という世間が持つイメージに徹底的に追随(あまりにステレオタイプなので、フィクションだったら陳腐になってしまいそうなのだが、実話を知っているのであまり違和感がない)して二人を描く反面、
ハントがレース前の緊張で嘔吐を繰り返したり、インコを飼うことが趣味だったりする点や、ラウダが妻(となる人)と知り合って結婚するまでの軌跡、その後の恋女房ぶりなども丁寧に描かれていてストーリーに奥行を感じた。
ラウダが(大事故で顔や肺に深刻なダメージを受けた後の)復帰戦やチャンピオンをかけた日本グランプリは、とてもリアルで迫力満点で、かつ、カタルシスもあり、映画館で見なかったことを後悔した。
(蛇足・・・後日談がちょっと長すぎると思う)