いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

疲れた散歩

2010年07月14日 | 晴歩雨読夏

 久しぶりに「歩いた~」という散歩だった、武相荘までのコース。それもそのはず!「すわ、鎌倉!」という時に誰が一番乗りか、主君に認められたいと、侍たちは競って鎌倉へ駆けつけた。
 「鎌倉早の道」というのが何本もあるそうだ。その一本、鎌倉古道を観光協会の方に案内されて登って下った。

 
 
優しいふわりとした色合いの合歓の木は、花盛りだった。

 
桐光学園高校のサッカーグランドがフェンスの向こうに見えている。寝ないでティファの試合を見たばかり…。
熱く燃える魂もまだ残っているね、私たちにも。正直申して俄づくりのファンでして…?
判らないけれど見ていた…途中はつまらないからパソコンに向かいながら音を聞いていた。
何だろう…ただワァ~ザァ~ド~というような途切れない音がず~っと続く。あれが耳障りだった。

  
早の道の説明を聞いて、それから歩きだす。滑りやすいような道、湿っているから、毒々しいキノコも見える。
  
尾根に到着。涼しい風が汗ばんだ肌を通り過ぎる…気持ちのいい眺め…久しぶりの風景に出くわしたような…。
  
  
この広い川崎フロンターレのサッカーグランドの前が我らの昼食を予約していた「櫻屋」。
  
中国・蘇州に行った時の「月落ちて鳥啼く 霜満天に…」の、この漢詩を見ました。
T.K.氏が「いちよう」に旅行随筆文を載せてくださいましたね…と。
すると、そう、これこれ…と、懐かしそうに……。櫻屋の店内です。
 
うどん、そば屋さんですが、副菜の丼やお皿が自由戴けて、更にデザートに
コーヒーは勿論、カキ氷から、お汁粉のメニューで、お腹一杯。
疲れがいっぺんに逃げ去って行った。
そして「武相荘」へ。写真が自由に撮れないから、ご紹介はあまり出来ずで、残念なり…。
  
 
ご案内の近藤さんは、ここの主、白洲次郎氏に子どもの頃田んぼや畑で蝉取りやザリガニ、魚釣りに
次郎氏の子どもたちと一緒に遊ぶ相手をしてくれたという思い出があるそうであった。
英国仕込みのダンディ次郎氏は、こんな田舎暮らしが好きだったそうである。
正子氏の書斎、蒐集品(今回はガラス食器)が、10畳くらいの部屋に所狭しと置いてあった。