1月15日の山形新聞に掲載されてました。
ビスフォスフォネートという骨粗鬆症に使われる経口剤、そしてガンによる高カル
シウム血症や骨転移に使われている注射薬と、歯科との関連がピックアップさ
れています。
ビスフォスフォネート剤を投与された患者さんのごく一部で、抜歯などの歯科
治療後に骨が壊死する「顎骨壊死」が報告されています。
「顎骨壊死」は口の中で骨が露出したまま治らなかったり、膿が出る、知覚麻痺、
歯の脱落、発熱、倦怠感といった症状もでることがあるようです。
予防の原則は
口腔内を清掃し細菌を減らし清潔に保つ。
がん患者に対する注射薬の場合、
原則として休薬せず、抜歯など侵襲的歯科治療を避ける努力を。
骨粗鬆症患者に対する経口薬の場合、
投与3年未満で、ステロイド剤使用、糖尿病、喫煙などリスク要因がない人は
薬を休まず、
投与3年以上、または3年未満でもリスク要因がある人は、主治医と歯科医が
ビスフォスフォネート剤中断のデメリットと歯科治療の必要性をよく相談し
可能なら3カ月程度の休薬が望ましい
とされています。
骨粗鬆症との関連
「顎骨壊死」は口の中が不衛生な状態において生じやすいとされています。
ですので定期的に歯科を受診し、歯ぐきの状態のチェックを受け、ブラッシング
(口腔清掃)指導、歯垢、歯石の除去などでお口の中を清潔にし細菌数を減らし
ておくことが重要とされています。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
ビスフォスフォネートという骨粗鬆症に使われる経口剤、そしてガンによる高カル
シウム血症や骨転移に使われている注射薬と、歯科との関連がピックアップさ
れています。
ビスフォスフォネート剤を投与された患者さんのごく一部で、抜歯などの歯科
治療後に骨が壊死する「顎骨壊死」が報告されています。
「顎骨壊死」は口の中で骨が露出したまま治らなかったり、膿が出る、知覚麻痺、
歯の脱落、発熱、倦怠感といった症状もでることがあるようです。
予防の原則は
口腔内を清掃し細菌を減らし清潔に保つ。
がん患者に対する注射薬の場合、
原則として休薬せず、抜歯など侵襲的歯科治療を避ける努力を。
骨粗鬆症患者に対する経口薬の場合、
投与3年未満で、ステロイド剤使用、糖尿病、喫煙などリスク要因がない人は
薬を休まず、
投与3年以上、または3年未満でもリスク要因がある人は、主治医と歯科医が
ビスフォスフォネート剤中断のデメリットと歯科治療の必要性をよく相談し
可能なら3カ月程度の休薬が望ましい
とされています。
骨粗鬆症との関連
「顎骨壊死」は口の中が不衛生な状態において生じやすいとされています。
ですので定期的に歯科を受診し、歯ぐきの状態のチェックを受け、ブラッシング
(口腔清掃)指導、歯垢、歯石の除去などでお口の中を清潔にし細菌数を減らし
ておくことが重要とされています。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。