本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

甘々!(>▽<)恋愛もの

2007年02月06日 | マンガ
普段は芋焼酎にレモン絞って、塩辛いつまみで一杯が定番でも、
時折無性にあんみつとかチョコバナナクレープなどが食べたくなる。
読書も一緒。わたしは淡々とした個性派がわりと好みなのですが、
たまに、照れちまうぜチクショーともじもじしてしまうようなお話が読みたくなるのです。
そんな場合は正統派ラブラブ少女マンガ(?)。
ごく純粋な恋愛もので、どう考えたってお前らくっつくだろうというような二人が
天然でいちゃいちゃしているが、性愛描写は極力抑えられており、
キスにたどり着くまでの盛り上げ方がすごい、というような。
そういう作品、最近少なくなりましたね…。
ある意味ストイックな昔ながらの少女マンガ、個人的に好きなんだけどなぁ…。

↓こちらが、ふと甘いものが欲しくなった時のわたしのバナナオムレットです。

片山こずえ作品
『女の子で正解!』1996
『MIDNIGHT MARIA』1997
『王子様を落とせ』1998(どれも集英社刊)


十年くらい愛読してます(笑)。
どれも登場人物がいじらしくって、初々しくて、可愛いんだ!
特に赤面しつつも羨ましいのは、
『MIDNIGHT MARIA』収録の「抱きしめられるのがスキ」。
高校生夫婦の話なんだけど、若いなりに一生懸命寄り添っていて感心します。
おのろけに圧倒される時もあるが…こんなに気恥ずかしい青春もいいなぁ、と思う。

↓次、わたしの苺ショートケーキ。

森生まさみ作品
『感嘆符なしでは語れない』1991
『理由は彼女にきいてくれ』1996
『聖・はいぱあ警備隊』文庫版全5巻 2004~2005(どれも白泉社刊)

年下彼氏の成長に伴う関係変化も照れくさい『感嘆符なしでは語れない』、
女社長の恋に思わずじたばたする『理由は彼女にきいてくれ』、
堅物男と暴れ馬娘の恋の駆け引きが楽しい『聖・はいぱあ警備隊』。
乙女の頃の新鮮な胸のときめきを思い出すラブコメです。
日常に味気なさを覚えて、少し夢を見たいわぁという気分の時に…
どっぷりとひたりましょう!



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補助器具を用いて100回腹筋したら、使い方が間違っていたらしく、
尾骶骨の辺りの皮膚を擦り剥きました。
薬が染みて痛いし、馬鹿みたいだし。もう、もう…!

恥ずかしくて布団にもぐりたい。

『わが身世にふる、じじわかし』

2007年02月05日 | 

『わが身世にふる、じじわかし』芦原すなお 東京創元社 2007
作家の“ぼく”と妻は夫婦二人暮らし。八王子の辺鄙なところで穏やかな日常を送っている。そんな彼らの元を賑やかに訪れるのが“ぼく”の友人である河田警部。難事件を抱えるたびに、妻の謎解きの才能を頼ろうというのだ。
待ちに待った「ミミズクとオリーブ」シリーズ第3作。アメリカから帰国後も相変わらず元気に二人の家へやってくる警部なのであった。


優しくて料理上手な奥さんは、話を聞いただけで事の真相を見抜いてしまう、
いわゆる安楽椅子探偵。事件はあえて殺伐とした描写を抑えてあるので、
コージーミステリ好きにも読みやすいです。
次々登場する讃岐料理もすごく美味しそうなんだな!(食べたくてジタバタします)
“ぼく”と奥さんのほのぼのした夫婦の関係も実にいい感じ。
(稚気の残る旦那様を包み込むような温かい奥さんだけど、
長い間連れ添っている旦那様からとても愛されていて、羨ましいくらい)
変わらない世界観が嬉しいです。

そして毎度毎度、図々しく人の奥さんに甘える河田さん(笑)。
お酒を飲みながら当たり前のように美味しいご飯をご馳走になって、
事件のヒントまでいただいて帰るのですからね。
お土産を持ってくるだけ良心的だけど、調理法までさりげなく指示してるし、
大半胃袋に入れて回収している気がするし。
旦那さんと河田さんに甘えられっぱなしでも、負担に思わない奥さんは偉いなぁ…。
(天然でこんな良妻になれたらいいのにね!)

そういえば、収録作品「薄明の王子」ではプロレス用語が分からなかったので、
隣でゲームをしていた夫にいちいち質問していたら、
「何を読んでいるの?」と不思議そうに聞き返されました(笑)。
ミステリですのよ、あなた。



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また夫が口約束を忘れ、、
「そんなこと言った覚えは無いよー」と開き直りました。
こちらは夫婦の合意事項と思っていたもので、深く怒る。
あちらが熟睡している時に、少しずつ間合いをつめて、
布団の3分の2を占領してやりました。(…仕返しが小さい)

「ミミズクとオリーブ」の奥さんのように、いざという時は
静かに怒るだけで男の人たちを恐縮させるような迫力が欲しいです。


我が家の真実

2007年02月04日 | 日々のこと
ボーっとしている間に、ブログ開設一周年を越していました(とっくに…)。
根気の無いわたしがここまで続けられたのも、皆様のお陰です!!
読んでくださって、本当にありがとうございます!
どうかこれからもよろしくお願いします♪

さてさて。始める前にはブログタイトルに随分悩んだものです。
が、結局夫婦で所有している本棚が7個あることから、適当に決めたのでした。
次々と増殖する書籍。追いつかない本棚。
収拾がつかなくなりそうでどうしよう!って感じだったので。
その状況についても当時書いていました。(>「我が家の事情」)

その後のわたしの本棚その1の実態。

…………。

本棚その2の現状。

…………。

乱雑なのはともかく…どう見ても容量オーバーだ。
前後に本を詰めているので、ぎっちり、みっしり。
スライド式まで隙間とあらば雑誌やファイルなどを入れていて、
奥のほうの本を取り出すのが難儀。
(しかし、一番上の棚板から天井まで積み上げている、夫の本棚よりはまし)

ええと、この写真を撮った後、またまた本が増えました…。
しかも昨日、イーブックオフに注文などもしたりして…。
もうどうしようもなく限界ですね。新しい本棚が欲しいです!


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リズム感まるで無し。

2007年02月03日 | そのほかの趣味
前回の記事から随分時が過ぎてしまいましたが、
なんとか地道にフラメンコのレッスン、通っています。
「どうしよう!みんなについていけない。輪に入っていけない…
とひとり思いつめていたけれど、
年が明けてからは新しい生徒さんが入られたので、だいぶ気が楽になりました。
新しいファルダも、裾のひらひらが綺麗に動いてくれるんだ!
そんな訳で、益々難しくなってきたけれど、最近はとても楽しいのです♪
(この頃何かと雑用に気をとられて練習そっちのけになっちゃってるから、
油断はいけないんだけど…)

今回は踊りを教わるうち、手と足の動きがどんどん進んでしまい、
その場ではついていけなかったので次回までに足だけは練習しておこうと思います。
やっぱり手足が同時にできないのです!!別々に覚えて自宅練習するしかないの。
今回は足のステップしか覚えられなくて…。
それもパートとパートがうまくつながらない…という有り様。
(…それって全然記憶していないということでは

教室では先生の動きをじっと見ながら踊っているんだけど、
踊りの中で回転する時なんか…先生が見えないからあやふや(笑)。
なんかねえ。一度で覚えられないし、リズムに乗り切れないし、
バランス取れないし、手足の振り付けが組み合わさらないし
(片方の動かし方に注意を向けていると、もう片方は動かない)、
自分の老化をしみじみと感じますね。
タンゴとかリズムが早くて早くて。もう覚えるどころじゃない!

またね~、正月太りで全身がむっくりしてるし!!
教室には大きな鏡があり、自分の動きを観察して直さなければならないのですが、
ほっそりした方たちの近くなので、目が己を視野に入れることを拒否します。
(先生もダンサー体型でお美しいから、そちらばかりぼーっと見てしまうんですよ)
ああ、指の見せ方が変…とか、つま先の向きが違うね、とか、
それなりに学ばなければいけないところを、
「なんなのわたしのこの腹は!足の太さは!」などと思ってしまって。
これではいかんなぁ…と反省。
なんとか時間を作ってストレッチ&練習しなきゃ!


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かめ馬鹿話

2007年02月02日 | うちの亀
夫が多忙を理由に放置するので、亀たちの水槽が汚れてしまいました。
見るに見かねて昨日水だけ取り替えたのですが、
(水槽周辺にぎっしり置かれている夫の所有物をどかして、
バケツで水を運ばなくてはならないので、ひとりだと大変なんですよ!)
雪の前日のベランダ作業…すっかり体が冷えてしまいました。
しかし、二匹とも喜びの泳ぎ(人を見て活発に動く)を見せてくれたのです。
本当に可愛い奴らだよ…。
(タイトルにも明示した通り、今日は終始かめ馬鹿話ですから!)

↓先ほど面白いポーズで寝ていたみどりを激写。

エアーポンプに手とあごをのせて眠っていたんです。
うまいこと道具を利用しているので、ちょっと笑った。

水槽の底の方でも、よく眠ります。↓

これが普通の寝方なのかな?

↓しかし、写真を撮られる気配ですぐ起きてしまうのだった。

寝ぼけて事態が把握できてない様子。
ちゃんと目が覚めている時には、甲羅にこもって撮影を拒否するのですよ。

一方カメは…別の理由で撮りにくい。↓

はしゃぎすぎて、ブレブレだっつーの!
数枚撮ったが、動きまくる影ばかり。唯一まともなのがこの1枚だった。

以前撮った写真にはこんなのも。↓

立ってます…。
隣の水槽にいるみどりを見ているのでしょうか。
あなたね、今や手が届かないお嬢さんだから気になるんでしょうが、
発情期以外の同居だったら、餌と間違われて追い回されて噛み付かれておるよ。
自分の城を持つ幸せをかみ締めて下さい。

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『Daddy Long Legs』

2007年02月01日 | マンガ

『Daddy Long Legs』勝田文 集英社 2006
孤児のいつきは、文才を認められて女学校へ進学することになった。
条件は月に一度、見知らぬ援助者に手紙を出すこと…。
原作はウェブスターの「あしながおじさん」。

昔から「あしながおじさん」が大好きで、子供の頃は小金が入ると
訳や装丁が異なる版を買って読み比べたりしていました。
(↑だから堅実なお年玉貯金ができなかったのだが…
大人になってからは文庫で充分…と思っていたのですが、
マンガ化となれば読まねばなるまい!と半ば義務感に駆られて(笑)。
本屋さんを数件回って、ようやく手に入れました。

原作は20世紀初頭のアメリカが舞台なんですが、
こちらの作品では昭和初期の日本に作中世界が置き換えられています。
ノスタルジックな感じがして、意外にはまっている気がしました。
それと、原作では主人公に視点が限定されているけれど
(受取人の反応は、以降の手紙に書かれた情報からしか窺えない)、
こちらは“あしながおじさん”の視点も含まれているので、何かと微笑ましいです。
多感な乙女の手紙の内容に一喜一憂する“彼”が可愛い!
(何もかもあからさまに報告してくるわけではないもので、
文脈からいろんなことが想像できるんですよね
この本に収録されている他の短編も、しみじみいい味をしていて好きになりました。
出版済みの本を揃えたい作家さんがまた増えた♪
本棚はすでに満員御礼なのだが)


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     ♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

そういえば以前夫にポップコーンを作って出したら、
何からできているのと聞かれてびっくりしたことがありました。
君は『名探偵ホームズ』で、トウモロコシを炉に入れてしまった
モリアーティー一味が、はじけたポップコーンと共に飛んでいく場面を、
どのように解釈していたのかね?と大笑い。
十数年お付き合いしていても、新しい一面を見せてくれる旦那様なのです…。
ほんと、見ていて飽きない。