いつも見に来てくれてありがとうございます。
久々の山行です。
人の少ないであろう平日に休暇を取り、8/6(木)に長野県にある入笠山に登ってきました。
久々の山行で心身ともにリフレッシュできました。

入笠山は南アルプス・赤石山脈の北端にある標高1995mの山。
今の時期、高山植物がたくさん咲いていて、
山頂は360度の大パノラマで八ヶ岳や富士山、遠くには北アルプスの山々を楽しめるという。
いつもの如く嫁さんがリサーチしてくれたんですが、
私「標高もそこそこあるし、しんどいんでしょう?
久々の山行で体力が落ちてるし、、、」
嫁「沢入登山口からピークへの標高差は約500mとお手軽で、
登山口とピークの往復だけなら3時間で行けちゃうよ。」
私「じゃぁ、入笠山にしようか。」
というやり取りがあって入笠山に決定したわけですが、
実際には少し欲張って大阿原湿原のさらに奥のテイ沢まで足を延ばし、
休憩込みだけど8時間の山行になってヘロヘロになりました。(^_^;)

以下山行記録です。
7:00 沢入登山口の駐車場に到着。
平日ということで駐車場は空いておりました。
7:45 沢入登山口を出発。

5か月ぶりの登山でワクワクです。

初っ端から急な登りが続きます。スロースタートの私には辛く、いきなりゼェゼェハァハァ。
普段走ってるけど登りで使う筋力はやっぱり衰えていました。辛い。

他の登山客と”密”になる時だけマスクをできるよう、このように引っ掛けておきました。
もちろんアベノマスクです。通気性がいいので愛用しております。

少し歩くとガスに包まれました。太陽が出てきて空気が温められたのかな。
この日の天気は晴れの予報でしたが、このガスは晴れてくれるんだろうか。
ピークからの眺望を心配しつつ前に進みます。

歩いていると鳥のさえずりが聞こえてきました。久々に聞く鳥のさえずり。
「これこれ、いいよねー」と思わず立ち止まり、目を閉じて聞き入りました。
音は写真に録れないねーと思ったけど、動画なら録れるじゃんってことで
動画を録ってみました。是非聞いてみてくださいまし。
登山道の脇には小さなお花がチラホラ。その度に足を止め、カメラを取り出して撮影。
これまでなら通り過ぎていたところですが、久々の山行ということもあり、花をめでる時間を大切にしました。
嫁さんが花の名前を調べてくれたので記載しておきます。間違ってたらメンゴメンゴ。
シナノオトギリ(信濃弟切)。 おしべがピヨーンと飛び出ていて必死感がいいね。

マルバダケブキ(丸葉岳蕗)

キオン(黄苑)

ヤマホタルブクロ(山蛍袋)

ちょいと中を覗いてみたところ、産毛のようなものがありました。どういう役割をしてるんだろう。

ヤマハハコ(山母子)

写真をバンバン撮りながらでしたので(=休憩しまくり)、
体力の落ちた私達にはちょうど良いペース。
辛さを感じることなくお花を楽しみながら歩けたので、
「やっぱ山っていいよねー」なんて言いながら歩いてました。
登山道には似つかわしくない電柱に出くわします。ムムムッ。
雰囲気が壊れるのでできることなら登山道から離れたところに設置してくれないかしらね。

シダ類。円形に葉がピヨーンと伸びてるのは面白いね。


だんだんとガスが晴れてきて空も見えてきたので標高が上がってきたことが伺えます。


この時点で気温は20度。湿度があって少々暑いくらいでした。


9:15 入笠湿原に到着。
柵があって「おやっ? 通行止めかな?」と一瞬焦りましたが、鹿除けの柵でした。ほっ。

門扉を開けて入笠湿原に足を踏み入れたところ、
そこは別世界でした。
もう当たり一面、花、花、はな、ハナ、ハナハナハナ
ナハ、ナハ、ナハ。(せんだみつお)
今まで登山道の脇に咲いてる花をちょこちょこ写真撮影してたのがバカみたいに思えるくらい、
高山植物が咲き乱れておりました。
クガイソウ(九蓋草)。初めましてのお花。


?シシウド(猪独活)?と、初めましてのコバギボウシ(小葉擬宝珠)。

カラマツソウ(唐松草)?

ツリガネニンジン(釣鐘人参)?

チダケサシ(乳茸刺)。お初です。

コオニユリ(小鬼百合)?

アザミ(野薊)?


ダイコンソウ(大根草)?

クサレダマ(草連玉)。こちらもお初です。

サワギキョウ(沢桔梗)


エゾリンドウ(蝦夷竜胆)


ヤナギラン(柳蘭)。こちらも初めて出会うお花です。

私のデジカメは広角レンズじゃないので湿原の全景を撮れないけれど、まぁまぁ広い湿原でした。
この写真は緑ばっかりで花が見えませんけど、実際は黄色やオレンジ、紫、ピンクなど、色とりどりの花が咲き乱れているんです。
この景色をちゃんと撮れるカメラが欲しい。それ以前に、う、腕前か?

ところどころに小川が流れており、湿原というのが分かります。

ツリフネソウ(釣船草)

カラマツソウ(唐松草)?

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)の蜜を吸うアサギマダラ。

こちらはヒョウモンチョウ。

ホソバトリカブト(細葉鳥兜)

ノハナショウブ(野花菖蒲)。変わった形の花ですね。こちらもお初です。


キリンソウ(麒麟草)と、左上の小さいお花がミツバツチグリ(三つ葉土栗)?。


素通りしたら3分ほどのことろを50分ほどかけて湿原のお花を堪能しました。
大満足で、まだピーク踏んでないけど、もう帰ってもええかという気分になりました。
10:05、湿原を出たところにある山彦荘に到着。

立派なトイレがありました。林道があって一般車は規制されてますが関係者は車で来れるみたいです。

ここで一休み。凍らせて持ってきたゼリー。ほぼ溶けてしまってましたが、ヒンヤリ冷たくて美味しゅうございました。

写真がいっぱいになってきたので一旦区切ります。
その2に続く。
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