カラスの壷と呼ばれる山中の辻に、巨岩に彫られた磨崖仏があります。
京都府相楽郡加茂町東小内山
まず最初に目にするのは、この阿弥陀座像です。 衣の曲線が良いですねぇ。
脇に灯篭が線彫りされており、火袋が彫りこまれ献灯できる様になっています。
この阿弥陀さんも微笑んでいます。
もう一面に彫られている地蔵菩薩です。
時々、見ずに行ってしまう人がいます。ちょっとかわいそう・・・
昔は石仏の前が水田でした。
現在
阿弥陀さんは昔のまんま
地蔵さんも昔のまんま
水田は無くなってしまいました・・・
カラスの壷と言う呼び名は、この石からの由来です。