「俳句」「短歌」の本を、開きました。
在りし日も かなしと思ひ 死してなほ
かなしかりけり 母といふもの 岩田 正
父の突然の別れから比べると、12年間の介護で父には出来なかったことも詫びながら
母に父への想いを重ねながら、できるだけのことをしてきたつもりでした。
周囲での皆さんも大変温かく見守ってくださったし、
介護人のある種の旗頭にも役立ったかも?…なんて、自己満足の域で
思ってもいます。
何時までもあると思うな 親と金…とよく言うけれど、この世にあったからこそ
成し得たいろいろなことも出来たのでした。
だから、それなりの満足感も胸の内にあります。
それなのに、思い出すと…“かなしと思う母というもの”…なんですねぇ。
ごめんなさい。湿っぽくなって…大丈夫です。
7月3日の二千和会散歩にも、ぜひ参加したいし、母はそうした方が安心してくれると
喜んでくれると思えますから。
「散歩の会」に応募するきっかけも、「私だけを見てるだけであなたは満足なの?」
…と、私の背中を押してくれたのですから。