笠石仏型の十王石仏です。
前に樹があるため、正面から撮影出来ません。
天理市福住町浄土
上段中央は阿弥陀像で、他は笏(しゃく)を持ち道服を着た坐像の十王です。
可愛らしい十王さん達
現在
前の樹が太くなって益々撮影し難くなりました。
雪が積もった十王さんも好いですねぇ。
今年は雪が 多かったです・・・
笠石仏型の十王石仏です。
前に樹があるため、正面から撮影出来ません。
天理市福住町浄土
上段中央は阿弥陀像で、他は笏(しゃく)を持ち道服を着た坐像の十王です。
可愛らしい十王さん達
現在
前の樹が太くなって益々撮影し難くなりました。
雪が積もった十王さんも好いですねぇ。
今年は雪が 多かったです・・・
尾上町のバス停近くに立っている、古式の地蔵石仏です。
奈良市白毫寺尾上町
、右手を下げて与願印を示しています。
ちょっと手が長すぎる様な気が・・・
現在
よく通る道なので見過ごしていましたが、写真を撮影して見比べたら・・・
あれ?
樹が無くなったのと、配置が変わっています。 小石仏も増えていますねぇ。
一見変わりない様に見えても、写真で見比べると違いが判ります。
香芝市西穴虫から県境を越え、太子町へ抜ける旧道にある地蔵磨崖仏です。
奈良県香芝市西穴虫
車道に沿って旧道(太子道)が残っています。
香芝市では磨崖仏は珍しいです。
穴虫峠を越えて、太子町の叡福時に至ります。
叡福時は推古天皇が聖徳太子の墓を守護するために建立された寺です。
三輪山南の裾にある金屋集落に、釈迦・弥勒の二尊板石仏があります。
もとは三輪山南の「みろく谷」にあった様です。
昭和初期の書籍には野外に置かれていた頃の素晴らしい写真が載せられています。
奈良県 桜井市金屋
螺髪を刻み、衲衣衣文の線も略さずに幾条にも彫り出しています。
古墳石棺材を利用して彫られています。
説法印釈迦如来立像
重厚な面相、複雑な説法印の両手の表現も見事に彫りあげています。
弥勒菩薩立像
右手を上げて施無畏印、左手与願印を示しています。
山の辺の道沿いの収蔵庫に安置されています。
龍王山への道のひとつに萱生(かよう)からの道、萱生道があります。
龍王山城跡に至る少し手前に、廃道を見守るように立っています。
天理市田町不動ノ背
探し出すのに非常に苦労しましたが、やっと見つける事ができました!
力強さを感じます。
お顔も憤怒の形相でお不動さんらしいです。
吊り上った目元と、への字の口元が特徴的です。
足を置いている所がちょっと変わっていて三角形になっています。
非常ーーに判り難い所に在ります・・・
釜口大師長岳寺から龍王山手前の長岳寺奥の院へ登る釜口道。
参詣道に石仏が点在しています。
畑の石垣に混じって並んでいます。
阿弥陀坐像石仏
昔はすぐ横の小川に落ちていたそうです。
地蔵坐像石仏
今は階段になってしまった参詣道を見守っています・・・
小石仏
不動明王石仏
龍王山を越えた所にある、藤井集落の人の奉納と彫られています。
落ち葉の道がいい感じです・・・
長岳寺門前石仏のすぐ前に庚申堂があり小石仏が集められています。
天理市柳本
小石仏が集められている所は、整備しすぎている所が多いのですが
此処は、なかなかいい感じです。
堂内に青面金剛石仏が祀られています。
脇の小石仏の中に、一際目を引く石仏が・・・
阿弥陀坐像の双仏石です。
単純な彫りですが、何故か和みます・・・
長岳寺から東方の龍王山の頂にある、龍王山城跡に至る釜口道を登ると。
城跡の少し下方に、長岳寺奥ノ院があり不動明王石仏が祀られています。
天理市柳本
正月の鏡餅が、まだお供えしてありました・・・
写実的で力強い不動石仏ですが
お顔は憤怒の形相ではなく優しい感じがします。
堂々としたお姿・・・
磨崖仏以外の不動石仏の中では大きいほうです。
山中にすっくと立っています。
この辺りはとても倒木が多く、いたる所に猪の足跡があります・・・
長岳寺の北東の山すそにみろく丘と呼ばれる所があり
そこに倒れかかった弥勒石龕仏があります。
天理市柳本
摩滅も少なく美しいお姿。
石龕仏であったが、屋根石は前方に落下しています。
現在
数十年ぶりに御対面です。
もっと倒れ込んでいるかと思いましたが、なんとか踏ん張っています。
結構汚れていますねぇ。
右の石柱に梵字「ア」を、左の倒れた石柱に「バン」を刻んでいます。
すぐ上に木の根が張っており、何れは 倒れてしまうのでしょうか・・・
あと何年持つでしょうか・・・
正面の樹の根元にいらっしゃいます。
長岳寺八十八ヶ所めぐりの在る境内の奥に、大きな弥勒石棺仏が在ります。
古墳の石棺材を転用したものです。
美しいお顔です。
現在
昔と比べて少し汚れています。
美しさはそのままです・・・
それにしても、昔のモノクロフィルムの写りっていいですね~