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美ヶ原トレイルランセルフチャレンジ 45Kのレポ、嫁さん編でございます。
今回も嫁んさんが応援にきてくれました。
私が走っている間、可能なら応援ポイントに先回りして応援してくれたり、
それが無理な場合は、会場近くの街並み散策なんかして時間をつぶしてくれるんだけど、
今回のコース、先回り可能なポイントはなく、しかも山の中なので街歩きもできません。
そこでどうしたのかというと、スキー場の山頂まで歩いて行くことにしたんだって。
実際にはその先の「北の耳」まで歩いたそうです。
すげー。私ならスマホ見たり、疲れたら車の中で寝てるわ。
でもそのおかげで、「山頂から絶景が見れて良かった」と申しておりました。
あと、「あのゲレンデの急斜面、半端ないね!」とも。
私としては走ったコースの眺望や過酷さを共有できて嬉しい限り。
嫁さんが見た景色を撮影してきてくれたので、番外編としてご紹介しますね。
まずはロード。走ってても長いロードだけど、よく歩いたね。私なら心折れそうだけど。
中腹にあるレストハウスごしに見える山頂。よく引き返さなかったものです。
中腹からはゲレンデを登って行きます。複数あるゲレンデのうち、比較的傾斜の緩いコースなんですが、それでもキツイ。
鹿のふんがたくさん落ちてたけど熊はいないのか不安になったそう。「熊鈴、買うわ」と言ってました。
一段と急な斜面。私はここで早くも絶望的な気分になりましたが、嫁さんは「登るしかない」と思って淡々と登ったらしい。
こちらは振り返ってみた写真だけど、急斜面であることが分かると思います。
1時間半かかってスキー場の山頂に到着。まずまずのスピードですね。
北側の山ですが、ズームアップすると鉄塔が建っているのが見て取れます。たぶん美ヶ原。
ちなみに私が今回走った45Kのクラスは、美ヶ原トレイルランというのに美ヶ原には行きません。
美ヶ原まで行くのは80K以上のクラスになるんだよなー。今の走力じゃ無理。トレーニングしなきゃね。
南東には蓼科山(写真左奥)。右手前は殿城山です。
私が通ったときはガスの中で何も見えなかったのですがこんな景色が広がっているんです。
蓼科山の南に八ヶ岳があるんだけど、雲で見えず。
せっかく登ってきたし、時間もあるので、北の耳まで行くことにしたそうです。
西には八島ヶ原湿原。64Kはこちら方面にも行くみたい。遠いな。
八島ヶ原湿原の奥に見えるのは、霞んでよく分からないけど、きっと御嶽山。
北の耳に到着。
八ヶ岳はまだ雲の中。雲が晴れるまで少し待つことにしたそう。
こちらは車山方面。
右下に選手がチラッと映ってますが、何人かの選手が通過していったそうです。たぶん15Kの選手かな。
右下に選手がチラッと映ってますが、何人かの選手が通過していったそうです。たぶん15Kの選手かな。
北の耳で30分ほど粘ってようやく八ヶ岳の雲が晴れたそうです。いいね!
その後、下山。
スタッフの方が15Kの選手と間違えて、嫁さんにも応援してくれたそうです。
まぁ、普通こんなゲレンデを下っていく登山客はいませんので選手と間違いますよね。
下りは楽ちんかと思いきや、着地の衝撃が半端ないんです。
嫁さんもこの下りの辛さを味わったようで、しっかりと筋肉痛になっておりました。
ゴール。写真自体は私がゴールした時に撮ったもので日が暮れかけていますが、
あの山の向こうまで歩いて行った嫁さん、偉い!
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美ヶ原トレイルラン セルフチャレンジのレポ、復路編でございます。
長門牧場のエイドからレポ再開。
長門牧場のエイドでは、まったりと休憩しつつ、水分を摂ったりおやつを食べた。
この頃には口の中が渇いており固形物はもごもご食べにくく、水で流し込むという感じ。
せっかくの美味しいおやつが台無しだ。
その後、頂いた水にメダリスト(クエン酸などの粉)を溶かしてドリンクを作り、
補給食を取り出しやすいポッケに移し替えたりしつつ、次に進むための準備。
マラソンみたいに1分、1秒を争うわけではないので、皆さんもゆっくり体を休めしていた。
トレランのこういう時間や雰囲気、好きだな。
いつまでも休んではいられない。意を決してリスタート。
スタッフの方が盛大に手を振って見送ってくれた。一瞬だけど疲れを忘れるね。
本沢橋エイドまでの復路ルートは、往路とは別で、中央分水嶺トレイルを通る。
あまり人が入ってないのか草木が鬱蒼としており、目印のピンクリボン(主催者が用意してくれたもの)を探しながら進んだ。
ちなみに山でよく見かけるピンクリボン。登山道の目印かと思っていたけど、
林業関係者などが境界を示すために設置しているものもあるらしく、注意が必要。
水路出現。
前に人がいると頑張れる。離されまいと走り続けることが出来ちゃうんだよね。
前の人が歩くと自分も歩いちゃうけど。
渡渉。野趣あふれる感じがあってワクワクしてしまう。
本沢橋エイドまで戻ってきた。ここまで32㎞、5時間30分。
このエイドでは水とこんにゃくゼリーを提供してくれていた。
感謝しかないんだけど、カロリーゼロってどうよ?と思ってしまった。
でも、こんにゃくゼリーはつるんとしていて食べやすくちょっとだけ嬉しかったりもした。
楽しみにしていたイチゴ味のワッフルも食べたんだけど、水で流し込むしかなく、味なんてよく分からなかった。
ここでも水を補充。今度はメダリスト(クエン酸などの粉)を入れなかった。
メダリストって疲れているとすっぱく感じるそうんだんだけど、
酸っぱすぎて口の中が不快で飲みづらいなっていたため。
疲れを解消するためのものだけど飲めないと意味ないから致し方ありません。
準備を整えてリスタート。
行きに手こずった急な下り斜面。
今度は登りだ。まるで壁のように立ちはだかっている。
足首を固定してつま先だけで登れば楽なんだろうというのは頭にあって、ちょっと試してみたんだけど、
ふくらはぎがぱんぱんになりそうな予感。今ここでふくらはぎを痛めると完走が危うくなるのでやめておいた。
とりあえず必殺 ”横歩き”で対応。乗り越えたときにはかなり疲弊しており、もう走れないぞ!と思ったけど、
登りと下りでは使う筋肉が違うので走れちゃうのだ。
大門峠を通過。ここまで33.5km、6時間10分。
風が強くなってきたようで、スタッフの方から殿城山の稜線に出たらウィンドシェルを着るようアドバイスいただいた。
こういう的確なアドバイスは助かりますね。
ススキがキレイな草原。一瞬この坂を上るのか!?と思ったけど、右方向で安堵。
この後、コースをロストしてしまいました。
倒木がたくさんあり、草ボーボーになってきたのでおかしいなと思いヤマレコで現在地を確認すると若干コースとずれていた。
来た道を戻っていると2人のランナーがやってきたので、コースを間違えている旨を伝えて一緒に戻って本来のコースを発見。
本来のコースはある地点を左折しないといけなかったんだけど、左折したあとにピンクリボンがあって、
なかなか気付かないよね。まぁでも100mくらいのロスで済んで良かった。
気持ちを取り直してリスタート。
ちょっと歩きが多くなっていたんだけど、その2人のランナーが走るもんだから
私も釣られて走りました。意外と走れるもんです。メンタル大事。(^_^;)
ちょっとだけ林道に出ます。ここで応援の方がいらしてチョコをいただきました。
くちどけのいいチョコで美味しかったです。サンキュー!
ここからは殿城山に向けて登って行きます。
石がゴロゴロした登山道でめっちゃ歩きにくい。。。
ずっと急な登り一辺倒で疲弊。わたしゃ登りが弱いのよね。前のランナーからどんどん離れていきガックシ。みんな強い。
なんとか登り切りました。やったぜー。
ここまでくれば稜線をちょこちょこ走って後は下るだけ。
山頂付近は草原になっておりいい景色です。
車山との分岐。気象レーダー観測所が見えています。
ここまでで38㎞、7時間40分。
前のランナーはいずこ。終盤で疲れているはずなのに走ってるんだね。すごい。
気持ちのいいトレイル。私も最後の力を振り絞って走りました。
南の耳
北の耳
ブランシュたかやまスキー場の山頂まで戻ってきた。
ここまでで40㎞、8時間10分。
ここでワッフルを口に詰め込み水で流し込み最後の栄養補給。
ウィンドシェルを脱いで、ストックも仕舞い込み、走る準備万端です。
あとはゲレンデを下るのみ!
ひゃっほー!と走って下れる姿を想像していたんだけど、
傾斜がきつくて脚への負担が半端ない。
歩きはしませんでしたけど走ったとは言い難い、そんな感じで下ってきました。
ゲレンデの下りがラスボスだね。
最後は舗装路。体は疲れているけど、もうすぐゴールという安堵と、
あーもう終わっちゃうのねという一抹の寂しさが入り混じってました。
ゴール! 45㎞、9時間弱の旅。長かったー。
ヘロヘロになったけど気持ち良かった。
やっぱり大会はいいですね。気持ちが入る。
大会の中止が続いていたときは、1人で走ればいいやん!と思っていたけど、全然違うね。
スタッフや応援してくれる方がいて、一緒に走る同志がいる。いいね。
また来年も出場したいと思います。
次はステップアップして80Kといきたいところだけど想像ができない。
それから、たまにはボランティアもしようと思う。
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美ヶ原トレイルラン セルフチャレンジのレポ、往路編でございます。
スタート地点であるブランシュたかやまスキー場には5時に到着。
スタート地点であるブランシュたかやまスキー場には5時に到着。
45Kのスタートは7:30。2時間半も前に来たのは64Kのスタート(5:30)に間に合わせるため。
僕にとっては64Kは雲の上の存在。猛者たちの雄姿を見てみたかったのだ。
64Kスタートの動画も撮ってみた。みんなスゲーな。カッコいい。
64Kのスタートを見届けたあと、車に戻り朝ごはんを食べたり、トイレに行ったり、
テーピングをしたりして準備。なにげにメールをチェックしてみたら、
前日のPM9時にコース変更のメールが届いていたことに気付き焦る。
コースのGPXデータを取り直す必要があるんだけど、パソコンではやったことあるけど、
スマホでは初めてでやり方が分からず焦り倍増。なんとかGoogle先生に教えてもらって
事なきを得ましたが、あっという間に45Kのスタート時間に。
結局10分遅れの7:40にスタート。今回、密を避けるために7:30~8:00の間に好きなタイミングで
スタートすればよかったので助かりました。
1人寂しくスタート。
いつもなら周りのペースに釣られてしまうところだけど、マイペースでスタートできるメリットもあり
それはそれで良かった気もします。
スキー場の中腹までは舗装路を登って行きます。
スキー場の中腹に到着。ここからはゲレンデを登って行きます。
コース紹介に、スキー場の頂上である大笹峰までは焦らず歩くべし!と書いてあったので、
早歩きに徹しました。走ろうと思っても傾斜がきつくて走れませんけどね。
みんなも歩いているんだけど、結構速いペース。どんどん抜かれていきました。皆さん、強いなー。
登るにつれガスが濃くなってきました。ちょいと幻想的。
スキー場の頂上である大笹峰に到着。ここまで4.6㎞、約50分。
ここから景色が見えるはずなんだけどガスの中。
う~ん、もったいない。トレランの醍醐味である眺望はオアズケです。
大笹峰からは下りで、コース紹介でも「ここは走りましょう!」と書いてあったので
軽快に走りました。振り返ると、ここが一番気持ち良く走れた部分かな。
途中から林道にでて淡々と下ってきたところで、エコーバレースキー場の駐車場までやってきました。
ここで前を走っていたランナーが引き返してきて、不安そうな顔で「コース間違ってないですよねぇ?」と言う。
話を聞くと、どうも手前にあった分岐で左手のほうへ下っていくランナーがいたそう。
あらら、そちらはコース変更前のコースだ。知らずに行っちゃったのね。
前日に急遽コース変更があり、分岐を右手に進むので合っている旨を教えてあげました。
林道から再びトレイルへ。気持ちのいいトレイルが続き、走れる喜びを実感。
時計を見るとスタートから1時間半も経っていた。まだまだ元気だけど、1つ目のジェルを食べた。
大門峠に到着。ここまで11㎞、約1時間40分。
車道を横切って進みます。この交差点のはす向いに白樺湖があるはずなんだけど、今は観てる暇はない。
急な下り坂に遭遇。踏ん張ってもズズズーを滑り落ちてしまうくらいの急斜面。
前のランナーさんは走って下っていきました。マジすごい。
本沢橋エイドに到着。ここまでで12.5㎞、約2時間。
エイドでは水とスポーツ羊羹を提供してくれていました。
水はまだ十分にあったのでスポーツ羊羹だけ頂き、先へ。
ここからは未舗装の林道が延々と続き、だんだんと疲れを感じてきて、
ちょっとでも登りになると歩きに。。。
たまに見晴らしのいい場所にでくわし、記念撮影と称して休憩。
走れないところはストックを使いながら早歩き。
今回レースで初めてストックを使ってみたんだけど、すごい手助けしてくれるツールであることを実感。
ストックなしでは完走できなかったかもというのは過言ではないと思う。
延々と続く林道に心折れかけたところ、目の前に草原が広がり、ちょいと感動。いい景色だ。
そんなこんなで長門牧場エイドに到着。ここまでで24㎞、3時間40分。
足に疲れが溜まってヘロヘロ状態。もうリタイアしてもいいんじゃないか?と頭をよぎる。
後ろのランナーがしきりと「寝転びてー」と連呼していた。
まったく同感だったが起き上がれなくなりそうだったので我慢。
ここでは水を補給し、カロリーメイト的なビスケットのようなものを頂きました。
水分の摂りすぎで若干尿意を感じたのでトイレを拝借。
ちなみにこの牧場は観光地としても有名でたくさんのお客さんがきていた。
ヘロヘロの我々を見てどう思ってるのかな?と気になった。一般人には理解できないよね。
以前 蓼科山に登った帰りに立ち寄ったことがあって、
ソフトクリームが美味しかったのを覚えていたので、
買って食べようかめっちゃ迷ったけど、お腹が痛くなったらダメなので諦めました。
お腹弱いのだ。残念。
長くなってきたので一旦区切ります。
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