星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

別府温泉道名人への足あと(21)第21湯 ひょうたん温泉

2016年06月26日 21時30分05秒 | Weblog
 

イベントの多い別府と前に書きました。隣の湯布院でのイベントで今や全国に知れ渡っているのが「牛喰い絶叫大会」。由布岳の麓に展開する牧場の一角に絶叫舞台を作って、その壇上から大きな声で絶叫し、最大の騒音を出した人が表彰されるイベントです。子供あり、大人あり、中には外人もいて日頃の思いをデカイ声張り上げて叫び、終わったあとに当地の名産「豊後牛」の焼き肉で腹を満たす趣向です。タイトルからはもっとワイルドなイベントを想像してでかけたのですが、「なあんだ、そういうことか」と10月半ばですでに寒さが忍び寄る由布岳山麓を早々に逃げ出しました。

次に向かったのが日頃あまり通らない道の探索です。内成から別府にまっすぐに降りる道ばかり通っていて山肌を横に走ることが少ないので、今日は観海寺温泉の奥からラクテンチの裏側を廻り、乙原峠から別府浄水場への山道を走り、頭のなかの別府市街図がだいぶはっきりしてきました。やはり自分で走って覚えないことには地図が頭に入りにくいものですね。

 

長かった一日の締めくくりは鉄輪の名物温泉「ひょうたん温泉」です。

何が名物って、あらゆる種類の温泉が一箇所に集まった「温泉のデパート」的存在です。サイトをジックリ見てもらえれば納得してもらえるでしょう。ここならあらゆるアメニティーが揃っていてカミさんも安心して温泉を堪能できるのです。ついでに今日はちょっと贅沢して貸し切り家族風呂を借り切ってみました。一日中居座って、温泉のあらゆる楽しみ方を満喫してみるのも面白いかもしれませんね。

温泉名人になると、ここの壁面に名札と顔写真が掲げられる栄誉に浴するらしいのですが、ちょっと恥ずかしいだろうな。



別府温泉道名人への足あと(20)第20湯 浜脇温泉

2016年06月26日 08時25分42秒 | Weblog
  

駐車場から車を出す前の最後のハシゴ段、浜脇温泉です。

本日最初に入った湯都ピア浜脇が、アクアハウスのような新しいコンセプトの健康保養施設であったのに対して、ここは昔ながらの銭湯を思わせる単純温泉型施設で、私はこちらのほうが好みです。他の市営浴場よりもやや大型で、新しそうでしたが、入り口から一段下がったところにある浴槽は、別府温泉の独特の姿をたたえています。住吉温泉に引き続き、「アツッ」とスパポートにメモが残っているところを見ると、かなり熱めのお湯であったに違いありません。今こうして思い出しながら書いていると、5軒ハシゴした最後のお風呂の記憶は定かでありません。

駆け足で巡る温泉道とはいえ、もちょっとゆとりを持って温泉をジックリ楽しみながら廻るようにしたいものと反省しながら、カミさんの待つホリデーハウスに向けて駐車場を出た頃には陽もとっぷりと暮れていたことは覚えています。