インフルエンザ治療薬タミフルを服用した日本の子供の死亡や精神神経症状の報告が、米国などと比べ突出して多いと分かった問題で、製造元のスイス・ロシュ社は18日、
1、日本でのタミフル流通量の多さなどに加え、
2、標準服用期間(5日)より短い2~4日の投与が一般的な、日本の薬の使い方も影響した可能性があると指摘した。
諮問委は、子供の死亡とタミフル服用の因果関係について、FDAと同様に「証拠がない」と否定的な見解を発表。FDAは諮問委の勧告を受け、タミフルの副作用監視を継続すると決めた。FDAの集計では、タミフル承認以降、日本の16歳以下の服用者の死亡例は計12人で米国はゼロ。幻覚などの精神・神経症状は日本が31人、米国が1人だった。ロシュはこの日、FDA調べより1人多い計13人の死亡例(全員日本)を諮問委に報告した。
FDAは日本の異常報告が多い理由について
3、子供への使用例が多い。
4、インフルエンザ脳症など神経症状への関心が高く報告が増えた、
などの可能性が高いと分析。一方ロシュは、流通量の多さなどに加え、
5、日本では熱が下がるまでを治療期間とするケースが多く、薬を止めた後にインフルエンザ症状がぶりかえし、それが異常として報告された可能性もあるとの見方を報告した。
同社によると、過去5年間に日本で約2400万人がタミフルの処方を受け、処方量は世界の75%を占めた。このうち子供は約1200万人で、使用量は米国の約13倍に上った。以上引用(共同通信社)
精神障害はタミフルの副作用ではないと思っていましたので内容自体に目新しさはなかったのですが、日本だけで世界のタミフルの75%を使用している事に驚きました。
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1、日本でのタミフル流通量の多さなどに加え、
2、標準服用期間(5日)より短い2~4日の投与が一般的な、日本の薬の使い方も影響した可能性があると指摘した。
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3、子供への使用例が多い。
4、インフルエンザ脳症など神経症状への関心が高く報告が増えた、
などの可能性が高いと分析。一方ロシュは、流通量の多さなどに加え、
5、日本では熱が下がるまでを治療期間とするケースが多く、薬を止めた後にインフルエンザ症状がぶりかえし、それが異常として報告された可能性もあるとの見方を報告した。
同社によると、過去5年間に日本で約2400万人がタミフルの処方を受け、処方量は世界の75%を占めた。このうち子供は約1200万人で、使用量は米国の約13倍に上った。以上引用(共同通信社)
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