星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

別府温泉道名人への足あと(9)第9湯 鬼石の湯

2016年06月05日 12時32分33秒 | Weblog
私はスタンプを集める必要から一日にいくつもの温泉を巡りますが、カミさんはそんな趣味はないから「一日一湯」が基本です。「春夏秋冬」がイマイチで、なんとなく消化不良気味であったので「もう一丁行こうか?」とダメ元で水を向けたら「いいよ」と来たもんです。

そういえば別府に来たのに、別府八湯の中心的存在の鉄輪温泉にはまだ挨拶がすんでいません。数多ある市営・区営の共同浴場はいずれそのうち単身でハシゴすることにして、今日はカミさんの要件をクリアできる温泉として「鬼石の湯」を試すことにしました。鬼石坊主地獄から吹き出す蒸気の轟音を聞きながら入り口に向かいます。入湯料600円の民営施設だけあって内湯・露天風呂・展望風呂と施設が充実しています。

先ほど浴びてきた「春夏秋冬」の硫黄泉で皮脂が除去された体をしっとりと仕上げる、メタケイ酸をたっぷり含んだ泉質だそうで、保湿・保温効果も抜群とのことです。口に含むとちょっとしょっぱいのは鉄輪地区の特徴らしい。

「先に明礬温泉、その後に鉄輪温泉」なんて方程式があるとは、さすが温泉道の奥深さですね。