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ちょっとした違いなんですけどね。 ~WRSスクリーン~ <CBR600RRカスタム15>

 さてはて。
今日 11/23 は勤労感謝の日でしたね。
日々頑張って労働に勤しみ笑顔でオートバイにお乗りの皆さま、またこの日も社会のために働かれている皆さま本当にお疲れ様です。
子供の頃見たアニメで「水や空気は税金以上に取り立てられるんでね」という主人公の明るいボヤきがあり、
私も例に漏れず生活のベースに余裕があるわけではなく日々生きることに精一杯ではありますが、
生活必需品ではないオートバイはあくまで道楽で+αの要素。相応に無駄を楽しむ覚悟がなければとても乗ることはできません。
 

 そんな勤労感謝の日。
関東は生憎の前日夜半からの雨が終日降り続くという残念な天候ではありましたが、
そこは1/1プラモデルを有する趣味ライダーとしては抜かりなし。こんなパーツを買って遊んでおりました♪

 今回もみんな大好きWebikeさんで購入。
仕事はデジタルですが生活はアナログ派の私は、あまりオンラインでのサービス利用はなくamazonとWebikeがメインの買い物先です。
世の中のみなさんはキャッシュレスとかポイントとかいろいろ気にされていてホントえらいなあと思います。

 ワクワクしながら開封してみると中身はこちら。
WRSなるイタリアのメーカー製品。【 100% MADE IN ITARY 】の文字が眩しいですね。
私の現行CBR600RRは2022年現在ヨーロッパや北米で車両の販売は無いとのことで、
従来のモデルのようなパーツの選択肢の豊富さはありません。その意味でヨーロッパにパーツがあるのは大変珍しい印象です。

 購入した種別は【 HO051T レース用ハイタイプ/クリア 】税込み17,000円ぐらい。
当地でも現在の為替で13000円少々、UPSの発送が送料11000円ぐらいとのことで輸入業者さんには感謝ですね。割安です。
ちなみにノーマルのスクリーンが純正価格で現在12000円くらいだったと思いますのでそんなに高いわけではありません。

 まずはノーマルの状態から。

 大体これぐらいの高さです。
これをこのWRSのスクリーンに換えてゆくかたちとなります。
左下にとても生活感の出ている錆びたスコップが写り込んでおりますが気にしないでください(笑)

 パッケージを開封しノーマルと比較してみましょう。


 左がノーマル、右がWRSのHO051T。厚さは2mmとのことですがノーマルより若干薄いかな。
下のカッティングマットの線を見るに像の歪みはノーマルより少なそうです。


 注意書きには「ケミカル厳禁!掃除は水と中性洗剤でね」と書いてあります。


 社外スクリーンには差別化のためか何らかの装飾がついているものも多いですが、
私がこれを選んだのは”スクリーンとしてしっかり前が見えること”が重要なポイントでしたので装飾は最小限です。
あるのはレーザー刻印かな?ライディングポジションからみて右手前の端に WRS のロゴがワンポイントある程度。
他メーカーのカーボン製の縁付きモデルや、ミラーコートやらも大層カッコいいんですけどスクリーンですからね・・・。
ちなみにヘルメットのシールドもあくまでクリア派です。

 続いて重ねてサイズ感を比較してみましょう。


 上がWRS。下がノーマル。
重ねていることもありますが明らかにWRSのほうが高いです。カタログ上は35mmUP。


 それでは取り付け・・・の前に。
このスクリーンは純正のウェルナットを移設するタイプですのでそちらの取り外しから。
ウェルナットはよくあるゴムブッシュの中にナットが仕込まれているものです。つけ外しに多少の癖はありますがそこは根気で。



あとは純正の六角ボルト4本で取り付けておしまい。

 きわめて簡単なものです。
ただ、各辺の2穴の距離が若干ノーマルより広いようで少し外側にテンションがかかっています。
とはいえ無理があるほどではありませんので社外品なりというところでしょうか。

 では交換前後の高さ比較。


 【ノーマル】


 【 WRS HO051T(35mmUP クリア)】

 見るからに後端の縁部分が上がり、透明度も増しています。

 いい感じですね♪
そうそう、ネットのレビューなどを見るに「隙間ができる」とのインプレもありますが、
私の買った個体は先述のネジ穴(ウェルナット穴)の穴間の寸法が若干広い以外は問題ないようです。

 御覧の通り左右ともにとくに浮いているなどの状態はありません。ノーマルとほぼ似たような感じです。

 そして最後にこちらも大切な対応。

 スクリーンにはこのパーツもしっかりと同梱されていました。
これ、なにに使うのかと申しますと ”スクリーンのエッジ部のモール” なのです。
純正だと成型段階でアールがつけられておりモールの類は嵌まっていませんが、
一応レース用表記の社外スクリーンにはその手の加工はなく、一般的に後付けでエッジ部の保護が必要です。

 実際には見た目とのバランスでつけない向きもおありでしょうが、
正面衝突なんかして前に飛んだりすると、スクリーンのエッジで怪我をする可能性があるということで、
車検を受ける際に未装着であると指摘をされるとか。(そのものの関連法規は見つかりませんでした)


 取り付けるとこんな感じです。たしかに安全そう・・・。

 これでいよいよ完成!

 いい感じですね~。
スクリーンをつけるだけの簡単な作業なのに周囲が暗くなっているのはフラッシュのせいもありますが、
裏で別作業をしていた関係で時間が経ってしまったゆえです。それはまた追々。

 最後にこの【 スクリーンの35mmUP 】が具体的になにに効くのかと申しますと、
そのものズバリ そこまで伏せなくても走行風の当たりが緩和される こと。
CBR600RRはもともとガッチガチのレーサー車両なのでタンクベタ伏せで最高の空力となる設定になっているようですが、
公道でそんなことはまずしませんし、それこそ(仮に)200km/hでも然程伏せなくても別に問題ない動力性能はあります。

 その点、上体をそれなりに起こした姿勢でどれだけラクができるか というのはツーリングなどでは非常に重要。
かといってツアラーに乗りたいということはまるでありませんので、こういうパーツで対応をしてゆくわけです。

 実は以前のCBR1000RRでもゼログラビティのダブルバブルスクリーンを2回ぐらい買って愛用していましたが、
このちょっとした高さUPの効果は覿面で、高速での長距離移動なんかの場合にはけっこう馬鹿にならない差が出るものです。
副次的な効果として高コストな関係で(メーカーにもよりますが)ノーマルより透明度が高く見易いということもあります。


 というわけで2022年は終日雨の勤労感謝の日のオートバイいじりでした。
さて、週の後半も頑張りましょう( ̄ー ̄)~♪

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