先日、「東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」というコミュニケーション・ストラテジスト岡本 純子の記事がネットに書かれました。
はたしてそうでしょうか、という私の意見を紹介します。
PRESIDENT onlineから引用しながらコメントします。
最近とみに「日本は世界一、冷たい国ではないか」と思えてならないからだ。この感覚は、筆者個人の印象ではない。海外の国々と比較したデータでも裏付けられている。2007年のアメリカのピューリサーチセンターの調査によると「国は貧しい人々の面倒を見るべき」という考えに対し、同意すると答えた人は、イギリス91%、中国90%、韓国87%、アメリカ70%であったのに対し、日本は47カ国中、最低の59%だった。「貧しい人々の面倒を見るべき」とは答えなかった4割の日本人は「そもそも、貧困とは、貧しくなる人たちのせいなのだから、国として助けるべきではない」という考えなのだろうか。
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アメリカのピューリサーチセンターの調査はアンケートですよね。アンケート調査は自己申告ですよね。私が日頃、医学研究の膨大なデータをまとめている立場から言わせてもらうと、世界の人々で「貧しい人々の面倒を見るべき」と考えない比率はどこの国でも同じで、日本人が特にそれを正直に答えた、ともとれるデータですよね?このコラムニストのこんなデータ解釈は医学研究では通用しません。
日本が「きわめて他人に冷たい国」であることを示すデータはまだまだある。イギリスのチャリティー団体Charities Aid Foundation(CAF)が、人助け、寄付、ボランティアの3項目についての評価を各国別にまとめて発表する世界寄付指数(World Giving Index)。その2018年の調査では日本は144カ国中、128位だった。恐ろしいぐらいに他人に無関心で、冷淡な国民ということになる。
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私がアメリカに2年間留学した経験から言わせてもらうと、あのゴーンが来るまでは日本企業の社長や役員の年収は高くて1億円ぐらいだったのです。日本の法律やシステムはすでに十分富の分散に長けているのです。私ですら確定申告の段階で私の一生から東北地方の復興に分割で税金200万円が支払われるのですよ。それでは、あなたは東北の復興にいくら支払いますか?私は200万円です。一方、アメリカの企業の社長や役員の年収は10億円以上。アメリカの法律は富の分散が甘いので、10億円や20億円もらった人が多大な寄付をしているだけです。
母親が子供を乗せたベビーカーを一人で持ち、階段を上がっているのに、手を差しのべない人々。お年寄りが目の前に立っていても、スマホに気を取られ、お構いなしに座っている人。もしくは、手を差しのべる人に対して、「余計なお世話」とキレる人……。ことほどさように、日々、ギスギスとした世知辛い話題に満ちあふれ、潤滑油が必要な古い機械のように世の中全体が悲鳴を上げている。
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本当ですか?あなたの周りだけではないですか?あなたどこに住んでいるのですか?
かといって、個々の日本人がことさら冷たく思いやりがないかというと、決してそういうことではない。ほとんどは礼儀正しく、まじめで正直、思慮深い。財布や携帯をなくしても、誰かが警察に親切に届けてくれる国などそうそうない。しかし、他者との関係性において、「やさしさの示し方」がわからない、いや、「表立ってやさしさを示してはならん」といった変な因習に縛りつけられているかのようなところがある。「陰徳」などという言葉で代表されるように、善意は人前で見せてはならないというやつだ。
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本当ですか?あなたの周りだけではないですか?あなたどこに住んでいるのですか?
イギリスでもアメリカでも、若者からお年寄りまで、男性でも女性でも移民でも、自分の体と頭が動くうちに、その力を惜しみなく他者のために使うべきだという考えで、ボランティアや寄付、社会貢献といったものが、通勤電車に乗るように日常に組み込まれている。
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本当ですか?あなたの周りだけではないですか?あなたどこに住んでいるのですか?東北や熊本で地震があれば多くのボランティアの方が集まっていますよ。私がアメリカに2年間留学した経験から言わせてもらうと、むしろアメリカの移民の方がかなり差別を受けていますよ。アメリカでMBAを取得した連中なんて、金のことばかり考えていましたよ。
以上、「よくこんな記事を公に書くなぁ」と思った件でした。
科学的根拠を示せず、正しからぬことを公に発信してしまうこういう人たちって、私たちにとっての公益性・公共性・真実性を毀損していませんか。
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はたしてそうでしょうか、という私の意見を紹介します。
PRESIDENT onlineから引用しながらコメントします。
最近とみに「日本は世界一、冷たい国ではないか」と思えてならないからだ。この感覚は、筆者個人の印象ではない。海外の国々と比較したデータでも裏付けられている。2007年のアメリカのピューリサーチセンターの調査によると「国は貧しい人々の面倒を見るべき」という考えに対し、同意すると答えた人は、イギリス91%、中国90%、韓国87%、アメリカ70%であったのに対し、日本は47カ国中、最低の59%だった。「貧しい人々の面倒を見るべき」とは答えなかった4割の日本人は「そもそも、貧困とは、貧しくなる人たちのせいなのだから、国として助けるべきではない」という考えなのだろうか。
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アメリカのピューリサーチセンターの調査はアンケートですよね。アンケート調査は自己申告ですよね。私が日頃、医学研究の膨大なデータをまとめている立場から言わせてもらうと、世界の人々で「貧しい人々の面倒を見るべき」と考えない比率はどこの国でも同じで、日本人が特にそれを正直に答えた、ともとれるデータですよね?このコラムニストのこんなデータ解釈は医学研究では通用しません。
日本が「きわめて他人に冷たい国」であることを示すデータはまだまだある。イギリスのチャリティー団体Charities Aid Foundation(CAF)が、人助け、寄付、ボランティアの3項目についての評価を各国別にまとめて発表する世界寄付指数(World Giving Index)。その2018年の調査では日本は144カ国中、128位だった。恐ろしいぐらいに他人に無関心で、冷淡な国民ということになる。
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私がアメリカに2年間留学した経験から言わせてもらうと、あのゴーンが来るまでは日本企業の社長や役員の年収は高くて1億円ぐらいだったのです。日本の法律やシステムはすでに十分富の分散に長けているのです。私ですら確定申告の段階で私の一生から東北地方の復興に分割で税金200万円が支払われるのですよ。それでは、あなたは東北の復興にいくら支払いますか?私は200万円です。一方、アメリカの企業の社長や役員の年収は10億円以上。アメリカの法律は富の分散が甘いので、10億円や20億円もらった人が多大な寄付をしているだけです。
母親が子供を乗せたベビーカーを一人で持ち、階段を上がっているのに、手を差しのべない人々。お年寄りが目の前に立っていても、スマホに気を取られ、お構いなしに座っている人。もしくは、手を差しのべる人に対して、「余計なお世話」とキレる人……。ことほどさように、日々、ギスギスとした世知辛い話題に満ちあふれ、潤滑油が必要な古い機械のように世の中全体が悲鳴を上げている。
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本当ですか?あなたの周りだけではないですか?あなたどこに住んでいるのですか?
かといって、個々の日本人がことさら冷たく思いやりがないかというと、決してそういうことではない。ほとんどは礼儀正しく、まじめで正直、思慮深い。財布や携帯をなくしても、誰かが警察に親切に届けてくれる国などそうそうない。しかし、他者との関係性において、「やさしさの示し方」がわからない、いや、「表立ってやさしさを示してはならん」といった変な因習に縛りつけられているかのようなところがある。「陰徳」などという言葉で代表されるように、善意は人前で見せてはならないというやつだ。
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本当ですか?あなたの周りだけではないですか?あなたどこに住んでいるのですか?
イギリスでもアメリカでも、若者からお年寄りまで、男性でも女性でも移民でも、自分の体と頭が動くうちに、その力を惜しみなく他者のために使うべきだという考えで、ボランティアや寄付、社会貢献といったものが、通勤電車に乗るように日常に組み込まれている。
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本当ですか?あなたの周りだけではないですか?あなたどこに住んでいるのですか?東北や熊本で地震があれば多くのボランティアの方が集まっていますよ。私がアメリカに2年間留学した経験から言わせてもらうと、むしろアメリカの移民の方がかなり差別を受けていますよ。アメリカでMBAを取得した連中なんて、金のことばかり考えていましたよ。
以上、「よくこんな記事を公に書くなぁ」と思った件でした。
科学的根拠を示せず、正しからぬことを公に発信してしまうこういう人たちって、私たちにとっての公益性・公共性・真実性を毀損していませんか。
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