そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

年末に向けて

2013年12月10日 | 日記

今年収穫したそばを10日ばかり天日干しして、脱穀して、洗って、また2,3日、天日干しして12月8日の日曜から、石臼での手挽き製粉にこぎつけました。

重たい石臼を、やっとのことで、子供部屋から、爺さん婆さんのいる母屋に移して、製粉準備完了です。

今年の新そばで50g程をデモンストレーションして見せた後、そばがきにして食べました。

薄い緑色のそばがきで、水を同量入れて、柔らかバージョンにしました。

レンジでチンして出来上がり。

ふわふわのそばがきです。スプーンですくって食べてみると、ほんのり甘い。お蕎麦の香り。

 

爺さんと婆さんはがぜん製粉作業に興味が湧いたようでした。(作戦通り)

昨年の残りのそばも製粉してみました。やっぱり、味も香りも断然、新そばの方がいい。

毎日、製粉していただけることとなりました。

 

今年は、収穫量が少ないので、新そばを全部製粉してしまいそうです。来年の種が無くなります。

まあ、2年目なので、来年は種を買って播こうかな・・・。

年末の蕎麦打ちに向けて、製粉、そば粉の購入をしないといけません。今年は何人前、打とうかな。

年を重ねる毎に打つ量が増えるのはいいことかもしれませんが・・・

 

 

最近は、もっぱら「たぬき」でいただいています。

 

 


男の蕎麦打ち最終回

2013年12月05日 | 蕎麦打ち

5月から、月一で行われて来た、男の蕎麦打ち講座も本日で終了です。

12月は皆さん忙しいのか、最終日の参加は6名でした。仕事やイベントも立て込む時期なので、致し方無いことと思います。

 

今回は、星入りの田舎蕎麦を各自が各々、「カラ」を添加して打ちました。

先生のお蕎麦も星入りです。また、いつもは練りワサビでしたが、今回は業務用のチューブワサビでした。今回は参加者が少ないのでいっぱい食べれます。(*^_^*) (いいのか・・・)



蕎麦打ち講座は受講希望者が多いため、出来るだけ多くの方に、参加していただくという市の方針で今後は全5回を2講座で行うことになるそうです。また、今回参加の方々は、連続受講は難しいだろうとおっしゃっていました。

最後のアンケート用紙には、

平日の18:00では、仕事がある人は参加が難しくなるので、土日にして、1月に2回位で10回程度に増やしてもらいたい旨、

そばがきとか、天ぷら、つゆ等の蕎麦関連の料理についても内容に含んでもらいたいと記載しましたが、どうやら、市の方針とは逆の様です。

講座を通じて蕎麦の情報を入手することもできましたが、とりあえず今回はこれで終了です。

来年はどうしたものか・・・ どこかの同好会に拾ってもらって、幽霊部員になるか、今まで通り、一人で研さんに励むか・・

 

最後の蕎麦打ちにも関わらず、あまり上手には打てませんでした。受講生の皆さんが、それぞれ上手になっている中、もしかして、一番成長してないのは自分かもしれません。(:_;)

蕎麦打ちを初めて3年、まだまだ修行の道は遠く、険しそうです。 

と言うことは・・まだまだ蕎麦で遊べる、遊ばれるということでしょう。

 

 

 




 


蕎麦打ち道具に新しい仲間が加わりました。

2013年12月02日 | そば打ち道具

駿府匠宿で購入したこな取りです。

セキカワの「粉とり名人」3200円です。 幅が30cm程あり、接地面がしっかりしています。

性能は良いのですが、値段がちょっと高い様に感じました。左官ブラシとの相性もいいようです。

続いて、麺棒磨きです。植物の葉っぱが曲面の内側に貼ってあり、麺棒を磨くのに使います。自分の直径30mmの麺棒では少し小さいようです。


続いて

麺棒を養生するための蜜ろうです。 くるみ油で磨いていたので、表面はつるつるで、申し分ないのですが、蜜ろうは常温で固形状態なので、くるみ油に比べて、まったくべたつき感がありません。

75cm長さの麺棒(米ヒバの切れはし)を前出の麺棒磨きで表面のくるみ油による皮膜層を削り取って、蜜ろうで磨いてみました。1回目では、効果の程は分かりませんが、すべすべ感は1回目から感じられました。

日曜に、岩手県盛岡市の知人から、林檎の贈り物が届きました。「サンふじ」と「はるか」の2種です。

早速、地元の知人に賄賂として配って歩きました。蕎麦打ちの先生とか、会社の女性陣にです。


静岡のスーパーで売っているリンゴと比べると、その出来の良いのが一目瞭然です。

今年は台風が何度も来て、農作物の被害もかなりなものと感じていましたが、やっぱり、旬の果物は美味いです。

戴いた林檎は独り占めしないで、有効に活用させていただきました。で、結局手元に残ったのはこの3個です。

 

そうそう、朝霧高原蕎麦の会で提唱している屏風だたみの由来が自分なりに分かった気がしました。

これは私の勝手な想像なのですが・・ もともとお蕎麦やさんだったので、手打ちと合わせて、機械打ちの経験もあり、その中で屏風だたみを行われていたのではないか?ということです。まあ、機械打ちで屏風だたみをすると、うどんと同じように1m近く繋がって、蕎麦が長くなりすぎるということで短くするそうですが。