西條奈加作時代小説「亥子ころころ」を読みました。「亥」とは十二支のイノシシのことで旧暦10月のことです。十二支は年月日や時間を表すのにも使われます。1月ー寅から始まり、2月ー卯、3月ー辰~と続き10月が亥になります。亥の子(亥の月の最初の亥の日)には亥の子餅食べる慣習があったそうです。登場人物の名前が「亥之吉」というのもあり、題名がつけられたのかなと思います。和菓子職人のお話です。和菓子は季節と深くかかわっています。旬の素材や見た目、名前にも季節を感じられるようなものが多いです。私の父が餅屋を営んでいました。お餅やお饅頭、パンなども家で作って売っていました。いつも小豆の煮た香りがしていたのを思い出しました。そんなこともあり、面白くてあっという間に読み終えました。治兵衛(和菓子職人で父)、永(治兵衛の娘)、君(永の娘で治兵衛の孫)の3人家族に雲平が加わり物語が進みます。職人としての心意気や家族の気遣い、思いやりが感じられて居心地が良かったです。また、江戸では金が流通していたので「きんつば」、大阪では銀が流通していたので「ぎんつば」ということや「竹の春」は秋のこと、竹は秋に青さを増し、春に落葉するそうで、初めて知ることもありました。竹はよく見かけますが今まで気が付きませんでした。
昨日は朝、家事を済ませピアノの練習もして急いで散歩兼買い物に行きました。予約した本が用意できたとメールが来たので駅前まで受け取りに行きました。帰って昼ご飯を済ませてから、この本を読みました。面白くて、夕食後も続けて読んで読み終わりました。21時からはテレビで「テルマエ・ロマエ」が放送されるのでそれまでにお風呂に入ってと朝から大忙し(笑)最近、ヤマザキマリさんの本を読んだためか猛烈にバタバタ(笑)でも充実した1日でした。西條奈加さんの「まるまるの毬」が1作目だったらしいので近いうちに読みたいと思いました。時代小説はあまり好みではないと思っていたのに友達の薦めで読みました。こんなに面白くて感動しました。
2023-2-11(土) 図書館資料 請求番号:B/913/サイ
というお餅や和菓子やパンなどを売っていました。
たいていはおうどん屋さんも兼ねているところが多いのですが
私の家は喫茶店をしていました。朝ごはんはこちらでホットミルクとトーストを食べていました。
ご飯もパンも好きで両方食べるので食事療法ならぬ食事両方です(笑)
みどりさんも食事両方組ですか?
帝国劇場に東京国立博物館、いいね~(o^-')b グッ!
東京には芸術があふれていますね。
きっとみどりさんの血(知)となり肉となったことでしょう。
やりすぎだけは気を付けてね。
ご実家は餅屋さんだったんですか。手作りのパンを食べられる毎日は羨ましいです。私はお餅もパンも大好きなので
先日ある舞台を観に初めて帝国劇場へ行ってきました。たまに非日常の世界に浸るのはいいですね。
次の日は一人で東京国立博物館へ。楽しかったのですがちょっと疲れてしまいました。
ついついあちこち行き過ぎてしまう癖が抜けず。
大阪の二の舞にならないように気をつけなくちゃ〜ですね