星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

別府温泉道名人への足あと(8)第8湯 夢幻の里 春夏秋冬

2016年06月04日 12時18分01秒 | Weblog
ホリデーハウスは内成の地元の方々とAPU大学のLSB(Long Stay Beppu)研究会との協働プロジェクトであり、滞在中に研究会の学生さんによるインタビューがあります。外国に比べてまだまだ普及の遅れている長期滞在型・現地生活体験型の旅行形態は、今後日本でも普及の余地が大きいはずだという仮説を実証研究するLSB研究会が、実際に滞在した利用者から情報収集したり意見聴取するのが目的のインタビューです。

短期間の「旅行者」では気がつかないことで、長期に滞在する「生活者」の目で初めて見ることのできる物事は山ほどあるはずです。特に遠くから高い旅費をかけて訪れるなら、最低一週間は滞在しないと勿体無いことです。さりとて、ホテルや旅館に一週間以上滞在したら宿泊費が膨大になります。リーズナブルな経費の範囲でなるべく長期に滞在して現地生活体験型の旅行をしたいと希望する我々には、このホリデーハウスは願ったり叶ったりの施設ですっかり気に入りました。LSBで想定した利用者像を90パーセント以上体現した我々はこの研究室にピッタリの研究材料のはずです。我々もこの研究室の掲げるテーマに大いに共鳴するところがあるので、訊かれたことに答えるにとどまらず、ゼミの教官気取りで学生さんについつい余計なことをしゃべりまくって迷惑かけてしまいました。



久しぶりに若い学生さん相手にしゃべりまくって一仕事終えたご褒美に、リーズナブルで美味しい海鮮丼を食べて、これまた久しぶりに自分好みの白濁硫黄泉、「夢幻の里・春夏秋冬」に立ち寄りです。

堀田温泉を横に見ながら、案内看板に従って堀田温泉の脇にある細い山道を走ること数分。山間の秘湯という雰囲気の建物に到着。2013年にリニューアルオープンしたそうで、家族風呂を含めて全てが露天風呂のみで内湯はありません。民営であるため大人700円とやや高めの入湯料です。雨の後だったせいか、一人だけいた先客が早々にあがってしまったので、紅葉が必要以上に浮かんでいる浴槽の落ち葉拾いをしてあげました。気のせいか泉温もぬるくてコスパの良い温泉とは言えない印象でした。

さらに詳しくはビデオをご覧ください。