焚き火は楽しいけど、風があると大変。
寒い夜はリフレクターがあると熱が自分の方に来て余計に暖かい。
周りの目を遮蔽してプライバシーがちょっと守られてる感がある モノと言えば。
と、いう事で焚き火陣幕が人気らしいが、買うと1.2万から1.8万くらいするみたいだ。
しかも売り切れ。
そんなの井月庵に待っていられる訳がない。金も無い。
じゃあ、自作しましょう。
手芸屋さんに行って余り厚くない帆布を2.5m、25mmのテープと長さ調節できる樹脂製のリングを買うと・・・4200円位した。
もう、後戻りできない。失敗は許されない金額だ。
やっぱりダメで製品を購入するとなると、スタートの4200円が勉強代になってしまう。
勉強なんて昔から好きじゃなかった。あるのは好奇心だけだ。
CADで図面を引く。
ポールは小さいタープ用のアルミポールφ19mmがあるからそれを使う。L=38.5cmの最上部2本と最下端2本
ペグはテントに付いてくる、ちょっとアレなアルミペグを使う。φ8mm弱の20cm×7本
ハトメは前にバンドックソロTC-1の設営ガイドを作った時の奴で十分だ。孔径8mmが8組
パラコードは3or4mmのが3.0m×2本
自在金具は何かのオマケか、20個位で400~500円位のアルミのがあった。×2個
調節・テンション用のリングは2個(購入に含む)
ミシンで縁を折り返して縫って、ハトメ付けて、テープ付けて、ポールの袋を縫い付けて。格闘する事5時間
(内、休憩1時間)
ミシン目がキチャナイ所もあるけど、陣幕って、「近づくな!何をしてるか見せて上げないモン!!」というギアなので
曲がっていても、ズレていても気にしちゃいかん!!。
「完成こそが正義だぁ!!」(失敗は許されないからね。)
出来ました。
何故か、暗闇の中ヘッドライトだけで設営した。
先にランタンポール設置して、照明つければよかったのに。
気が急いていたんだろう。設営して気が付いた。
「良いじゃん」 ちゃんと機能してる。 畳んでアルミポールに巻き付けるとL40cm×Φ20cm位になる。
余分な機能も付いてないけど、軽量コンパクトだ。
こうなったら、実際に使って見なくては。
おお、使えれる。
4200円無駄にならなかった!!
でも作るの結構大変だよ。
外からだと、光が透けて見える。
でも、厚い生地を使うと家庭用のミシンだと縫えなさそうで薄めです。
業者のミシンをお持ちの方は、厚い帆布で作った方が良いけど、重くなるし、火の粉で穴が開いたとしても味になる、たぶん。
ほっとウイスキー
ホントにホットするよ。
コテツ(柴♂9才)と。
改善点
ポールを全部袋にしてハトメに刺してロープで固定する仕様にしたけど、作るのが面倒です。また、ポールを延長してランタンハンガーを付けれれば便利です。
4箇所程度の帯状にして、ハトメは幕の天端に直接つけてパラコードを通して輪を作って置けば製作が楽になる。
布は今回、贅沢に1枚生地で作ったけど、三角を2つ取れば無駄が省ける。(縫うのが長くなるけどね)
細部はやっぱり、作りながら試行錯誤したから、作ってみて改めて気が付く点があるのです。
これは、「プロトタイプ」だぁ。
んっ?「待て待て、井月庵」4200円が勉強代に!?
余りの材料もあるから、その内オリーブドラブやカーキ系の帆布で作ってもいいかも。
今度は布代とテープのみで2500円位で出来るしね。
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