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きっとこれも暑さの所為です。

 8月も残り1週間。
だのにちっとも涼しくなりませんね~。
流石に朝晩は過ごし易くなって来ていますが、日中はなかなか。


 さてさて。
この週末は「天気が大荒れになりますので」的な予報がされていましたが、
昼過ぎまで自宅で粘ったものの、なんとなくCBRに乗っておでかけの気分に。
といっても本日はツーリングではなく、ちょっとしたお買い物ののつもりでした。

 むむむ?

01_kitamura

 何故か足がカメラ屋さんに向きました。
田舎住まいだと大手家電量販店さんは少々遠いのですが、
カメラのキタムラさんなら街道沿いに結構あるので寄りやすいですね。


 お目当ては言うまでも無くカメラなのでしょうが、
当初はツーリング先で気楽に持ち運べるコンデジかミラーレスなどを
『とりあえず見てから考えよう』などと軽い気持ちでした。

 ・・・が。
やっぱり一眼を使うとその自由度の高さに他には戻れないのです(苦笑
極端な話、携帯電話(スマホ)のカメラとコンデジやミラーレスの差より、
それらと一眼の差の方が圧倒的に大きく、どうにも不満が残ります。

 それでも1店舗目では『こんなものかなぁ』などと見終え、
10kmほど離れた2店舗目に移動。


 1軒目と似たような店内を闊歩しつつ。
『欲しいと思っていたやつはもう無いんだなぁ』などと、
何気なしに店員さんに「○○はもう札も出ていませんが終わりですか?」と問い、
「一応メーカーとしては新機種と併売と聞いているのですが」と続けると、
最初は無いですとの答えから、店長らしい方に確認にゆくとやっぱりあるとのこと。


 となると何故値札すら出していないのかと気になるのが人情ですから、
失礼のない範囲で聞くと、どうやらキタムラさんでは新機種を売りたいのが本音で、
併売とはいえ値段の下がった旧機種は店頭から下げているのだとか。(意訳)
また、お客さんも新機種に目が行っているので自然と取り下げたそうです。 


 実は私、カメラ自体が趣味というわけでもなく、
カメラに対して全く見栄も執着もないのが私らしいところではあるのですが、
もちろんメカとしてのカメラは嫌いではありませんので使うのは好きです。
 その点で、今使用しているNikonのD3100では不満も多かったものですから、
時折メーカーの製品ページなどを見ながら新しいのが漠然と欲しいなあと考えていました。


 で。

02_buy

 (゜Д゜)流石シートバッグだなんともないぜ!
少々悩んだのですが、お小遣いが少ないなりに頑張れば手が届く範囲で気になっていた
【 Nikon D7000 】を頑張って購入してしまいました。
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d7000/

 ・・・え?「なんで今D7100じゃなくて7000なんだ?」って。
細かくは後述いたしますが、私には7100より7000の方が魅力的でした♪

 因みにメーカーは「D7100はD7000の後継機ではない」が公式コメントのようで、
実際に仕様などを見ていくと確かにそうだなあと感じる部分も多いです。

参考リンク:【 D7100 】
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d7100/


 ともあれカメラ屋に居る間からどんよりてきた空から逃げるように帰宅し、
PC用デスクの上に箱を置いて上機嫌です(←単純

03_box_2

 
 Nikonのカメラはこの金色の箱が素敵です。

 ワクワクしながら開封。

04_open

 因みに今回買ったのは【 ボディ単体 】のものです。レンズはなし。

 まずはバッテリの初期充電をしなくてはなりませんので、
アクセサリ箱を開封してバッテリと充電器を取り出します。

05_battpack

 手前がD7000用のEN-EL15、奥がD3100用のEN-EL14です。
14→15でサイズがひと回り大きくなり、相応に容量も増えております。

 そしてとりあえず充電。


 充電の間に、D3100の不満点とD7000を選んだ理由、
そしてD7100じゃない訳などを挙げてみようと思います。

 ■D3100の不満 と、→:D7000で改善された点

 ・ファインダーの視野率が狭く95%しかない →100%に
  構造上ファインダー像が暗く小さめで見づらい
     (ペンタミラー →ペンタプリズムに)

 ・連射性能が著しく悪く3枚/秒 →6枚/秒に
  (一瞬を確実に収めたいときに撮影ラグでズレやすい)

 ・メカニカルな部分のミラー動作が遅い

 ・液晶の品質が低く見づらい 23万dot →92万dot

 ・バッテリの容量が少ない 1030mAh →1090mAh
  (バッテリを2本持つ必要が無くなる、バッテリグリップが不要に)

 ・設定を確認する場所が見づらいLCDのみ →右肩にモノクロ液晶追加

 ・筐体に防塵/防滴性能が無い →全周シーリングに

 ・ISO感度設定に乏しい 1段づつ → 1/3(1/2)段づつに

 ・フォーカスエリアが狭く粗い 11点 →39点に

 ・シャッター音がうるさい →別ユニットで著しく静音に

 ・水準器がない →電子水準器装備に

 ・AFカップリング機能がない →モーター内蔵に

 ・操作ボタン/ダイヤルが少ない →必要充分な数に
  (いちいちメニューを経由して面倒だった)


 ざっと並べてみただけでもこれだけの不満がありました。
”カメラに特段拘りがない私でさえ”です。
こうなると、うるさがたのカメラマニアが見向きもしないのが解りますね(苦笑

 もちろん、各社のエントリー機が
普通に使えば必要充分なのは疑いようもありませんが、
こと、一眼レフの利点である ”自由度” は結局グレードなりということのよう。
そしてそれはコンデジやミラーレスではどうにもならない領域のようです。


 そうそう。 ”D7100にしなかった理由” ですが、
・カメラの最高性能で使用するとレスポンスが悪くなる
 (機能を欲しくて買ってこんなに白けることはありませんよね)
・ローパスフィルターレス機しか設定がない
 (センサーのピッチが上がった分不要と出来る理屈は解りますが、
  あまり細かいことを気にしながら撮る性格ではありませんので)


 この辺りが理由でした。ボディ単体での現時点で価格差は4万円程度。
画像処理エンジンなどの性能向上からするに必ずしも高くはありませんが、
高スペックを詰め込んだゆえのレスポンスの悪さは致命的ですので、
D7100を買うならD800を無理して買った方が・・・のような部分があります。
(私にはD7000でも血を吐きそうな高額商品ですが)



 そうこうしている内にバッテリの充電が終わりましたので本体を見てゆきましょう。

06_body

 D7100 の本体です。
サイズはD3100よりひと回り大きく 【132×105×77 mm】という寸法。
男性の手で丁度いいぐらいのサイズ感ですね。

07_dial

 機能変更用のダイヤル。
D3100は右肩の上に1段だけあったものが、
D7000では左肩に移動し2段になっています。因みにD7100は2段+ロックボタン。


 個人的にかなりツボだったのがこちら。

08_dualslot

 SDカードスロットが2基あります。
動作は複数のパターンがあり、PCでいう所のRAIDのような仕様がナイスです♪


 そしてこちらが熱望していた”設定確認窓”

09_status

 アイコンがぎっしり詰め込まれたモノクロ液晶が配置されています。
これのお陰で、いちいち背面のLCDを点灯させて確認する必要がありません。


 次はささやかな違いですが・・・。

10_strap

 ストラップを通す箇所が、D3100が本体埋め込みの長方形の穴だったものが、
多少のスイングが可能な三角形のリングに変更されています。
ストラップで提げたときの本体のおさまりが随分と違いますね。


 そして増えたボタン類について。

11_compare

12_buuton

 D3100と比べると背面だけでも見るからに増加していますが、
それが前と左右、上にも広がっていますので何らかの機能があるスイッチは多めです。
(ざっと数えると、D3100:17個 →D7000:23個 ぐらいでした)


 ついでに同じレンズを取り付けた重量比較などを計ってみました。
(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)

13_weight_2

 D7000 : 1,035g

13b_weight

 D3100 : 747g

 こう比べると実に400gも違うのですね。ズームレンズだと更に重くなります。
山歩きをする方や、力に余裕の無い方には1kg超のカメラは手に余りそうですが、
バイクに積んで撮りたいときに撮る私のスタイルでは何ら問題なく、
むしろ安定がよくいい感じです。(D3100にバッテリグリップをつけたぐらいなので)



 最後に肝心の使用感などを。
まだ触り始めで手に馴染ませているような状況ですが、
使い始めて真っ先に大変感動したのはD3100比でのレスポンスの軽快さです。
 特によいのはシャッターを切るときの感触でした。
当初はストロークの浅いシャッターボタンに戸惑いもしましたが、
慣れるとコンデジのような明確なクリック感を伴う2段ボタンよりも操作が楽です。

 さてさて。
D3100と違って防塵/防滴にもなりましたし、
あとはバイクのバッグに放り込んで持ち出して使うのみです。
腫れ物に触るような高価なカメラでないのもあり、この気楽さは大きなプラスです!

 今までよりもう少し、心に映った情景がそのまま撮れるとよいなあヽ(´▽`)ノ。


 オマケ。

14_backlight_2

 このタイプの緑色のバックライト懐かしいですね。
昔はみんなコレだった気がいたします。
携帯とかポケベルとかトランシーバとか♪

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