テーマ5は
46歩、99玉の次で、78金上とした図です。昨日の変化を思い出してもらえば、多くの形で78金上としていましたね。後手の動きに対しては、金を寄せておく方が価値が高いのです。35歩26飛36歩同飛同飛同歩51金左
ここで37桂33桂には75銀
77角成を同金右と取れるから角交換を挑みやすいのです。77角成同金右26角64銀同歩31飛29飛11飛成19飛成
矢倉先生は形勢不明としているのですが、この図の評価値は+798もあります。66角と打てば桂取りを受けにくいから。
なので
77角成同金右75銀同歩44角
66角同角同歩26角・・・として先手に66角を打たせないほうがましなのですが、この図の評価値は+228、先手良しです。
また先手は、昨日のテーマと同じように、37桂ではなくて43飛
26角に57銀とするのも
評価値は+246、先手玉がが堅く、指しやすいでしょう。
ということで、このテーマ5では
51金左を先にするしかないでしょう。先手が99玉とすれば昨日の検討と同じですが、35歩26飛36歩を同飛とは取れず27飛
矢倉先生は35飛24歩37歩成同飛25飛34飛62角37桂・・・後手不利だから課題だ、としているのですが、34飛88銀33桂とすれば
評価値は+111、後手が悪くはないです。
なので
ここは玉を囲うのではなく、75銀しかありません。77角成同金右75銀同歩42金
この図の評価値は+271の先手良しです。55歩同歩24歩同歩23角
31飛34角成56歩
これは58歩と受けると、57歩成同歩58歩68銀46歩同歩47歩・・・と金作りがうるさいです。なので61馬同飛56飛52歩
この図の評価値は+194。99玉と待って、38角には53歩同歩54歩同歩同飛53歩24飛
飛を2筋に回るのを読んでいるみたいです。これは先手良しですが、戻って
98香には94歩が最善で、先手は54飛と浮きます。
43銀24飛32金23歩
67角28飛39角打
58飛48角引成同飛同角成22歩成同金74歩
攻め筋が細いのですが、評価値は+288、手は続きます。わかりにくいので、好んで指したくはないです。