ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

温度差がある

2011-07-22 06:27:53 | 診療中
  口の中を確認させて頂くと右にも左にも治療が必要な箇所があるのに、
  気になるところだけの治療をしてほしい、と希望される患者さんは少なくありません。

  ・長く通院する時間がない。
  ・金銭的な理由。
  ・痛くないからしなくていい。
  
  などなど理由はさまざまでしょう。


  歯科医師の視点からすると口を1つの器官とみてますから
  
  右にも左にも治療が必要な箇所があれば、それらすべて治療の対象です。
  
 

  患者さんからすると、右下の部位だけ気になるのだからそこだけが治療の対象なわけです。


  ですからそういう患者さんとは治療に際し、私たち歯科医師と温度差があるんですね。
 
  いかにしてこの温度差を無くしていくか。
  
  それもまた治療の1つかもしれません。  
  
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
 

  

痛くなってからではダメですか?

2011-07-21 07:40:14 | お子さんの歯
  「今、痛がってないので痛みが出てから治療するのはダメですか?」

  と質問を頂くことがありますが


  お子さんのむし歯は進行が早く、

  痛みが出てからの治療だと神経を取る処置になることが多いです。



  痛みが出る前に処置をしておくことが望ましいです。

  もっといえばむし歯になる前に、むし歯をつくらないような環境にしていくために
  歯科医院へ定期的にいらして頂くことが望ましいです。
 
  
  
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。  
   
 
  痛がってからでは・・・

根本的に・・・

2011-07-20 05:27:31 | 歯について
  患者さんの中には  「腫れたから歯磨き粉つかって一生懸命磨いたら治ったんだけど」
  とおっしゃる方がいますが、


  根本的には、歯磨き剤やうがい薬で歯周病は治りません
 

  歯周病の主な原因の1つは、歯垢や、歯石、そこにいる細菌です。

  基本的にこれらを除去しない限り歯周病の改善は難しいのです。ご自身による適切な歯磨きや、
  歯科医院の専門器具で歯垢(プラーク)や歯石を取ることが治療の基本で、歯磨き粉やうがい
  薬はあくまでも補助的に使用するものなのです。




  歯磨き粉使って磨いたら治った・・・というのは一時的に症状が落ちついたに過ぎないのです。

  
  
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
 

世界一の

2011-07-19 08:26:28 | スポーツ
  昨日はなでしこジャパンの試合が気になりながらも朝のジョキングへ。

  戻ってくるとちょうど延長戦後半が終わろうかというとこで、ペナルティーエリア前から
  のフリーキックをとられたところでした。

  危ない危ない。フリーキックは入らずその後緊張のPKへ。


  その後間もなく、なでしこジャパンが優勝を決めたその瞬間は鳥肌がたちました!


  こんな風に、みんなで力を合わせ何かを勝ち取る瞬間って観ていても最高に感動する。



  気持ちが奮い立たせられます。


  と、、、いてもたってもいられず、もう一度ジョキングへ。












  と思いましたが、やめました(笑)

 



  嫁さんが「世界一かぁ、この人たち世界一の努力をしたんだね」と言ってました。

  そうだよなぁ。世界一になるには世界一努力しないとなぁ。

  アメリカもスウェーデンもドイツも世界一になるための努力は惜しまなかったハズ。

  そんな人達が集まる大会での優勝。

  本当におめでとうございます。


  

  さ、我々も今日を頑張りましょう!


  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。 


そんなところで・・・

2011-07-17 04:41:17 | 富士登山
  先週の富士登山、下山後にSASA先生に聞いた話ですが、

  すごい剣幕でケンカしながら登っていたカップルがいたそうです。



  遅れて登ってくる女性にたいし、

  「おっせーよ。(怒)」という男性。そしてそれに対し女性も声をあげていたそうで。。。


  まぁいろんな事情があるでしょうから、その一部の場面だけ見聞きしていうのもなんですが
  


  なにもそんな山の中腹で・・・と思ってしまいます。 


  
  人生に例えれば

  ともに道を歩むパートナー。。。相手が苦しいときにどう行動するのか。

  確かに険しい道を歩いていく中で思うようにいかず、ぶつかり合うこともあるでしょう。
  よりよくあるために互いの意見をぶつけるのも大切なことです。
  ですが一方的に意見をいうばかりではなく、相手の現状を考え意見を聞き入れる心も大切です。  
  
  

  きっとこのカップルも、このあと仲直りをしてあの山を登りきったことと思いたい。

 
  日本のてっぺんまで行っておいて、険悪な雰囲気じゃぁね。

  苦しいときはともに励まし合い、支え合い、乗り超えたらともに喜び合う。


  やっぱりそうでしょ? 
 
  
  「不安は割り算に。喜びはかけ算になる。」
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。 

  
  ひとり登山へようこそ

  初めての富士登山 下山 到着
  初めての富士登山 てっぺん
  初めての富士登山 御来光
  初めての富士登山 ~8合目
  初めての富士登山 登山開始
  

歯並び 遺伝より、食事や生活習慣、癖の影響大

2011-07-15 04:56:48 | 歯について
  歯並び 遺伝より、食事や生活習慣、癖の影響大


                      読売新聞(ヨミドクター) 7月8日(金)




  子どもの歯並びを心配する親は多い。歯並びが悪いと、食べ物がうまくかめないばかりか、
  虫歯や歯周病になりやすい。

  専門家は「乳歯のうちからよくかむ習慣を付けることなどで、歯並びをきれいにできる」
  と助言する。

  ▼食事時は足元を安定させて

  「あごが小さく乳歯がすき間なく生えていたり、並びが不ぞろいだったりするケースが目
  立ちます」。東京都大田区の歯科医、倉治ななえさんは、最近の乳幼児の歯についてこう
  指摘する。「乳歯の歯並びには、すき間が必要です」

  乳歯は生後6~8か月ごろ生え始め、個人差はあるが、2歳半から3歳ごろまでに20本
  生えそろう。永久歯の幅は乳歯の約1・2倍。小さな乳歯だけですき間なく並んだり、
  不ぞろいだったりすると、28本の永久歯(親知らずを除く)はきれいに並ばない。

  一般的に、歯並びやかみ合わせに問題がある場合を「不正咬合(こうごう)」と呼ぶ。「乱ぐ
  い歯」や「八重歯」など歯が一列に並ばずデコボコしているものや、前歯や上あごが前に
  突き出ていたり、下あごが前に突き出ていたりするものもある。歯並びが悪いと、歯磨き
  がしにくいため虫歯や歯周病にもなりやすい。

  倉治さんは「歯並びは遺伝と考える親は多いが、食事や生活習慣、癖による影響が大きい
  」と話す。子どものうちは、きれいな歯並びの土台となるあごの骨が育ちやすい。
  「歯が生えそろってきたら、1日3食、しっかりかんで食べることが大切」。一口に付き
  30回かむのが理想。あごが育ち、デコボコに生えていた歯がきれいに並んだ例もある。

  東京都品川区は1歳半、2歳、3歳児らを対象にした歯科健診で、よい歯を育てる食生活
  について助言している。歯科衛生士の高野弘子さんは、「無理に硬いものを与えてもあご
  や歯は育ちません」と指摘する。かむ力が十分でない幼児に、硬いものや繊維の強い食事
  を与えると、丸のみしてしまうからだ。特に、奥歯が生えそろわないうちは、繊維が強い
  肉の塊や、生野菜は食べにくい。「生野菜はポテトサラダに混ぜたり、肉はひき肉を使う
  など、調理方法の工夫が大切です」

  姿勢や癖も、歯並びに影響を与える。食事の際には、「足がブラブラした不安定な姿勢だ
  と、かむ力や回数が減ってしまう」と倉治さん。体に合ったイスを用意したり、踏み台を
  置いたりする。足元が安定すれば、しっかりかめて、あごの骨も発達しやすい。食事の際、
  いつも横にあるテレビを見ていて、奥歯のかみ合わせがずれた例もある。よい姿勢を保つ
  ことが重要だ。

  4歳を過ぎての指しゃぶりも注意が必要。上下の前歯が閉じない不正咬合になることもある。


  歯並びやかみ合わせによっては、早期に受診した方がいい場合もある。定期的に歯科健診
  を受け、虫歯予防に加え、歯並びについても相談しておくとよい。日本小児歯科学会(東京)
  のホームページ(http://www.jspd.or.jp/)では、子どもの歯の知識が豊富な専門医を紹介
  している。


  ■歯並びをよくする生活のポイント

  ・食事は3食しっかりかんで食べる

  ・食事は体に合ったイスなど、足元が安定する姿勢で

  ・食欲がわくよう、体を動かして遊ぶ

  ・4歳を過ぎての指しゃぶりの癖や口呼吸などを改善

  ・定期健診を受け、虫歯を作らない



  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 
  遺伝的傾向ももちろんあるかと思いますが、文中にもあるように咬むという
  刺激を与えない現代の食生活、そして日常的な癖(ほおづえをつく、指しゃぶり、舌を上の
  歯と下の歯の間に入れる癖等々)も顎の発育には大きく関係はしているといえますね。
  

  
  昔に比べれば食べやすくなっている食生活。咬む力がなくても食べれるわけですから
  筋力も低下、骨の発育も低下するのは当然かもしれません。何回も咬まなければいけない
  昔の食事内容ならやはり咬むための筋力とそれにふさわしい骨格になるのでしょう。

  
   
  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
  
  子供の顎の成長に必要なことは

  咬むことで発育する
  咬むことが肥満予防
  

初めての富士登山  下山 到着 

2011-07-15 04:42:08 | 富士登山
   6時50頃 みんなで下山開始。

   下りは永遠に続くんじゃないかと思うほど続く急なジグザグ道…。

   登りは心臓がドックンドックンと飛び跳ねるようで苦しかったけど、

   下りはそれに比べれば・・・楽、楽なんだけど、 膝にくる~ 疲れる~


   後ろ向きで下りたり、横向きになって下りてみたり。楽ちんな方法を考えるけど

   どれもこれもいまいち。  う~ん、滑り降りたい。。。
 
     


    

 下山道8合目の注意を促す看板。吉田ルートの方はこの先100mのところを左に曲がりましょう 

    
     ここを左に!   午前7時45分
 
    

     

 
    
    かなーーり下ってだいぶ傾斜が緩やかに。 
 
    
    ただいま午前9時19分
  
   あぁ~、こっから登っていたのかなぁ?昨夜は暗くてよく見えなかったけど。


    
        あと少しのところでみんなでパチリ。
 

     
   6合目から5合目までの距離が、なんだか登りの時よりも長く感じました。疲れてるね~
 
  
   
   
  
   確か9時50分過ぎくらいに五合目に到着。


   ようやくついた五合目は、昨夜の静けさとはうって変わって賑やか。人だらけ。

  
  

   下山したことを示すため登山者名簿にチェックをしたあと座り込んでいると

   ガイドの「フジタカ」さんの姿が。 記念に一枚とっていただきました。

   こんなに天気のいい登山に恵まれたのは
  
   縁起のいい名前の「富士鷹」さんのお陰かもしれません。

   そしてバスにもどって着替え、最高のビールと食事をいただきました。

 
        
            新潟のS先生
  
  間違いなく今日本で一番おいしいビール。 そして最高の食事。まさに空腹は最高調味料!
 
 
 
   飲みながら「もう一度登りたい。さて次はいつ登ろうか・・・」そんなこと考えていました。


 誘って頂いたS先生、そして私の誘いにのってくれた山形のK先生 S先生ありがとうございました!
 
 また行きましょうね!


 苦労があるから感動がある 
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。

 

初めての富士登山  てっぺん

2011-07-14 07:47:16 | 富士登山
    

    日が昇りすっかり明るくなった。 みんな上を目指して登っていく。

    遠い先に見える鳥居より上の所には人が列をなしている。
  
    
  
    
    もう少しで富士山頂!   間もなく9合目。

    
    はい、来ました9合目。

    
    
    頂上までの渋滞が発生。  人!人!人!

    
    つまっているので急いでも仕方ない・・・

    と、少し休んで天を仰ぐK先生とTOMOの二人。  最高に気持ちよさそうだ。

    
 
     
 
    意外と子供の登山者の姿もみる。サクサクと登ってきて追い抜かれる。 若いって凄いパワーだな・・・・
    
    あの鳥居をくぐると・・・
 

    
   
    午前5時52分 登頂!みんながんばりました~。やったね!

  
    

  うれしくてハイタッチや握手をし記念写真をとったりした後、人であふれる浅間大社奥宮周辺に座り込む面々。

    日が差し暑くなってきたので防寒着を脱いだり水分補給したり、お菓子食べたり、、、まったりと

    しゃべりながらここまでの道のりを思い返す。
    
   

           てっぺんからの眺めは格別。

      
           もっかいみんなで記念写真!

  

  先についてるはずの新潟のS先生に電話すると(富士山頂はドコモは通話可能)すでに「剣ヶ峰に行ったよ~」
  とのこと。そう、ほんとうのてっぺんは標高3776メートルの剣ヶ峰。日本最高地点・・・そこまで行きたかった
  のだが、剣ヶ峰まで行って帰ってくる時間とさらに下山する時間を考えると集合時間の11時50分には微妙。。。

  ここまで来ていかないのか?  次にここに来る機会なんてそうそうない。今行くしかない。 が、しかし・・・

  やっぱり時間的に微妙。下山にかかるペースもよくわからない。

    
  とりあえず目に焼き付けておこうと見えるところまで走った。。。酸素が薄いことを忘れて。
  
  駆け上がったところで吸っても吸っても酸素が足りない苦しさにもがきながら、剣ヶ峰をみた。


   
    アレか・・・さっきまったりしてなければ・・・行けたかも。いややはり時間的にムリか。

  

  右を向くとあっちには富士山の測候所  
  
  こうなったらもう1回来るしかない。来月中!いや今月中!いや来週!かどうかはわからないが
  すでに再び登ることを決意し、みんなで下山を始めた。 
   
   
            午前6時50分 
  

  山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。