@サプリメント機能性食品は「気のせい食品」という著者に乾杯。余りにも真実を知らないまま服用している気がする(ある一点だけに効き目があると言うことだけで)。現実、「紅麹」で健康被害者は医療機関に受診した人は2603人、入院患者530人、死者数は397人となったが、実は諸外国では「紅麹」は以前から販売禁止されている部類だと言うことだ。そんなサプリメント(トクホを含めた栄養機能食品、機能性表示食品)の現実を知ると「服用して得ることは何もない」逆に長期的には不健康になる可能性があると言う、ことだ。それは政府、厚生省、消費者庁の姿勢は内容を一才検証することなく「申請だけで認証」(販売責任任せ)している事実が多く、その種類も増え、曖昧で煩雑になっている、という。さらに諸外国で「禁止部類」も販売されているものがあると言う。これらの食品は「病人向けでは決してない」と言うことを肝に銘じておくべきだ。
『サプリメントの不都合な真実』畝山智香子
「概要」紅麹の危険性は世界的に指摘されていた! 「ビタミンやミネラルだから安全」は大間違い? ウコンは肝臓機能を低下させる? 「伝統薬・漢方薬だから安心」とはいえない? 機能性表示食品は「気のせい食品」? 日本には健康食品の安全を保証する法や制度がない……それでもあなたはサプリメントを飲みますか? 食品安全の第一人者が海外の最新事情もふまえ、これだけは知っておきたいポイントを徹底解説。知ったら怖くて飲めなくなる。9割が知らないサプリメントの黒い真実。
ー2024年11月「紅麹」で健康被害者は医療機関に受診した人は2603人、入院患者530人、死者数は397人 海外(北米・欧州)では紅麹サプリメントは随分前から人への混交被害との関連が複数報告されており注意勧告・警告されていた。
ー「健康食品」は健康な人が使うものという位置付け(病気の人が使うことを想定していない)、中でも法律上の定義があるものは特定保健用食品(トクホ)、栄養機能食品、機能性表示食品の3つがある。これらまとめて「保険機能食品」という。
ー「トクホ及び条件付きトクホ」は「海外ではまず有り得ない」と言う理由は、数十人程度を対象として数週間の試験(予備的臨床試験結果の段階)だけで「国によるお墨付き」が与えられている。その背景は国民の健康の維持増進が目的ではなく、政府のマーケティングの手段で行われたものだ。
ー「機能性表示食品」では2013年に安倍首相によるトップダウンで実施された成長戦略の制度、成長を妨げる過剰な規制を一気に緩和、一部の効果効能を宣伝して売り上げを伸ばす事を目的に実施された食品だ。いわゆる科学的根拠を基に国が審査無しだが事業者に自らの責任で表示だけを求めたもの。「トクホ」で認められなかった製品が機能性食品として販売されている。「機能性表示食品による科学的判断のレベルは食品安全委員会の基準より遥かに低く、消費者を騙してもいい物だと消費者庁がお墨付きを与えたような物」という。機能性表示食品は企業が表示する文言などを届ける物だが、届出をした内容とは違う宣伝をしている物も珍しくない、と言う。
ー消費者庁に届出された科学的根拠の質は誰もが閲覧可能で内容を第3者が検証できる、とあるが報告の質、研究の質のおいて不備が多く、改善していない、と言う。
ー2023年の「きなり匠」(表示する合理的な根拠がないと指摘摘発された事件)その他88製品もあり機能性食品としてのヒョ王子を撤回させた。
ー「アガリクス」バイブル商法「でっちあげ表示」事件(「単純に~は素晴らしい」と直接宣伝するだけ)食品に直接表示できない機能効能をだけを宣伝する手法
ー輸入食品を含め発がん物質は食品の添加物にごく普通に流通している(残留農薬も同じく)
・健康表示で認められている栄養素・物質等を知っておくべきだ
ーまとめ
・「約10年経って、健康食品の科学的根拠が予想以上に酷いものになっている」
・「新規食品の定義はできるだけ国際的基準に合わせて欲しい」(紅麹は先進国では禁止)
・「食品に表示されている『効能・効果』が頼りなく曖昧なものが増えた」
・「健康食品の制度が世界基準なりに改善しない限り健康被害を起こしやすい」
