バカ（褒め言葉）…だと思う

　えー。3日前の僕の写真ですが。
(注：静岡県富士宮市のおもちゃ屋さんです)

　
　それでね？
今日仕事中の僕の自宅PCに
友人からメールが来ておりまして…おもむろにクリック。
(注：友人は東京都大田区在住です)

　・・・・・なにやってんのよ（大笑

　ハッキリ申し上げて、バカ（褒め言葉）だと思います（笑
ライダーなんてのは大抵おバカなモンですが、

「君のblogを見て家を飛び出しました、一日だけ休みなので。」

　が、この友人の弁。バカだなぁ（褒め言葉）。

　その他にこんな写真も送ってくれました。

　よしま池。
富士山の湧水が作り出した池です。
水の透明度も極端に高く、水温もとても低い池。
真夏に飛び込むと、『心臓が止まるんじゃないか…』と思うぐらい。

　すぐ側の、”よしま屋”では
”金ちゃんヌードル”を買うとお湯をくれます。
富士山の湧水で冷えた体には最高のおやつ。

　とりあえず対抗して…

　
　湧玉池（特別天然記念物）で泳ぐニジマスの群れ。
ちょっと古い写真ですが、幻想的でしょ？

　バカ（褒め言葉）は大好きです。ライダー的な意味で。　

秋早しキャンプツーリング -後編-

---キャンプツーリング最終章、富士宮市街地篇---　参ります。

【２日でキャンプツー強行軍、後編の記事です】

　西町商店街を抜け、十字屋の角を曲がり、
東駅の方から一方通行の裏路地を南下します。
ここが今回の本命のひとつです。

　【ハトヤ玩具店】
　
　ここに立ち寄った理由は、遡ること20年前。
まだ子供だった僕は、ゲームボーイで遊ぶためのゲームソフト
【魔界塔士　SaGa】を買いました。
田舎の玩具屋ですから、当然定価販売であり
ガラスのショーケースに収められた”それ”はとても特別なものでした。
その思い出を胸に、きっとあるだろうと立ち寄ったのは…

【サガ2　-Goddes Of Destiny-】、旧題【SaGa2　-秘宝伝説-】です。

　ドキドキしながら、1Fのガラスショーケースを見ると…
『あれ…ショーケース自体がない…（汗』
暫し悩むも、探しても見つからないので店長さんにお伺いすると、
奥に居た奥様に確認されています。ゲームの仕入れは奥様なのかしら。

　暫くして店長さん戻って来て…
「すいません…入れてないんだって。」
ドーン！！…
僕：「そ…そうですか…残念です。昔の思い出があって買いに来たのですが…」

　とお伝えすると、店長さん。
「実は3ヶ月ぐらい前に泥棒が入ってね、根こそぎやられたんですよ」
どうやら、閉店後にゲームだけを狙った最低な悪党が居たようです。
道理でショーケースが無いわけです。破壊されたりしたのでしょうね。
残念そうに、人気ソフトは3ヶ月程度前の発注であり
丁度その頃の事件だったので仕入れが出来なかった事を教えてくれました。

　そういう事情なら仕方ありません。
少し残念ながらも、そのまま帰る気にもならず
2Fの男の子向け玩具コーナーを見せていただくことにしました。
1Fの所謂玩具屋の雰囲気とは違い、相変わらず2Fは濃い品揃えです。
ガンプラから、エアガン、様々な外国製フィギュアまで所狭しと陳列。
2Fの奥の方にあった外国製オモチャのコーナーは、
子供心に少々不気味で近寄り難いものがありましたが、
この年齢になると色々と興味が湧くから不思議なものです。
　あと、最近の流行か美少女フィギュアみたいなのも多くなっていました。

　そんな奥の”あやしいオモチャコーナー”前を通りかかると
魂になにやら訴えかけてくるオモチャが動いていました。
これがまた…いいお値段がするんですが、
店を出る直前まで気になりつづけましてつい購入。
既にご存じの通り、荷物が満載なので積んで帰れませんので
宅配便で配送依頼をしてまで購入してしまいました。

　店長さんがここで、少し悩んだあと
「送料サービスしますよ！」と仰って下さったのですが
僕の悪い癖で、『なんか悪いなぁ』と思い、つい
「いや、ちゃんと払わせて頂きますよ＾＾　ありがとう御座います」と。
店長さんも「それじゃあ…」などと提案を取り下げてくれました。

　甘えるのが良い、とはどうしても思えない性分なのですよね。
全てに於いてそういうタイプの人間です。
それでも店長さんは、なにかをしてくれたかったらしく
レジカウンターに置いてある自慢の新商品、
【忍者メシ】を
「今日入荷したばっかりなんですよ！お好きなのをどうぞ、差し上げます。」
などと、僕にくださいました。

　思い出すと、2Fのレジカウンター横には
昔から”面白グッズ”が置いてあった記憶があります。
”どこでも火がつくマッチ”なんかにも惹かれたなぁ。
店長さん自慢の面白グッズコーナーなのかもしれませんね。

　今度こそ店長さんの好意に甘え、忍者メシを頂戴しました。
加えて先述の怪しいオモチャと、仮面ライダーのオモチャを購入しました。
仕事の関係で商品は受け取れていませんので、
買った物は後日blogにupさせて頂きますね。

　頂いた忍者メシだけは持ち帰ったので写真をパチリ。
他愛ないものですが、とても嬉しかったです。

　盗難事件の事や昔話もそこそこに、
1Fに降り出発の準備をしていると今度は奥様が登場。
僕の書いた配送伝票を見て出てきてくれたらしく、
遠くから来店の事、ゲームソフトを用意出来なかったことに
気遣いある丁寧なお言葉を下さいました。

　二人に「気を付けて帰って下さいね」などと見送られ
子供の頃の自分に姿を重ね合わせてなんともいえない不思議なキモチ。
でも決して悪い気分ではありませんでした。

　店を後にすると、今度は２番目の目的地
【浅間大社】へ。

　相変わらずとても荘厳な神社です。

　ここに立ち寄ったのは、
CBRのシート下に入れてから何年にもなる”交通安全お守り”を納め
新しいのを頂戴する為に来ました。
巫女さんに「こういうのって定期的に替えないとまずいですよね…？」と問うと
ちょっと呆れ顔で「1年です…」と教えてくれました。
ずぼらな性分で本当にすいません…。木花之佐久夜毘売命さま。
　
　新しいお守りを購入し、旧いものは古札納め所に返納。
勿論本殿にはお参りしてからの事です。

　徳川家康寄進そのままの奥宮、手前の本殿も壮麗です。
それにしても、この場所に遷座を行ったのが
”坂上田村麻呂”だというのが歴史を感じると共に
この場所が特別な神社であるのがよく解りますね。
そのほかも、源頼朝や豊臣秀吉、武田信玄・武田勝頼とも縁が深い社殿です。
頼朝が流鏑馬を奉納したり、写真の桜も信玄寄進のものです。

　写真の境内に至るまで、
車止めのある橋をCBRで渡って進入しました。
その渡った池、及び川は【湧玉池】特別天然記念物です。

　歴史の流れに思いを馳せた後は、
残りの時間も少なくなってきたので次の目的地へ。



　シャッター街の元凶、ジャスコです。便利なんですけどね…。
ここは元々、繊維会社のオーミケンシがあった所かな。
昭和の初期に散見されるような、大規模な製糸工場がありました。
流石にそういう場所ゆえ、敷地は郊外型ジャスコの例に漏れず広大です。

　でも、今回はそのジャスコにこそ目的がありました。
巨大なフロアの中を徘徊すること4周、漸く発見！

　のっぽ！！！　キリンです。
当日記にも、たま～に登場する【のっぽパン】。
会社の経営再建で一度は途絶えたものの、
県内の僅かな店舗で再販され、密かに人気を呼んでいるパンです。

　勿論、高速道路で持って帰る方法などは後回し。
目に付いた”クリーム””チョコ””サマーオレンジ””宮焼きそば”を購入。
お値段は6本で1000円ぐらいでした。ちょっと値段が上がっています。

　袋も専用のもの。嬉しいですねこういうの。
CBR1000RRのタンクより長いぐらいの、流石はのっぽパン。
固定方法は少々悩みましたが、
同じくジャスコでビニール紐とカッターを購入。荷物の更に上に縛り付けました。

　念願の【のっぽパン】を手に入れ、
ウキウキ気分のままふと、お腹がすいている事に気が付きました。
富士宮と行ったら行きつけのあの店しかありません。

　…と、途中で懐かしい場所の写真を一枚。

　今回通過した時の写真。

　先日友人が遊びに行った時撮って送ってくれた写真。
友人共々、怪しいライダーだった事だろうと思います。世間的に。

　少々走って到着いたしました。

【若林たばこ店】さん。
ここは子供時代からのいきつけの焼きそば屋さんでして。
とっても穏やかなご婦人がとても美味しい焼きそばを焼いて下さいます。

　ここは一丁、「いつものヤツ」と言いたいところですが
小心者の私ですゆえ、普通に注文してみました。

　いかしぐれ。今回は贅沢にサイダーも付けちゃいました。
それにしても美味い…美味すぎる！
鉄板の上のアツアツの時雨焼をあっという間に平らげます。
プレーンな”肉かす入り焼きそば”も良いのですが、
焼きそばを入れたお好み焼き風の時雨焼きも最高ですね。

　おばさんとの、昔話や最近の世間話は尽きません。
そういえば、夏頃にテレ東の”アド街”にも出たとか仰ってたなぁ。
「忙しくなると大変なので、何度も断ったのよ～」と。
僕が焼きそばを頂いている間は、母屋に引っ込んでおいでです。
お勘定をお願いすると、「お昼のドラマを見ていたの～」だそうで。
本当にとってもいい感じのお店です＾＾

　　
　楽しい時間も残り僅かとなり、翌日の仕事が気になる頃。
素敵な時間の未練を振り切るように、
焼きそば屋さんからは一度の休憩を挟むこともなく帰宅することに。

　アクアラインの海の上を走る。

現地から丁度2時間半。
ほぼ全ての行程を高速道路を利用するとこんなものです。

　2日間の走行距離、【566.6km】丁度良い塩梅です。

　本当に楽しかったキャンプツーリング、
今はゲンジツに引き戻され、多忙な毎日を送っています。
…今日、会社に檄文叩きつけてきました（笑
どうなる事やら～♪