主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
いつ走るの?いつもでしょ。
微妙にパクりつつお届けいたしますヽ(´▽`)ノ。
猛暑。酷暑。熱中症厳重警戒。
聞き飽きましたねそんなモン。
ただのライダーが当然のようにバイクに乗る。至極自然なことです♪
AM7:00
週の中頃、NSR氏から氏のバイク仲間のTZR(3MA)さんと
”リハビリツーリング”と称したお出かけがあると誘われました。
互いに走行のリズムが合う'90頃のレーサーレプリカ乗りということもあり、
当然二つ返事で参加させて頂くことにしたのですが・・・。
・・・暑いわっ!!
バイク置き場でメンテナンススタンドをかけているだけで汗だくです。
しかも大量発生している自宅裏の敷地のやぶ蚊に5箇所も刺されつつ
若干心が折れそうになっているところでNSR氏が登場。
これまた暑そうな顔でメットを脱いでおいででした(笑
NSR氏が到着した時間は7:55頃でしたが、
3MAさんとの集合場所での約束の時間は8:30ということもあり、
自宅から30分程かかる集合場所へ急いで向かいました。
途中すいーっと飛ばしつつ頑張って向かったのですが、
無念にも5分ちょっとの遅刻。
場所は 旧 【 南海部品 千葉店 】があったところです。
普段は30分前行動の私ですが、今日はタイミングが悪かったですね。
しかも3MAさんは30分ほど前に着いていたという。ごめんなさいorz
折しも ”ダブル高気圧” とも伝えられる記録的猛暑。
まだ8時台だというのに、バイクの横に立っているだけで汗だくです。
少々の休憩を挟んだあと、
「今日は沢山休憩すべきですね」などと話し合いながら、
私の先導で南海部品跡地から茂原街道に入り、
そのまま【 うぐいすライン 】なる千葉内陸の快走路へ。
距離は30kmほど、最初の休憩地点の【 高滝湖 】へ。
既にお気づきかもしれませんが、
本日のルートは千葉内陸の空いた道路をつないだお気に入りのルートです。
うーむ暑い。口に出してはいけないのは解っているのですが(笑
喉の渇きとは別に、ここでもスポーツドリンクを500ml補給です。
今日は厚手のタオルも持ってきました。ぷーさんです♪
高滝湖からは【 養老渓谷 】を経て【 麻綿原 】高原を通過。
麻綿原はあじさいで有名な土地ですが、そろそろ時期も終わりでしょうか。
”千葉県なりの高原” から海に向かって一気に下ると、
そこは【 天津小湊 】あたり。かの日蓮ゆかりの土地です。
実は、小湊に向かうにはいくつかのルートがあるのですが、
インカムでの3人同時通話の打ち合わせの結果、
今回は極端に回り込んだタイトな下りの峠を選択し飛びこんでゆきます。
速度の上がらないきつい峠道ゆえに、
バイクの上でモタードばりにダイナミックに体を振りながら、
すいすいと峠を下りきる頃に、
この夏に入ってから暑さのあまりに睡眠が碌に取れないという3MAさんが
若干の体調不良を来たされたようですので休憩を取ることに。
まさに ”炎天下”。
直射日光だけでも避けようと【 内房線 】のガード下に避難しました。
日影のガード下を時折吹き抜ける風は心地よいものの、
風が止むたびに汗が噴出しつつ。『夏だなぁ』なんて。
ある程度休憩し、体調も落ち着いたところで再出発です。
とはいえあまり休めたわけでもありませんし、
水分補給の必要性もありましたので数km先のセブンへ。
『夏の海辺といえばアイスコーヒーでしょう』ぐらいのノリで、
以前から気になっていたセブンイレブンのドリップコーヒーにしました。
周囲の気温から、
カップ一杯にあった氷もあっという間に溶けたのに驚きながら、
いつもより遥かに少ないオートバイの往来を眺めながらのんびり。
これも夏ですねヽ(´▽`)ノ。
休憩を終え【 外房黒潮ライン 】を西へ進みます。
停車すると死ぬほど暑いのですが、走るとその爽快感に気分は一変。
まさに「全てを赦す」気分になれますね(笑
と、ここで既に昼頃でしたので腹ごしらえに向かいます。
なんで選んだかな。”味噌ラーメン”で有名な【 馬琴 】さんです。
汗を拭いつつ店内に入り注文するものを悩みます。
直前までは「このクソ暑いのに味噌ラーメンはないですよね~」などと、
熱い汁のない” 炙りチャーシュー丼 ”を頼もうと考えていましたが・・・。
なんで頼んだかなあ。
” 房州炙りチャーシュー 味噌ラーメン+ 肉ネギ ”
我ながらバカだなあとは思いますが、美味しいから仕方がないのです♪
まあ ”丼” は元々回避策でしたのである意味初志貫徹ということで(笑
案の定の汗だくになりつつ、馬琴さんを後にします。
次の目的地はここから程近い【 魚見塚 】へ。
何度か当blogでも登場していますが、
岬の高台にある恋人の聖地ってやつですね。( ゜д゜)、ペッ。
強烈な陽射しを遮る薄曇りに助けられてはおりますが、
女神様も流石に熱そうなお姿です。石像だけに。
ここからは鴨川市街地を見下ろすこともできますが、
極端な湿度を含んだ潮風で本日は靄がかかっていました。
それでも、
下界よりはずっと心地の良い風が吹くベンチで長めの休憩を取り、
重い腰を上げて岬下の駐車場にとぼとぼと降ります。
観光案内の看板で次の目的地を確認しながら、
ちょっと気になったキャラクターをパシャり。
可愛いですねこの子たち。
丁度この頃、暑さの盛りである15時を迎えており、
岬から高度を下げるにつれて凄まじい暑さに見舞われながら、
最寄の道の駅 【 鴨川オーシャンパーク 】に向かいました。
ふう。ここはソフトクリームが正解ですね♪
暑い日には1にも2にも水分補給と休憩が肝要です。
ついでに小ネタ。
判る人は結構なマニアさんではなかろうかと(笑
【 鴨川エナジー 】なるドリンクが限定販売されていました。
どう考えても黒歴史化していますよねコレ系統の元ネタ。
ネットではその売り込み方に散々叩かれていましたが、
個人的にはクルマ屋にロボットのデザインをさせたのも敗因だと思います(苦笑
道の駅を出る頃には時間は既に16時を回り、
そろそろ日没が気になり始める時間となりましたので
街灯のあまりない南房総エリアの道路をより気持ちよく安全に抜ける為、
体力の余裕を計算しながら【 安房グリーンライン 】へ。
そこから【 野島崎 】を経由し、
【 房総フラワーライン 】の先にある【 道の駅 南房パラダイス 】へ。
生憎施設の営業は終わっていましたが、
サーファーにパラプレーンにと、
夏を精一杯楽しむスポーツ好きの皆様でにぎわっていました。
無論、我々ライダーも立派なスポーツ(楽しすぎる苦行?)ですヽ(´▽`)ノ。
記念にと轡ならぬメットを並べて撮影。
「死ぬほど暑かったですがいい感じでしたね~。」
偶然?にも3人揃ってX-Twelveのレプリカモデルでした。
ここからは帰路。
すっかり暮れた日の方向を背に東へ向かいます。
日が落ちたとはいえまだ残る暑さに油断せず、
【 道の駅 和田浦 Wa-o! 】に立ち寄りました。
閉店間際の利用で少々迷惑をおかけしてしまったかと
ソフトクリーム屋さんの御婦人にひとこと詫びると、
「いえいえとんでもないです。気をつけてお帰りくださいね」と
とても暖かいお言葉をかけていただきました♪
それにしてもピーナッツソフトは美味しいです^^
更にデザート。
よく冷えたきゅうりの漬物。
この辺のチョイスは私も普通の日本人ですから(笑
和田浦で充分な休憩をとったあとは、
完全に真っ暗な ”四輪の通らない” 内陸の渓谷を北上し帰路につきます。
途中、高滝湖で休憩をとり、
トイレと水分補給を済ませると時間は21時過ぎ。
そういえば夕食を摂っていなかったということで、
解散前の休憩がてら、東京湾岸の国道16号に程近いファミレスに向かいました。
10代後半少年少女の味方、低価格が特徴のサイゼリヤです。
若干のアウェイ感が漂ったりもいたしますが、
ライダーの小汚い身なりで入れる店は限られますので(笑
写真に写っているノンアルコールビールは、
ノリで3MAさんと私だけが頼んだものですが、
「一番大事ななにかが足りないですね・・・(苦笑」
解りきっていたことではございますが、
ただでさえ水みたいなアルコール濃度の飲料からアルコールを抜けば、
そりゃあ気の抜けたコーラ以下の飲み物になり下がりますよね^^;
まあ、この辺りは気分の問題ということで♪
そんなこんなで暑く長かったツーリングも終わり。
NSR氏のみ、この後私の家に置いてあった私物を取りにきましたが、
ファミレス前で最後の挨拶を済ませて解散となりました。
8時出発、23時解散。都合15時間といったところでしたが、
積極的に休憩をとった関係で実にのんびりとしたツーリングとなりました。
本日の走行距離 【 267.2km 】
うーむ。
途中ですれ違ったオートバイの数は確かにいつもより少なかったけれど、
それでも楽しげに走っていらっしゃるかたは結構いましたし、
他聞に漏れず、私たちもまた楽しく素敵なツーリングでした!
夏はもう私たちのところにやってきています。
休憩だけはこまめにとる事は必要不可欠ですが、
暑さに臆することなくオートバイに乗ればそこは色々な意味で天国ですよ~♪