バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

銀座食堂@島原

2009-09-17 08:48:00 | 料理(ラーメン・中華麺)

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島原一番街商店街にある庶民的な食堂です。ここで具雑煮といっしょに「ちゃんぽん」(580円)もいただいたので、もういっかい掲載しますね。

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具雑煮と一緒に運ばれてきた島原のちゃんぽんは、長崎のちゃんぽんと違って、かなりあっさり。海鮮系の風味が勝る和風な味付けになっています。具はキャベツやモヤシ、豚肉、魚介、蒲鉾のなどなど、景気よく盛られています。太目の麺は柔らかい中にもプルプル感がある。これはなかなか質が高い。スープが澄んでいるのは一般的な長崎ちゃんぽんとの大きな違い。至極あっさりしていて、頼りない感もあるが、これなら夏バテや二日酔いのときにもいいでしょうね。名物の具雑煮と同様、意外なサッパリ感が好感が持てます。

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このお店では甘味も充実しています。かき氷の「白熊」やぜんざい等も人気のようだが、ミルキセーキ(450円)をいただくことにしました。長崎のミルクセーキってシャリシャリに凍っているんですよ…スプーンで食べるこのミルクセーキは、甘さひかえ目で、あの懐かしいミルクセーキの濃厚感はありません。夏向きの一品です。

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この食堂の座敷では、地元の方がランチにやってきて、テレビの前で腰を据えています。リビング感覚ですね。この座敷の壁には立派な「書」が2面掲げられている。名のある達人の書かな?っとよく見てみると、認められている文字は「具雑煮」と「白熊金時」…

  • 営業時間:11:00~20:00
  • 定休日:金曜日
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銀座食堂 郷土料理 / 島鉄本社前駅南島原駅島原駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


銀座食堂@島原

2009-09-16 09:59:34 | 料理(ローカルフード)

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「島原一番街」というアーケードのある昭和レトロな商店街の南の端っこにある庶民的な食堂です。入口を入ると一直線に廊下が一本、その右側が広い座敷席になっていて、4人テーブルが6席ほど並んでいます。また、入り口横に土間のテーブル席があってカウンターも設えられている。ここだけ別のお店のようにも見えます。

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ここのお店で具雑煮(900円)をいただくことにしました。具雑煮はここ島原の郷土料理で、「姫松屋」という有名店があるのだが、ここは以前においしく頂いているので、今回は別のところを。雑煮に必須のお餅のほか、鶏・白菜・椎茸・ゴボウ・卵焼き・春菊・高野豆腐・穴子・蓮根・里芋などなど大量の具を入れて土鍋で煮込んだもので、味噌仕立てではない、澄まし仕立ての出汁はあっさりとしながらも、昆布と椎茸の旨味がが深い。実に美味しいですね。

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この写真は以前に頂いた「姫松屋」のです。違いがよく判りますね。この具雑煮は、島原の乱のときに籠城に備えて作ったのが由来とされているが、この籠城軍が皆殺しになったために後世に伝えることができず、この由来には疑問符が付くらしい。それはともかく、餅も野菜もぎっしりの具雑煮なるもの、夏の暑さのなか、熱々の土鍋で食べるのにささか躊躇はあるが、意外にあっさりしていてスンナリ胃に収まるのが不思議です。

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銀座食堂のある商店街には、ところどころに湧き水の飲み場が整備されています。水に恵まれた島原らしいですね。この水が実に美味しいんです。この具雑煮の美味しさのヒミツはこんなところにあるんではないかな?

  • 営業時間:11:00~20:00
  • 定休日:金曜日
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九州ホテル@雲仙

2009-09-15 23:31:11 | 温泉(長崎県)

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雲仙での宿泊は、この九州ホテルにしました。日本の国立公園第一号の雲仙の中で、ここは雲仙観光ホテルと並ぶ、明治時代から要人や外国人観光客を迎えてきた歴史あるホテルです。ワタシ、こういった近代建築が大好きなので、以前からあこがれていたんですね。ようやく念願叶いました。

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天井の高い、広いロビーは昭和の良き時代の造作ながら、客室は今風に手が入れられていて、ベッドの質もいい。

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化粧室もモダンな造りでアメニティーも充実。窓を開けると雲仙の公園が見渡せてリゾートに来たんだなぁ…と実感できます。これは質が高いな。

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このホテルの温泉は男女それぞれの大浴場「大地の湯」、「四季の湯」と、夜は男性用、朝は女性用の「ひのき湯」、そして貸切用の「峰の湯」からなります。大浴場は内湯と露天があるが、地元の共同浴場に比べたら薄いという感は否めない。しかも、個々に仕切られた洗い場はスーパー銭湯のようで興ざめ。循環していて湯の花も見ることができないが、少しは白濁している。

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露天はもう少し濃く白濁しているような気もするが、よく見ると浴槽の内側を白い漆喰仕上げにしている。これで白さを強調して薄さをごまかしているのでしょうか。

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ところが悪いことばかりではない。この露天のすぐ隣が雲仙地獄になっており、湯けむりが上がっているのが見えるとともに、地獄からの匂いが入り込んでくる。この匂いが極上。これは借景ならぬ借臭かな。これは値打ちあります。

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「ひのき湯」は癒しの効果の檜風呂なんだが、それほど香りがあるわけではないし、中途半端なお風呂ではある。ただ、奥にある庭園露天風呂は少しだけ濃厚なような気がします。ただしここも循環です。お湯の質は評価に値しないが、丁寧な接客や歴史に裏打ちされた風格など、ホテルとしての総合的なポテンシャルは高いといえるでしょうね

  • 泉質:含硫黄-単純酸性温泉 51.2度
  • 場所:島原鉄道バス、長崎県営バス・雲仙お山の情報館BS
  • 訪問日:2009年9月10日

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百年ダイニング(九州ホテル)@雲仙

2009-09-14 21:27:21 | 料理(フレンチ・イタリアン)

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雲仙の老舗ホテル、九州ホテルのメインダイニングです。フレンチのカテゴリーに入れていいのかどうか迷う折衷料理のレストランなんだが、メインディッシュがフレンチなので一応このカテゴリーにしときます。

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クラシックホテルの雰囲気が充満するホテル内でも、創業当時を再現したレトロなデザインのここは特に雰囲気抜群ですね。窓からは雲仙地獄が一望で、噴煙が轟々と吹き上がっているのが見えて豪快。今回、ここで和洋折衷のコース料理をいただきました。コテコテのフレンチではないので、ワインはソアーヴェのクラシコ(白)を…

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前菜はさざえのつぼ焼きブルゴーニュ風、牛肉のタタキ夏野菜添え、長茄子の生姜煮XO醤添え、パプリカのマリネです。

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向付は「味彩盛」と称するお造りのゴマダレ和え、スープは愛野産ポテトのヴィシソワーズ、キャビア添えです。この島原半島はジャガイモの産地なんですね。これにグリーンピースの裏漉しが和えられていて優しい味わい。器の底からドライアイスの噴煙がポコポコ湧いてくるのは雲仙地獄をイメージしているとのことで、ちょっとしたご愛嬌ですね。

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主菜はチョイスになっていて、イサキのムニエル・バジルのソースを選びました。香ばしく焼きあがったイサキがいつに美味しい。同行者は島原名水地鶏のグリル・ココナッツカレーソースをチョイス。ちょっと味見させてもらったがヌーベルシノワのような上品な味わいで、こちらも絶品。

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最後にご飯とお吸い物、続いてデザートが運ばれてきます。お吸い物は鱧とじゅんさい、デザートはクリームブリュレ・トロピカルシャーベット添えです。全体に品よくまとめられているが、ダイニングのクラシカルな雰囲気とは対照的に、アグレッシブな構成になっていますね。

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朝食もこのダイニングでいただくことになります。バイキングスタイルなのは人的サービスの圧縮なんでしょうね。和惣菜はヴァラエティー豊かで、ご飯やお粥も美味しいが、洋食の質はどうなんだか…パンが悪けりゃ全体の印象が悪くなるのにな。このレトロかつモダンな空間では、浴衣のままでもOKのようです。温泉リゾートならではのことですね。

  • 場所:島原鉄道バス、長崎県営バス・雲仙お山の情報館BS
  • 訪問日:2009年9月10日
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百年ダイニング 欧風料理 / 雲仙市その他)
昼総合点★★★☆☆ 3.0


湯の里共同浴場@雲仙

2009-09-13 16:13:24 | 温泉(長崎県)

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温泉街から少し入った、住宅や個人商店が入り組んだ、古湯地区の一角にある共同浴場です。ここは雲仙に3箇所ある地元の共同浴場のうちの最も古く、そしていちばん地元に密着した浴場といえるんではないかな?

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浴室の中央にある小判型の浴槽は10人足らずが入れる程度の大きさ。やや深めの浴槽には乳白色のお湯が掛け流されています。よく見ると少し青みがかっても見えるのはアルミニウム、いわゆる明礬が含まれる所為でしょうか。

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匂いはやや硫化水素臭を感じるが、この辺り一帯がこの匂いで包まれているので、麻痺してしまってよく判りません。しかし、舐めてみると独特の金気臭と酸味を感じることができる。地中の成分が沁みてくるように感じるのは火山地帯の温泉特有の感覚です。

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湯の花の舞う濃厚な温泉と、話し出したら止まらない人懐っこい地元のオヤジさんたち…これだから共同湯巡りが止められないんやなぁ…

  • 泉質:酸性・含鉄・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉 44.0度
  • 場所:島原鉄道バス、長崎県営バス・雲仙BS
  • 訪問日:2009年9月10日
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新湯共同浴場@雲仙

2009-09-08 21:53:04 | 温泉(長崎県)

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宮崎旅館や九州ホテルなど、由緒ある高級ホテルや旅館の並びに、ひっそり存在する地元の共同湯です。雲仙で共同湯をいただくには、あらかじめ近所の店舗で1回100円の入湯券を買っておく必要があるとガイドブックに書いてある。なのでバス停近くのタバコ屋で買っておいたのだが、この共同湯の入り口に自動券売機がある。どっちやねん!?観光客の利便のために最近になって設置されたようです。

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石張りの浴室に長方形の湯船があり、白濁したお湯が満たされている。すぐ近くの地獄から引いているらしく、少し硫化水素臭があるが、意外にマイルド。舐めてみたら酸っぱい。酸性のお湯のようです。石鹸やボディーソープの類は置いていないが、あったとしても意味を成さないですね。

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運よく他にに入浴客がいないので、この自己主張たっぷりの名湯をひとり占め!ウシシシ…関西にはこんな火山性の温泉がまったくないのテンション上がる上がる!!遠くに来た甲斐がありますね。

泉質:含硫黄-単純酸性温泉 51.2度
場所:島原鉄道バス、長崎県営バス・雲仙お山の情報館BS
訪問日:2006年8月21日

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小地獄温泉館@雲仙

2009-09-01 21:54:49 | 温泉(長崎県)

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九州の代表的な避暑地であるとともに温泉街でもある雲仙。その雲仙の中心からやや離れたところ、小さい旅館が点在する、いわば、奥座敷のようなところにある共同湯です。

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石張りの、かなり大きな浴槽に、建物のすぐ上の敷地からの、源泉そのまま温度を下げた乳白色のお湯が掛け流されています。よく見ると細かい気泡が立っている。それによって白く見えるんですね。無味で匂いの薄いお湯は、やや温めでシルキーな感触。実に柔らかいお湯です。

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露天風呂こそないが、手作りの軽食もいただくことができる休憩所もある。ここは共同湯というよりは、ちょっとした日帰り施設ですね。訪れたのは平日の午前中だったのに、絶え間なく入浴客が訪れています。かなりの人気施設です。

  • 泉質:単純硫黄温泉 90度
  • 場所:島原鉄道バス・小地獄BS
  • 訪問日:2006年8月21日
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