星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

別府温泉道名人への足あと(13)第13湯 永石(なげし)温泉

2016年06月14日 23時48分12秒 | Weblog
末広温泉の駐車場には他の車もいなかったので、少し延長して停めさせてもらい(もちろん無断で)そのまま引き続き近くの永石温泉に回ることとしました。

共同浴場への先入観も手伝ってか、見つけるのにちょっと苦労しましたが、見つけてみればいかにも別府の温泉らしい佇まいの建物です。竹瓦温泉を小さくしたような堂々たる寺院風の構えです。脱衣所から階段を4〜5段降りた低いところにある浴槽は熱めの湯を満々と湛え、入浴する者を熱く歓迎してくれているようです。先客のおじさんが「熱かったら水でうめたらいいよ」と親切に言ってくれましたが「いえ、少しくらい熱いほうが好みですから」とちょっと熱めの風呂にサクッと浸かって、末広温泉の駐車場の方も気になったので、早々に退出しました。体を洗うこともなく、せいぜい頭に源泉を数回かけ流すだけの入浴なので、滞在時間は10分程度なのです。それ以上長居するとハシゴ入浴で湯あたりしそうで心配です。

多くの市営温泉がそうであるように早朝6時から開いているので、早く目が覚めてしまって身の置き場のないときなどにふらっと立ち寄るには、特に市街中心部に宿泊している場合などには便利な存在です。駐車場がないのが難点といえば難点ですが。

町中で手軽に入れる温泉として、私もこの後何度もふらっと立ち寄って重宝に利用させてもらっています。車は近所のコンビニの駐車場の隅の方に目立たないようにひっそりと停めさせてもらっています。(私の場合長くてもせいぜい10分程度ですから、コンビニのサービス範囲内だろうと勝手に解釈しているため、罪の意識はありません。)