焚き火をしていて、トライポッドを使われている方も多いと思いますが。
(いや、そんな奴は余りいないだろ。)
鍋・釜の高さ調節の為にいちいち立ち上がって、吊り鎖を引き上げる等は大人の火遊びとしてはいただけません。
(うそです。立ち上がるのが面倒なだけです。)
古来、日本の囲炉裏には自在鉤という高さ調節器具が付いていました。
そう、魚の形をした鍋の上の吊るし器具です。
大人の火遊び・・・作りましょう。それもアウトドアで使えそうなコンパクトな奴を。
材料は
魚の形の木の棒が無かったので、以前手斧の柄を取り換えて何も考えずにくさびを打ち込んだら、割れてしまった木の柄を22cm位見つけてきます。
木製の3cm角で20cm位あれば、なんだっていいんでしょうが、固めの木材の方が良いと思います。(穴あけが大変だけど)
12mm外径のアルミパイプをペグと同じくらいの長さで切って、ドリルで穴あけします。
シャックルを端部に付けて2mmのステンワイヤーを通してカシメます。
出来たのが。
高さ調節はペグの長さで決まりますが、欲張ると自在の意味がなくなります。
ばらせばコンパクトに
こんな感じで使うのです。
もともと、高さ調節できるハンガーなので、正直、必要かと言えば微妙―ですが、お湯が沸いた後に保温状態で置いておくのに
とても便利です。
高さを手元で調節できるので五徳が無い分、燃料の投入や薪いじりに都合がよさそうです。
コンパクトだし、当分は一軍でしょうか。
高さ調節は吊り金のペグとパイプを持ってテンションの懸け外しで行います。
横木だけやパイプだけではこの場合いけません。
キャンプサイトでこんなギアを使っている人を見かけたら、素人にはちょっと見えませんよね。
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