なんかもう寒いくらいだ9月なのに。半袖はもう無理か。
今日はお休みなので楽天地に映画観に行きました。午前十時の映画祭で今かかってるのは黒澤明監督の「生きる」
これずっと観てみたかったからね〜
1952年の古い映画ですよ。白黒です。詳しい内容はいつもお世話になっているMovieWalkerから引用↓
黒澤明の「白痴」に次ぐ監督作品。脚本は「羅生門」の共同執筆者橋本忍と「海賊船」の小国英雄とが黒澤明に協力している。撮影は「息子の花嫁」の中井朝一。出演者の主なものは、「戦国無頼」の志村喬、相手役に俳優座研究生から選ばれた小田切みき、映画陣から藤原釜足、千秋実、田中春男、清水将夫その他。文学座から金子信雄、中村伸郎、南美江、丹阿弥谷津子。俳優座から永井智雄、木村功、関京子。新派では小堀誠、山田巳之助などである。
某市役所の市民課長渡邊勘治は三十年無欠勤という恐ろしく勤勉な経歴を持った男だったが、その日初めて欠勤をした。彼は病院へ行って診察の結果、胃ガンを宣告されたのである。夜、家へ帰って二階の息子たち夫婦の居間に電気もつけずに座っていた時、外出から帰ってきた二人の声が聞こえた。父親の退職金や恩給を抵当に金を借りて家を建て、父とは別居をしようという相談である。勘治は息子の光男が五歳の時に妻を失ったが、後妻も迎えずに光男を育ててきたことを思うと、絶望した心がさらに暗くなり、そのまま街へさまよい出てしまった。屋台の飲み屋でふと知り合った小説家とそのまま飲み歩き、長年の貯金の大半を使い果たした。そしてその翌朝、買いたての真新しい帽子をかぶって街をふらついていた勘治は、彼の課の女事務員小田切とよとばったり出会った。彼女は辞職願いに判をもらうため彼を探し歩いていたという。なぜやめるのかという彼の問いに、彼に「ミイラ」というあだ名をつけたこの娘は、「あんな退屈なところでは死んでしまいそうで務まらない」という意味のことをはっきりと答えた。そう言われて、彼は初めて三十年間の自分の勤務ぶりを反省した。死ぬほどの退屈さをかみ殺して、事なかれ主義の盲目判を機械的に押していたに過ぎなかった。これでいいのかと思った時、彼は後いくばくもない生命の限りに生きたいという気持ちに燃えた。その翌日から出勤した彼は、これまでと違った目つきで書類に目を通し始めた。その目に止まったのが、かつて彼が付箋をつけて土木課へ回した「暗渠修理及埋立陳情書」であった。やがて勘治の努力で、悪疫の源となっていた下町の低地に下水堀が掘られ、その埋立地の上に新しい児童公園が建設されていった。市会議員とぐるになって特飲街を作ろうとしていた街のボスの脅迫にも、生命の短い彼は恐れることはなかった。新装なった夜更けの公園のブランコに、一人の男が楽しそうに歌を歌いながら乗っていた。勘治であった。雪の中に静かな死に顔で横たわっている彼の死骸が発見されたのは、その翌朝のことであった。
というお話でした。
二時間半くらいあった…途中なかだるみはありましたよそりゃー
志村喬(モーガン・フリーマン似)が主演なのにほとんどしゃべらないし、しゃべったと思ったらカスカスの声だし、ちゃんと最後まで言わないし、よくもまあこういうキャラクターにしたなあと思った。だって、かりにも、主演だよ!
でも面白かった!シリアスな作品かと思いきやじつは皮肉が強いヒューマンコメディではないか。小池百合子知事vs巨大利権の戦いを思い浮かべながら観たりしても楽しいのではないでしょうか。
私もダラダラと毎日生きています…もうすぐ死ぬなという気にならないと、真剣に生きられない…というのは…わかります…
映画終わったらお腹へった。
久しぶりに曳舟のburgerhouseUZUに行きました。一時期は毎週来てたが…2カ月ぶりだ。今は期間限定でリンゴのコンポートをのせたブルーチーズバーガーていうのがあるからそれにしました。
クルミもはさまってる。
やっぱり今、フルーツをバーガーにはさむの流行ってるのね。途中で味変できるように蜂蜜がついてるけど、私はポテトにつけて食べちゃった。しょっぱいのと甘いのって混ざると美味しいよねー(ポテトチップのちょっと甘い「しあわせバター味」っていうのがあるけどあれ好きなんだよね)
ごちそうさまでした。
その後は曳舟図書館で本借りて、トコトコ歩いて橘キラキラ商店街へ。すみまめカフェっていういい感じのカフェーがあるからそこでのんびりしてから帰ってきました。
今日もずっと雨だなあー
今日はお休みなので楽天地に映画観に行きました。午前十時の映画祭で今かかってるのは黒澤明監督の「生きる」
これずっと観てみたかったからね〜
1952年の古い映画ですよ。白黒です。詳しい内容はいつもお世話になっているMovieWalkerから引用↓
黒澤明の「白痴」に次ぐ監督作品。脚本は「羅生門」の共同執筆者橋本忍と「海賊船」の小国英雄とが黒澤明に協力している。撮影は「息子の花嫁」の中井朝一。出演者の主なものは、「戦国無頼」の志村喬、相手役に俳優座研究生から選ばれた小田切みき、映画陣から藤原釜足、千秋実、田中春男、清水将夫その他。文学座から金子信雄、中村伸郎、南美江、丹阿弥谷津子。俳優座から永井智雄、木村功、関京子。新派では小堀誠、山田巳之助などである。
某市役所の市民課長渡邊勘治は三十年無欠勤という恐ろしく勤勉な経歴を持った男だったが、その日初めて欠勤をした。彼は病院へ行って診察の結果、胃ガンを宣告されたのである。夜、家へ帰って二階の息子たち夫婦の居間に電気もつけずに座っていた時、外出から帰ってきた二人の声が聞こえた。父親の退職金や恩給を抵当に金を借りて家を建て、父とは別居をしようという相談である。勘治は息子の光男が五歳の時に妻を失ったが、後妻も迎えずに光男を育ててきたことを思うと、絶望した心がさらに暗くなり、そのまま街へさまよい出てしまった。屋台の飲み屋でふと知り合った小説家とそのまま飲み歩き、長年の貯金の大半を使い果たした。そしてその翌朝、買いたての真新しい帽子をかぶって街をふらついていた勘治は、彼の課の女事務員小田切とよとばったり出会った。彼女は辞職願いに判をもらうため彼を探し歩いていたという。なぜやめるのかという彼の問いに、彼に「ミイラ」というあだ名をつけたこの娘は、「あんな退屈なところでは死んでしまいそうで務まらない」という意味のことをはっきりと答えた。そう言われて、彼は初めて三十年間の自分の勤務ぶりを反省した。死ぬほどの退屈さをかみ殺して、事なかれ主義の盲目判を機械的に押していたに過ぎなかった。これでいいのかと思った時、彼は後いくばくもない生命の限りに生きたいという気持ちに燃えた。その翌日から出勤した彼は、これまでと違った目つきで書類に目を通し始めた。その目に止まったのが、かつて彼が付箋をつけて土木課へ回した「暗渠修理及埋立陳情書」であった。やがて勘治の努力で、悪疫の源となっていた下町の低地に下水堀が掘られ、その埋立地の上に新しい児童公園が建設されていった。市会議員とぐるになって特飲街を作ろうとしていた街のボスの脅迫にも、生命の短い彼は恐れることはなかった。新装なった夜更けの公園のブランコに、一人の男が楽しそうに歌を歌いながら乗っていた。勘治であった。雪の中に静かな死に顔で横たわっている彼の死骸が発見されたのは、その翌朝のことであった。
というお話でした。
二時間半くらいあった…途中なかだるみはありましたよそりゃー
志村喬(モーガン・フリーマン似)が主演なのにほとんどしゃべらないし、しゃべったと思ったらカスカスの声だし、ちゃんと最後まで言わないし、よくもまあこういうキャラクターにしたなあと思った。だって、かりにも、主演だよ!
でも面白かった!シリアスな作品かと思いきやじつは皮肉が強いヒューマンコメディではないか。小池百合子知事vs巨大利権の戦いを思い浮かべながら観たりしても楽しいのではないでしょうか。
私もダラダラと毎日生きています…もうすぐ死ぬなという気にならないと、真剣に生きられない…というのは…わかります…
映画終わったらお腹へった。
久しぶりに曳舟のburgerhouseUZUに行きました。一時期は毎週来てたが…2カ月ぶりだ。今は期間限定でリンゴのコンポートをのせたブルーチーズバーガーていうのがあるからそれにしました。
クルミもはさまってる。
やっぱり今、フルーツをバーガーにはさむの流行ってるのね。途中で味変できるように蜂蜜がついてるけど、私はポテトにつけて食べちゃった。しょっぱいのと甘いのって混ざると美味しいよねー(ポテトチップのちょっと甘い「しあわせバター味」っていうのがあるけどあれ好きなんだよね)
ごちそうさまでした。
その後は曳舟図書館で本借りて、トコトコ歩いて橘キラキラ商店街へ。すみまめカフェっていういい感じのカフェーがあるからそこでのんびりしてから帰ってきました。
今日もずっと雨だなあー