@現代社会は「人間関係」を如何にうまくこなしていくかということが重要で、それには誰にも相性があり本書はその相性を9つに分類し、更に社会での「付き合い方」を伝授している。面白いのは「自分がやり方を知らない、気づいていないだけ」という発想の下、日々努力し上司とうまくやれる方法を模索、自分に会った効率のいい仕事を生み出すのが最適であり、複雑化した社会をうまく乗り越えていける方法ではないかと思う。
『人間は9タイプ』坪田信貴
「概要」ダメな社会人などいない。タイプ別アプローチを知れば仕事も恋もうまくいく多くの人が「条件」で会社に入り、「人間関係」の苦悩が原因で会社を辞めると言われます。でも、そうした苦悩、自分や部下の仕事力が伸び悩む原因は、実は「人間には大きく分けて9つの別々のタイプがいる」と知らないことにあるのです。実は、相手のタイプによって、かけた声や接し方の効果はまるで違って来ます。それを知れば、最初の2つの疑問も解消され、仕事も対人関係も突然うまくいきだします。〈本書の効能〉●タイプ判定で職場が楽しくなる。/●仕事の悩みや疲れを解消できる。/●自分や部下の能力を伸ばせる。/●上司や取引先に信頼される。/●魅力が増して、人に好かれる。/●人間関係がとたんにスムーズに。
ー9タイプ診断テストサイト(90問質問)
http//apps.amwbooks.asciimw.jp/biz9type/
ー人間の9タイプ 理想同士
完璧主義 楽天家の上司
献身家 芸術家の上司
達成家 堅実家の上司
芸術家 完璧主義者の上司
研究者 統率者の上司
堅実家 調停者の上司
楽天家 研究者の上司
統率者 献身家の上司
調停者 達成者の上司
ー仕事が辛い、楽しくない人は
自分がやり方を知らないだけ=気づいていないだけ
あなたの思っている「常識」なんて身近にいる五人の考えの平均値
「人の価値」=ファンの数(自分の利益しか考えない人にファンは付かない)
ー社会人とは
「知識」「技術」「人付き合い」を頂点とした三角形で構成
3つを行うことで頼み事が発生し、それが達成されると信頼が生まれる
会社を選ぶときは「ワクワクする」「儲かる」「社会貢献になる」が基本で「継続」
お金を貰う、稼ぐとは「プロフェッショナル」であるべき、ということ
面接での質問は必ず用意しておくこと
例えば「どうやったら会社により貢献できるでしょうか」
ー今の日本
指示に従うだけで「楽であっても」安定は得られない社会になっている
「安定」を求めるこ帰って「不安定」になる時代となった