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庭の雪柳が少しづつ咲き始めています。
今回開講に当たり、
新たに買い換えました。
今回は最終回。
法的思考の特徴について
1.裁判(判決)をするにあたり、
裁判官は何を、どう考えるのか
・モンテスキューの公式
R×F=D・・・これは本当か
・意見(主張)を述べる文章を区別する必要・実益
・解釈論の実例・・・時効による所有権取得に177条は適用されるべきか。
・R(ルール177条)×F(認定事実)=D(判決主文、勝敗)
このモンテスキュー裁判官自動機械説を
本気で信じている人は今日ではいない。
・裁判官に対する「外的抑圧」
2.事実認定について事実認定の重要性、事実審と法律審
3.余論
など追加資料も含めて
分かりやすく説明いただきました。
条文です。
資料7では
スイフトのガリバー旅行記などからも引用されて説明されました。
市民講座、
身近な法律「民法」を知る
講師は
米倉明先生(東京大学名誉教授)でした。
9月より始まり
約6か月で11回、コロナが続く中
最終まで延期なくできましたことに感謝したいですね。
11回全部参加された方は19名いたと担当者が話されました。
いのししも全部参加しました。
今年で4回連続講義を学びました。
条文読みになれました。
このところの民法は
明治以来の120年振りの改正といわれるほど
改正されていますので
今回は特に重要な講座になりました。
1回:民法への導き
2回:契約関係の始まりから履行終了まで
3回:債務不履行の場合の法的処理
4回:能力、代理関係、および、意思表示の欠陥に関する問題
5回:民事責任(不法行制度)
6回:物権法(所有権を中心に)および人的担保(保証)
7回:親族法の常識
8回:離婚制度および養子制度
9回:相続法・・・法定相続を中心に
10回:相続法・・・法定相続の中心にの続き
11回:法的思考の特徴について
と多様な民法を学びました。
米倉先生
参加された皆さん
運営された担当者の方々
昨年は途中で中止になりましたが、
今年は完全な形で終了できました。
ありがとうございました。
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