すでに7月も後半ですが、毎年5、6月は学校健診の時期かと思います。
夏休みともなると小学生から高校生が健診の結果の紙を持って来院するのですが
健診で「むし歯あり」と記載されていても、歯科医院でよ~くみるとむし歯でないことも。
また、「むし歯はないと」と記載されていてもむし歯があることも。
教室の一室での健診には限界があるわけ。
ペンライトなど使う場合もあるけれど、
唾液や食物残渣(食べ残しのカス)が健診の正確性をにぶらせる。
レジン充填があっても上手に治療しているから健全歯にみえてしまうこともあるし、
健全歯と見えても実はむし歯になっていることもあるのです。
やはり診察室でよ~くみるのがより正確。
だから健診の結果に一喜一憂するのではなく、定期的な歯科受診が大切なのです。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。