いつも見に来てくれてありがとうございます。
先日購入したポラール PACER PRO。
4月末に発売されたばかりでネット上に情報も少ないので、
こんなことが出来るよーってことを書き記しておこうと思います。
その前に、私のGPSウォッチ選びについても書いておきたいと思います。
トレランをする私がGPSウォッチに求めていたものは、心拍計、駆動時間とルートナビ機能。
心拍計は今となっていはどのモデルにも付いていますけど、
オーバーペースで頑張りすぎているのか、あるいはサボちゃっているのか
心拍数を見れば一目瞭然ということで、心拍数を目安にペースを調整した走りをしたいので必須。
駆動時間は、次は80kmクラスのレース完走を目標にしているんだけど、
そのクラスのレースでは制限時間が20時間くらいになるので、
少し余裕を見て実質24時間くらい、カタログ上では30時間は欲しい。
ルートナビ機能はトレランでは必須。でもスマホで代用できるからGPSウォッチにはなくてもいい。
とは言えいちいちスマホを取り出して確認するのは手間になるから、さっと腕時計で確認できたらいいよなーと思っていた。
そんな条件を満たすのはお高い上位機種ばかりで中には10万円を超えるものも。。。
10年くらい使えるなら清水の舞台から飛び降りちゃってもいいかなと思えるけど、
バッテリーが劣化して3、4年くらいで寿命なことが多い。バッテリー交換もできないし。
私の価値観では予算の上限は5万円と設定。
ということで上位機種は諦めて、欲しかったルートナビ機能も諦めて
ピックアップした候補が下表のモデルです。
モデル | 駆動時間 | 重量 | 定価( 税込) | 実売価格 | 販売店 |
ガーミン 245 | 22時間 | 39 g | 38,280 | 33055 | Amazon |
ガーミン 55 | 20時間 | 37 g | 27,280 | 24145 | Amazon |
COROS PACE2 | 30時間 | 29 g | 27,390 | ||
Suunto 5 Peak | 20時間 | 39 g | 43,890 | ||
Suunto 7 | 12時間 | 52 g | 64,900 | ||
POLAR PACER | 40 g | 29,700 | |||
POLAR PACER PRO | 35時間 | 41 g | 43,780 | 39006 | Yodobashi |
POLAR GRIT X | 40 時間 | 64 g | 65,780 | 55710 | Yodobashi |
POLAR GRIT X PRO | 40 時間 | 79 g | 73,700 | 60579 | Yodobashi |
POLAR VANTAGE V2 | 40 時間 | 52 g | 76,780 | 66627 | Yodobashi |
最初に見ていたのがメジャーなガーミン、Suunto。しかし、いずれも末期モデル?で稼働時間が条件を満たさないので却下。
元ガーミンユーザとしては使い勝手などいいと思っていたので苦渋の決断。
お次は近年話題のCOROS。29gと超軽量で駆動時間も30時間と条件を満たしている。
いいじゃん!と思ってポチッとする一歩手前まで行ったが、デザインが好みではないのが引っ掛かり、他も探してみることに。
それでヒットしたのがPOLAR(ポラール)。フィンランドのメーカーで心拍計のパイオニア。
以前ポラールのGRIT Xを欲しいと思っていた時期があったんだけど、お値段が高めなので
安くなるのをずっと待っていたんだけど安くならずに諦めた経緯があった。
で久々に値段を確認してみると若干安くなってましたがまだ5万円を超える。。。
ポラールのホームページを見てみると、新商品が出ているじゃないですかー!
それがPACER PROでした。
PACER PROはランニングに特化したモデルで、心拍計はもちろんあり、駆動時間はなんと35時間。
そのうえ欲しかったルートナビ機能もあって、お値段は5万円以内といずれの条件も満たしています。
ポラールの、トレラン向けの上位機種であるGRIT X PRO、VANTAGE V2と何が違うんだろうと機能比較してみたのですが、
違いが見つかりません。ほぼ同じ機能を持っているのにお値段の差は何?と思うが解は見つからず。
まぁ見た目の質感が若干チープですが、そこは目をつぶりましょう。
ということでポラール PACER PROが私のもとにやってきたのでした。
前置きが長くなりましたが、
ここから本題の「ポラール PACER PROでこんなことが出来るよー」ってことを書き記していきます。
といっても、ほぼルートナビ機能についてです。
GPXデータを取り込んだ場合と、kommotによるターンバイターン方式のルートを取り込んだ場合をそれぞれ書いていきます。
まずはGPXデータと取り込んだ場合。
先日経ヶ岳に登った際に使ってみました。
このように(↓)ルート表示が可能です。ゴールまでの残り距離も表示してくれます。
「次、右です!」といった案内はありませんが、ルートを外れた際に警告はしてくれます。
コンパス機能もあり。
標高図が表示できるうえ、今どこまで登ってきたかも分かります。
ハイキングモードでの心拍数の表示はこんな感じ。現在値のほか、最低/最大も分かります。
GPXデータが一部壊れていたようでルートナビ機能をオフにしたのですが、
その場合は今まで登ってきた高低図の表示が可能。
お次はkommotによるターンバイターン方式のルートを取り込んだ場合。
朝ランで使ってみました。
komootによるルート作成が面倒かなぁと不安に思っていたのですが、やってみると簡単。
地図上でスタートとゴールを設定すると、指定したアクティビティ(ラン、サイクリングなど)に応じてルートを自動で作成してくれます。
ルートの修正も簡単で、地図上で修正したい部分のルートをつかんで所望のルート上で離すと変更可能。直観的で使いやすいです。
あ、そうそう。1つ落とし穴がありました。
komootの地図は東京は無料ですが、他県は有料でした。
そんなに高くはなく、外国を含め全世界の地図で29ドル。
今、10ドル引きの期間限定クーポンの案内があり、迷っているところ。
komoot上で作成したルートは、ポラールのアプリ上で連携しておくとアクセスが可能で、
アプリと時計とを同期することで時計にルート情報を持ってこれます。
ターンバイターン方式というものが何か分からず、たぶん、曲がり角で案内してくれるのだろう、くらいに思っていたのですが、その通りでした。
曲がり角の30m手前でブルっと振動で教えてくれます。その後残り距離をカウントダウン表示してくれ、0mで”今”と表示してもう一度ブルっと振動で教えてくれます。
ルートを外れると警告してくれます。
画面モードをルート表示モードではなく、ランモードにしていた場合でも30m手前になると教えてくれます。
以上が私の欲しかった、ポラール PACER PROのルートナビ機能のレポでした。
あと面白いなと思ったのが睡眠を分析して評価してくれる機能。
疲労の回復には睡眠が重要ですから、このように(↓)評価してくれると
もっと睡眠の質をよくしようと考えるきっかけになります。
最後、少しお得だなと思ったことですが、ベルトが2つ入っていました。
他のモデルは2サイズ(SとM-L)あったのですがPACER PROは1サイズ(S-L)しかなく、
何でだろうと思っていたのですが、Sのベルトと、M-Lのベルトが入っていました。
サイズの異なる製品を別々に用意するよりかは1製品にしたほうが楽なんでしょうね。
ベルトは使い込んでいくと経年劣化で切れちゃいますので有効活用させていただきます。
純正ベルトはお高いですから、これだけで2、3千円のお得です。ラッキー。
なお、ポラールでは血中酸素濃度が測定できません。そんなに気にしていなかったのですが、
7月の富士登山競走にエントリーしていて高山病の不安があるので、血中酸素濃度が分かれば参考になるなぁと買ったあとに思った次第。
買う前に気づいていたとしてもポラール PACER PROを選択したことでしょう。
お値段そこそこなのに、駆動時間よし!機能も満載! 満足できる買い物でした。
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