↑ ストールを結んでスリング代わりにして、
かろうじてさくらを抱っこするわたし。嬉しい。
誰しも大人になってからの盆と正月というものは、
「休日はこんなもんじゃない!」と言いたくなる忙しさであろうけれども、
今回は初めてさくらという子猫家族を迎えただけに、
わたしにとっては、なかなかせつない時間の連続でした。
お出かけの数と長さが増え、さくらを留守番させてばかり…。
勿論、ケージの扉を開放し、寝室一部屋内で好きに過ごせるようにして、
室温は調節、ごはんとお水とトイレを用意しているのですが。
それでも、まあ長くて4時間くらいと心がけていました。
(何せ、今の食事回数は4回だし。置きえさすると一気に食べちゃって、
お腹が少々ゆるくなるみたいなのです…)
ところが先日、浮世の義理というやつで、少々遠方に夫婦であいさつ回りに行ったところ、
どうしてもどうしても切り上げられなくて、帰宅までまさかの9時間…。
混み合う電車の中でおろおろしていたわたしは、
最寄駅に着いた途端、その日ぼろぼろに壊れてしまったサンダルを髪ゴムで留めて、
ダッシュで一気に家まで帰ったのでした。
そしたら夫が降車時からわたしを見失っていたらしくて、
改札口でずっと姿を探していたらしく、電話してきてえらい怒られた。
「子供じゃないんだから」「落ち着きなさい」と言われたが。
わたしはこれまで何度も理由もなく早足の夫に置き去りにされ迷子にさせられ、
あげく「タクシーで帰れるじゃない」などと開き直られているので、
悪いことしたなと思っても、夫にだけは非難されたくないのだった…。
ちなみにさくらは、寝室のドアを開けたとたん、飛び出してきました。
元気そうで、置きえさも平らげ、おトイレもちゃんとできてました。
でも長時間の留守番にはこちらが耐えかねていたから、
ごほうびにモンプチ子猫用ビーフ缶をあげ、夜遅くまで遊んであげました。
いつもよりさくらは甘えんぼさんになっていたかもしれない。
おかあさんは、さくらと離れたら、ちっともお酒がおいしくないよ!
しこたま飲まされたけど、内心しらーっとしちゃうのよ。
幸せはおうちの中に、おとうさんとさくらと共にあるのだから。
(おとうさんには怒られたので、さくらにならって噛みついてやったけれど)
ところで…いつかの車移動のトレーニングのために、練習用ハーネスを作りました。
ブログ「白足袋猫のタビィにゃん」の型紙を参考にさせていただきました。
あれ…少しきつい?さくら、なんか仮縫いの時より大きくなってない…?
「あたし、毎日大きくなっているのよ」
(だから市販のハーネスのサイズに迷って、まだ購入できてない)
「でも、こんなのいやなの。何もつけたくないの」
首輪も未だつけさせてくれないさくらなので、
当然ぐるんぐるんと体をひねって嫌がりました。
で、かわいそうでかわいそうで、すぐに外してしまいましたが…。
できればハーネス装着でリードつけて車に乗ることに、慣れてほしいんだけどな。
猫だから、無理はできないものね。様子を見ながらね。
あと、休み中の出来事としては、
夫の足の間にはまって眠るのが定番なさくらが…。
(夫は寝がえりをうてず、でもさくらをどかせないので体が痛くなるそうです)
珍しくわたしのひざの裏に乗りました。
ほんの少しだったけど、幸せ~♪