ブログのアクセス状況を見たら、なんか耐熱バンテージを煙突に巻いた話題のアクセスが多いようでした。といっても所詮、井月庵なのでしれていますが、そこで、今年の夏に購入して冬キャンに備えて準備しているSサイズの薪ストーブの煙突ガード自作の話題でもと考えました。
ウインナーウエルノマドSの煙突ガードはメッシュタイプの場合、SMLで共通パーツになっているが、すでにM用に使用していました。バラスのは面倒だし、もう1個買えるほどの財力は持ち合わせていなかった為に、自作することとしました。
というか、そもそも欲しい時にいつでも気軽に買えるようなパーツでは無く、対外、売り切れ状態なのですから。
初めにネットやyoutube等でアップされていたものを参考に、メッシュの傘立てで作成してみました。
これです。 試しに使ってみると、Sサイズの薪ストーブは本体も煙突も軽量であるのに、このスチールの傘立ては大変重く、トップヘビーになって、非常に安定性を損ねているように感じました。
出来もそんなに良くないし。
何とかS用の小型で軽量な煙突ガードを作らねばと、思考すること2か月(長すぎます。)
ステンレスのメッシュで出来ないものかと考えました。
会社の帰りにコメリに寄って、1m当たり2500円くらいのステンレスメッシュを30cm(10cm単位で販売されていて、一生懸命にお店の方が切ってくれます。30cmは750円です。申し訳ないので切るのをアシストせずには居られません。)
SUSのM5×35 3本入り鍋小ねじを2つ。M5のナットを1袋 これで材料はおしまい。
金切りばさみで高さ30cmの網を長さ60cmに切断します。(いずれも位です。現物合わせで作りました。)
切り口は針金が出ていて痛いので、ラジオペンチでひたすら、折り曲げて端止めにします。(ものすごく、地味で過酷な作業です。この後の完成に希望を持てなくなると、挫折しそうになります。)
Nomad Sの煙突は1本304mm-Φ53なのでネットをぐるぐると2回ほど巻き付けて、Φ10cm位の筒にします。
筒の底と天端、側面をステンレスの細い針金で縫い付け一体化します。(ここでも挫折しそうになります。)
ボルトを均等に、同じ高さになるようにネットに差し込んでいきます、このとき、外側からボルト+ナット+ネット+ナットで止めていきます。
初めのナットは、ほぼボルトに全入れです。
ラジオペンチで内側のナットを挟みつつ、ドライバーでボルトを締めていけばちゃんとしまって、煙突をホールドできました。
入れてある煙突は、前回の傘立てガードに入れていたものをばらして取り出したものです。(すでに耐熱バンテージが巻いてあります。)
ついでに傘立てガードからステンレスタイを緩めてバンテージも結束バンドも再利用しました。
ステンレスタイ(結束バンド)は留め金の中に金属ボールが入っていて、こいつが楔の役目をしています。
だから、ラジオペンチで押し戻したり、端をだましだまし動かしているとリングが開いて少し緩みます。
再利用するので、傘立てから抜ければいいので、全部外れる必要はありません。
耐熱バンテージは激しくガラス繊維が出るので、注意が必要です。傘立ては、本来の役目通り、傘立てとして玄関に。
で、巻き巻きしたのが
結束バンドがひどく余ってしまいますので、SUS針金で止めておきました。
良かった点、材料費が1100円位で、煙突ガードができました。
以前に自作した煙突ガードの材料を再利用したのも無駄にならずに精神衛生上も、財布にもよかったです。
今後の改良点
耐熱バンテージは1500度位の耐熱性をもっていますが、外側は200度もあれば十分です。むしろチクチクして
取り扱いが面倒なので、フェルト製の焚火シートを巻いて上げた方が良いと思いました。
この上にさらにフェルトを巻くか、外側のバンテージを外して巻くか、したいと思います。
何かの参考になれば。
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