6月29日 兵庫県神埼郡福崎町1912 TEL:0790-22-1077 関西花の寺25か所霊場 第八番札所 沙羅の寺・應聖寺。 應聖寺は、比叡山延暦寺を本山とした、天台宗のお寺で、今から1300余年前の白雉年間に、天竺の高僧法道仙人によって開基されたと伝えられる名刹です。 別名「沙羅の寺」としても有名で、 境内には数多くの沙羅の花が咲き、朝に咲いて夕方には散る 「一日花」 です。 平家物語の 「沙羅双樹の花の色…」 の文言はあまりにも有名ではかなく無常の象徴です。 仏教の祖・釈迦もこの木の下で入滅したと言われています。 本堂から書院にかけての裏山斜面に築かれた、江戸時代の「名勝應聖寺庭園」があり、四季折々の花が咲き乱れます。
本堂の屋根と沙羅。
本堂。 本尊は聖観世音菩薩。
夏椿とも言われている沙羅の花。
清楚な白い花です。
前庭の涅槃の庭には先代和尚刻の涅槃仏が横たわっていました。
名勝應聖寺庭園。
朝に咲いて夕べには散る沙羅の花。 諸行無常の花ですね。
年2回、夏と秋にお茶席が設けられます。 この時だけお茶室を拝見できます。
平家ゆかりの沙羅の花を羽二重の和菓子に表現。 「沙羅」の主菓子と江戸時代の物でツユクサが描かれた「なつめ」を使用してのおうすを頂きました。
第八番札所 應聖寺(沙羅) 花お守り
関西花の寺25か所霊場 第八番札所 應聖寺(沙羅) 兵庫県神埼郡福崎町高岡1912 TEL:0790-22-1077 花ごよみ:6月中~7月中 春 椿、雪柳、桜、 夏 金糸梅 冬 ろう梅