本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

ほんのひとくち感想2

2008年10月04日 | 
図書館で借りた本のことで、去年の9月末に
ちょこちょこ感想を書いていたのですが。
そのまますっかり忘れていたのです…。
という訳で一年少々遅れて投稿。

○児童書

『ネコのミヌース』アニー・M.G.シュミット
ひょんなことから人間の女性になってしまった猫が、猫の情報網を使って内気な新聞記者の青年を助けるお話。姿かたちは変わってしまっても、やっぱり猫っぽいミヌースさんが、とてもチャーミング。
(原作が気に入ったので映画も見ました。しかし新聞記者のティベさんの配役が、わたしの持っていたイメージと違っていて…。猫がいっぱい登場する可愛い映画でしたが、そこだけすごく気になった!なんとなく杉本哲太に似てない?)

『かめさんのさんぽ』中谷千代子
バケツから出てしまったかめさんの、お庭での一晩の出来事を描いた絵本。うちの二匹のかめたちと重ねて、「かめさん…可愛いっ」とにんまり。

『夢の書』上・下 O・R・メリング
『妖精王の月』『夏の王』『光をはこぶ娘』に続くシリーズ完結作(多分)。これまでの作品の登場人物たちが顔を見せるものの、スケールが大きくなりすぎて、やや混然とした感じ。ハッピーエンドで一旦収まったはずの話に、そんな続きがあったなんてと、現実の厳しさを思い知るところもある。でもシリーズ第1作のファンとしては、読まねばなるまい!

○一般書

『親指のうずき』アガサ・クリスティー
この話はよく忘れるので、よく借りる…。トミーとタペンスもの。老人ホームで不意に言われたセリフ、「あれは、あなたのお子さんだったの?」だったかな。確かに突然他人にそんな話をされたら怖いよな~。
この作品は『アガサ・クリスティーの奥様は名探偵』という題で映画化された。何故か新しいミス・マープルものとしてもドラマ化されたが(強引にミス・マープルとトミー&タペンスを共演させているのだが、元気印でたくましいあのタペンスの面影がない)、名前がフランス風に変更されていても映画のほうが原作の持ち味を生かしていたと思う。

『このペン貨します―ジェイン・オースティンの事件簿』ローラ・レバイン
ライターのジェインが、ラブレターを代筆したことから殺人事件に巻き込まれる。コージーミステリだから、謎解きにこだわる向きにはお勧めしませんが。ちょっと辛口な主人公の語り口を楽しむべき小説でしょう。

『蘭の告発』キャロライン・グレアム
テレビドラマ“バーナビー警部”シリーズの原作のひとつ。この作者の作品は邦訳が少ないので、図書館の蔵書検索で見つけた時には嬉しかった。内容的には手堅い印象。

『オランダ水牛の謎』松尾由美
“安楽椅子探偵アーチー”シリーズ。初めは、意識を持った椅子が探偵役…という設定自体が奇抜で“読ませた”けれども、2作目になると話が大人しい感じ。


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近頃美食に恵まれることが多い夫。
この間は多良で竹崎蟹、昨日は伊王島で伊勢海老を食べたそうです。
羨ましがっていたら、今日のお昼は竹崎蟹を食べに連れて行ってくれました!
やったね!!!また蟹に真剣勝負(?)挑みたかったんだ♪
ずらりと並んだ茹でカニ、カニ鍋、カニ雑炊、カニシュウマイなどなど。
食べに食べました…。
そして帰りには無料で露天風呂やミストサウナに入って…。
こんなに幸せでいいのか…と思ったです。

ああ、素晴らしい蟹の世界。満喫しました。
(でも、夫の食べ方を見たら、
すっかり蟹に慣れた風情になっていたのが、なんか悔しい)