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GW、Let's アクティブライフ第4弾!
5/5(金)に、東京の最高峰である、雲取山(標高2,017m)に登ってきました♪
4/30に百名山の大菩薩嶺に登ったことで調子づいちゃいまして、
「GW中にもう1個、百名山に登ろう!」ってことになり、
近場で楽に登れて眺望よし!を条件に探して、ヒットしたのが雲取山。
雲取山は東京の最高峰で、標高は2017m。百名山の1つです。
今回は鴨沢の少し上にある小袖乗越を発着とする一般的なコースとしました。
標高差1267m、片道10kmあり、標準タイムは8時間。
難しいコースではありませんが、長時間かかるので体力が必要なコースです。
今回もヤマケイオンラインでコース図、行程表を作成しました。
朝の6時にスタートし、休憩含めて、15時半に降りてくる予定。

高低図はこんな感じ。登り一辺倒だけど、登り下りの繰り返しがないので気分的には楽なコースです。

自宅を23時に出発し、小袖乗越の村営駐車場(山梨県丹波山村)に深夜1時過ぎに到着。車中にて仮眠。
どうしてこんな早い時間に出発したかというと、
駐車場が早朝3時半には満車になるらしいとの情報をゲットしたためです。
実際4時前に外が騒がしく目を覚ましたんですが、そのときには既に満車で、駐車場に入れない車が右往左往してました。
すんげー星空。駐車場に到着したときに撮ったんですが、「こんな星空が東京で見られるなんて!」と夢中でシャッターを切りました。
正確には駐車場は東京と山梨の県境を少しだけ山梨側に超えたところのため東京ではないのですが、そのときは東京だと思い込んでました。

5時起床。眠い。3時間半くらいしか寝ていないので当たり前。
これから登山するぞ!っていうのに睡眠不足はよくないんだけど、
時間の長い登山になるので早朝出発しないとそれはそれで困るので仕方がない。

6時に出発。
舗装路を5分ほど歩いたところにある登山口から山に入ってきます。
まだ6時なのに日差しがきついです。暑くなりそうだ。

手入れされた杉林をもくもくと進んでいきます。
スロースターターな私は嫁さんについて行くのに必死。

駐車場から1時間半で堂所に到着。
傾斜はきつくはないけれどずっと登りが続いているため多少疲れました。
まだまだ先は長いのでエネルギーを補給してすぐに出発。

七ツ石小屋下の分岐。
七ツ石山を通るコースはアップダウンがあり時間がかかりますので、登りは巻き道を選択。

巻き道は幅が狭く、すれ違いの際はどちらか一方が止まって道を空ける必要がありました。
あくまでも私の主観ですが、雲取山のハイカーはそれなりの経験者と見受けられ、皆さんマナーがよかったです。

富士山がキレイに見えました♪
頂上から噴煙が上がってるように見えたのですが、嫁さんにいうと「ただの雲やん」と一蹴されちゃいました。

駐車場から3時間10分でブナ坂(ブナダワと読みます)に到着。
ブナ坂は少し開けた場所でスペースがあり、何人かのハイカーさんが休憩をとっていました。
私たちは水分を補給しただけで先を急ぎます。
これは私の反省点なのですが、ちゃんと休憩をとらないとダメですね。
以前、日没直前に下山した苦い経験があり、どうしても時間が気になって先を急いでしまいました。

南アルプスも綺麗に見えました♪
北岳をはじめ、3000m級の山々が並んでいます。この時期はまだ雪をかぶってますね。

山の名前が分からないので帰宅後に調べてみました。
下2枚の写真のうち、農鳥山以外は全部百名山です。いつかは登りたい。


ブナ坂からは尾根道が続きます。
景色を眺めながらお散歩気分です。

標高が高くなるにつれ、富士山よりも手前にある山々も見えるようになり、
ずいぶんと山深いところまで来たんだなーと感じました。

開けた場所に出たなーと思ったらヘリポートでした。
テント張れそうだと思ったけれど、幕営禁止です。

ヘリポートを過ぎると、すぐに奥多摩小屋があります。
駐車場から4時間弱。初めて腰を下ろしての休憩をとりました。

先日登った大菩薩嶺も見えました。
そのときは山の名前が分からず、「あれが大菩薩嶺じゃないかなー」と言っていたのですが正解でした。

奥多摩小屋を超えると急坂が続きます。
壁のように立ちはだかっており、「こんな急坂は無理じゃ」と思うものの、
一歩一歩進むと乗り越えてるんですよねー。不思議。

だいぶ登ってきましたが、富士山に雲がかかり始めました。。。
これまでに十二分に堪能しましたので「まぁいいか」という感じです。

急な登りをもくもくと登る私。
まだまだ急坂が続きます。こういうときは無心で登るのみ。

そうこうしていると(たぶん)小雲取山に到着。
”たぶん”としたのは、どこにも標識がなかったんのです。ここが小雲取山であってほしいという願望も入ってます。

とぼとぼ歩いていると、前を歩いていた嫁さんが悲鳴をあげました。
何事かと思い前をみると、なんと鹿がいました。大きな声で驚いたのか私たちからは離れていきましたが、
私たちの後ろのハイカーに近づいていってました。人間から餌をもらえると期待してるんだろうか。

避難小屋が見えてきました。雲取山の山頂まであと少し。

駐車場から5時間ほどで雲取山の山頂に到着! 百名山ゲットです!
立派な石の標識は東京と埼玉のもので、少し離れたところにある木の標識は山梨県のものでした。
しかし、石の標識って感じが出ませんねー。

東京&埼玉と山梨とで、別々の標識を建てて仲が悪いのか?と思いきや、
その理由は山頂の位置にあるようでした。私たちが歩いてきたコースはずっと山梨県なのに山頂だけ山梨県ではないなんて、、、
しかも山頂の標識にも県名を入れてもらえず、なんだか可哀そうな山梨県。
それとも「山梨には富士山があるから別にええよ」という感じでしょうか。笑

山頂ではお昼ご飯を頂きました。

今回はデザートもあります。 大変美味しゅうございました!
こういうご褒美があると、苦しくても登れちゃうんです。

お腹を満たしたら下山開始です。
だいぶガスってきており、富士山は見えにくくなっていました。

奥多摩小屋を過ぎたところには、テントが張られていました。
今日は泊まりでしょうか。いいですね~!

ブナ坂にはたくさんのハイカーがいました。

ブナ坂からは七ツ石山を通るコースを選択。
さっきまでたくさんのハイカーがいたのに、ほとんどハイカーがいなくなり、不思議に思っていると、
目の前に急坂が現れました。たぶんこれがハイカーのいなくなった理由かな。

ぜぇぜぇハァハァ頑張って登ると、七ツ石山がありました。雲取山から1時間30分。
こちらも立派な石の標識になっていました。雰囲気出ませんねー。金持ちの東京都。
後ろを振り返ってみましたら、さっき登った雲取山がみえました。
こうやってみると遠いな。

尾根コースとお別れして、七ツ石小屋、鴨沢方面へ進みます。

七ツ石小屋に到着。ここでバッジをゲット。

後は転げ落ちるようにもくもくと下ります。

もくもくと下ります。ほかのハイカーさん達も下りは無言のようです。

雲取山の山頂から3時間半、ようやく道路が見えてきて登山終了。お疲れ様でした。

山で出会った植物たち。

久しぶりにまた登ろうと思える山でした。
東京から近いし、眺望もいいし、そこそこ登った感もあるし、ちょうどいい感じ。
トレランにももってこいのコースでしたので富士登山競争の練習にもいいかも。爆
今回は休憩を含めて9時間半。
それだけ動いてもヘトヘトにはならず、まだ余裕がありましたので、だいぶ体力が付いてきた感じはします。
夏山に向けていい感じです。夏山、どこ行こうかな!
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