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3ナイ理論。

 暑いデス。
自宅を出てバイク置き場で準備をしているだけで汗がぽたぽたと滝のよう。
外気温は30度程度のはずですが、湿度が高いとどうにもなりませんね。


 それでも、私もお馬鹿なライダーの端くれですから、
【 構えない 】【 調べない 】【 (゜ε゜)キニシナイ!! 】ということで、
オイルの感触を確かめがてら、取り敢えずひとっ走り。

 気儘なソロライダーの特権である思い付きのままに、
本日も走り出してから考えたのは、
『圏央道の高滝湖PAはどうなったかなあ』でしたので目的地はそこに。

 まずは東京湾沿いを走る国道16号を南下し、
【 富津館山道路 】に入ると 【 木更津東jct 】に分岐します。
所謂 【 アクアライン連絡道 】に繋がるJctですが、
今日は西のアクアライン方面ではなく、この春開通の東側の 【 圏央道 】へ。

 分岐して少々進むと早速覆面パトカーにお縄になっている四輪が。

01_police

 「制限速度70km/h」なんて表示なのに不用意に飛ばすから・・・。

 必ずしも私が制限速度遵守とは決して申しませんが、
警察が取り締まりをしている場所は何らかの特別な危険があるのが前提。
 とかく、取締りや警察を憎む筋違いな人間もいますが、
彼らも仕事。前提として悪意で取り締まるわけではありませんし、
つかまったら罪を犯した自分が悪い。それだけのことでしょう。


 そんなうっかりさんを横目にスイスイと進み、
暫く走ると目的の 【 圏央道 高滝湖PA 】に到着いたしました。

02_takataki_pa_2

 普段、高滝湖畔 から高架の圏央道の工事を眺めておりましたが、
今回高架の上から見下ろして進んできました。
なるほど。”上の世界”はこんな感じですか。


 ここ 【 高滝湖PA 】 については、
圏央道の開通前には 【 SA格 】での開発とされていたものが、
あれよあれよと 【 PA 】に格下げになったかと思えば、
更に悪いことに圏央道の開通に完全に間に合わず、
結局3ヶ月遅れをもって、ごく最近供用開始となったばかりの曰くつきです(苦笑

 反対側に目を遣ると。

03_blue

 なんなのでしょう。この無造作なブルーシートの山は。


 山の横の台地?には登るための階段がありました。

04_space

 「(仮称)イベント広場予定 地元エリア」と看板が出ていましたが、
如何せん今もって中途半端な状況に色々と不安を覚えますね~。

 私が今いる場所は ”内回り”方面ですが、”外回り”についてはまだ整備中。

05_close

 外回りの利用者はPAに入ることすらできません^^;

06_park

 バイクについては一応真新しい綺麗な駐輪場もありましたが、
精々5台が停められるレベルのささやかなものでした。

07_toilet

 画像の建物はトイレ。
トイレ だけ はそれなりに立派です(笑

 因みに、自動販売機なんて洒落たものは存在しておりませんでした。
そして何故かトイレの水道がかなりの温水。
配管の不備で太陽熱を吸っているのか、狙っているのかは存じませんが・・・。



 
 別段、どこにでもあるPAに何を期待した訳でもありませんが、
房総半島ツーリングの中継地点としては好適な場所だけに、
ちょっと残念な感は否めませんね。
これだったら一般道の湖畔の方が遥かによいですね。



 そんな残念PAを目の当たりしたからという訳ではありませんが、
折からの暑さも手伝って、当初の目的を果たして取り敢えず満足。
〔気が向いたら帰れる〕というのもソロの特権です(笑

 早速、圏央道を【 市原鶴舞IC 】で降りて少々進み、
東京や横浜から直通となっている ” アクアラインバス ”のロータリーに寄り道。
先ほどのPAで補給できなかった水分を、漸く摂り一息つきました。

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 バスロータリーの周囲はご覧の田園風景でございます。

 蒸し暑いながらも、
猛暑からか例年より早く感じる”稲の実る匂い”を吸い込みながら、
ぼちぼち帰るかとCBRに跨りました。


 走り出してすぐ、
街道への合流のところでアスファルトをとぼとぼと歩く生物が。

 漫画のような表現ではありますが、
オートバイに乗っている時は、
路面の石ころからヒビまで全て見えていて当然ですので早めに気づきました。

09_semi

 先が丁度赤信号だったので停止して確認すると、
可哀想なことに左側の羽が折れた蝉さんでした。
運転中ゆえすぐに降りるわけにもゆかず「にげて~」と何度か呟くも、
当然伝わるわけもなく。

 後方や周囲に車両が居ないことを完全に確認しながら、
ハザードだけ出して赤信号のうちに駆け寄り、
蝉さんをそっとつかんで歩道横の垣根に移動させていただきました。

 本当は虫は大の苦手なのですがそれとこれとは別。
悲しいけれど、羽の折れた蝉さんに未来がないことは容易に想像できますが、
無思慮なヒトが運転する車両に潰されて最期を迎えるのはあまりにも酷です。


 『なにも出来なくてごめん』と、
暑さもどこかへ忘れ去り、色々と悩みながら安全運転で帰宅致しました。
あまりすっきりはしませんが、こういう出会いもあります。



 さて、明日は少々用事がございますが、
ともあれオイル交換後の作動確認はこれで万全でございますので、
これでまたこの夏も乗り切れそうです。

 余談ですが、Castrol Power1 Racing  4Tのフィーリングはなかなか好感触。
回転上昇などの具合もよく、シフトの入りもすんなり決まります。
また、硬いオイルなりのノイズの低下やショックの低減もありがたい効果。
3,000rpm付近の公道で一番使う辺りでの”ぼこつき”も薄れました。
 若干熱の回りが悪いような感もありましたが、
これは周囲の猛暑の所為もあるのでしょう。引き続き様子を見てみようと思います。

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