先手が48飛を28飛と戻すのは
36歩よりも少し劣ります。52飛には86角
55歩同歩同銀には53歩を用意しておきます。72金上36歩75歩同歩55歩同歩同銀74歩
66銀53歩42飛66歩56歩67金の時に、長岡先生の解説では94歩96歩55角・・・なのですが、57銀とされて
この図の評価値は-127、先手が思わしくありません。
なので
72金36歩75歩には同銀
と応じるのが正しいようです。この図の評価値は+211の先手良し。後手の応手で岐れますが、75同銀同角64銀86角
銀を手持ちにしているので先手が良いでしょう。
戻って
55歩には64銀同歩43銀
53飛34銀成51角44成銀73飛95角
というくらい。
また戻って
65銀には24歩同歩66銀
66同銀同歩55歩37桂56歩45桂
3つの変化とも評価値は+200ほど、先手良しで進行しています。
所司先生は
72金左16歩14歩36歩
この形も解説しています。55歩 (24歩同歩を入れると55歩に56歩があるので難しくなる) 同歩同銀には (24歩は入らず66銀23歩成55角で悪い) 同銀同角58飛
これは61金の形と違い、19角成には51飛成とできるので
評価値は+360の先手有利です。
また
(64銀には53銀なので) 54歩と受けるのは55飛同歩54歩
この図の評価値は+730の先手有利です。