ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

一枚の写真『入国お断り』

2021-01-31 08:40:00 | 一枚の写真
『日本からの入国は暫く拒否です 日本からのお客様、ちょっと控えてください!』
ここにきて日本渡航客拒否する国が増えた 1月26日現在:入国制限措置73ヵ国・入国条件及び行動措置146ヵ国とある。詳細は外務省サイトへ
これでは海外からのオリンピック選手を日本に送り込めたいと同じ意味になるのでは! (日本のコロナ対策は十分ではなく健康危機があると言う意味にもつながる)
(写真出典:Bbmail)

生まれながらの世界で生きるには『マラビータ』⭐️4

2021-01-31 08:39:00 | 映画から見える世の中の動き
家族の絆、生きるため元仲間に抵抗し貪欲に戦い生ぬく。人の生き様はそれぞれあるが憎しみからは平和、幸せは生まれない、そんなサスペンス・ギャング映画だ。人は生まれながらにしてその環境の世界にいる。どう逃れようが決して逃げきれない世界もあるが、努力と人々の協力で脱することもできるはずだ。
その為には、まず慣れた習慣から一歩出る行動をすることだが。なかなか人はそうできないし、そうしない。それは慣れてしまっているからだ。
「笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生」ドイツのことわざ
『マラビータ』MALAVITA
元マフィアのフレッドブレイク(ロバート・デ・ニーロ)は古いマフィアに狙われて世界を転々とする。一家は漸くノルマンディーに定住しようとするが住人への対応が悪く思わずマフィア時代の癇癪が噴出する。 やがてマフィアが居場所を突き止め襲いかかる。家族、妻、2人の子供と共に戦いぬく。

多くの科学者から「真似る」術がある『天才科学者はこう考える』

2021-01-30 07:48:00 | 世界の動きから見えるもの
「読むと物の見方、考え方が変わる」「書いてあることを実践」しなくとも知識の詰まった、経験・実験した著名人がいう言葉には意味深いものが隠されていた。「見えないものが見え始める」効果の書籍とでも言えよう。事実から想像し、新たな発想が生まれる、まさに「読むだけで頭が良くなる視点」を与えてくれる。これからの世界は今までの進化した以上に速度を増し変化すると言う。科学・テクノロジーの世界が人間の思考・創造力を高めていく。それには好奇心を持って新しいことに挑戦することが必須だ。多くを学ぶことよりも深い理解力・解決力が今後必要だと言うことだ。教育に関して、今後教師はもっと生徒自身が好奇心を持てる内容と工夫、さらに実験・体験をさせる必要があるだろう。
『天才科学者はこう考える』ジョン・ブロックマン
世界を指導する研究者や思想家たちが何を考えているかを人間性を見る書籍 見慣れている世界から違った世界を見る場合、その使徒の心、感情が違いより深く理解できる
・マーティン・リース(宇宙物理学者)人類はこれから急激に進化する
    太陽の誕生は約46億年前、燃料が尽きるまで60億年
    遺伝子操作や人工知能の発達で進化が急激に伸びる
・P・マイヤーズ(生物学者)人類も地球も全て偶然の産物
    生物学を学ぶにはまず基本的な代数学が必要(確率・統計など)
    凡庸性の原理(あなたは特別ではない)という<>科学の妨げとなる
・クレイグ・ベンター(ゲノムサイエンティスト)地球に似た惑星は数十万ある
    微生物の存在(人間の身体の内外には100兆くらいの微生物がいる)
    人間は微生物で生かされている 微生物は遺伝子組み換えで進化している
・マックス・テグマーク(物理学者)
    教育に必要なものは人間関係、健康維持、避妊、時間管理、批判的思考
    教師は科学的な生活を送るように生徒を促すこと、好奇心を刺激し学ぶ意欲を高める
    科学的思考とは例として消費者のアンケート意見を強く印象に残るものにすること
・ロジャー・シャンク(心理学者・科学者)正しい判断を下すための実験思考
    実験を日常生活にも活用し正しい推論をする方法を教えること
・ティモ・ハネー(サイエンティスト)客観的な意思決定には対照実験
    直感に反しているものを実験して見ることで思いこみやヤンケン、想像力の欠如から開放    
・ジョン・トウービーマン(進化心理学者)因果関係を理解することで世界は平和になる
    人間の脳は「道徳戦争」情け容赦ないゼロサムゲームを適応する
・デイビッド・マイヤーズ(社会心理学者)90%の人が自分を平均以上だと考える
・ジェラルド・スモールバーグ(神経学者)過去の経験が思考を左右する
    バイアス(事前に生じた食感、感情、考えなど)で注意を集中させることができる
    私たちの思考にバイアスが必ず影響を与えている
・カルロ・ロベッリ(物理学者)「確信のない結論」の方が信頼できる
    科学者は常に懐疑に対して扉を開けておくこと
・ローレンス・クラウス(物理学者)不確実性を無視した数値は全て無意味
・オーブリー・デグレイ(老年学者)未知への恐れ
    リスクはあっても、変化を受け入れた方が長期的には生活の質が向上、定命を伸ばす
・スティーブン・ピンカー(心理学者)ゼロサムゲームは人を不幸にする
    口論はあえて負けた方が得
・ロジャー・ハイフィールド(編集者)他者と協調すると生存競争に有利になる
    協調により人は自らを進化させることができる
・ディラン・エバンス(心理学教授)分業と交換は常に利益になる
    比較優位の原則から分業、交換の方が利益になる
・ジャイソン・ツバイク(コラムニスト)創造性は意図的に高められる
    創造性を高めるには環境の多様性と意識して様々n種類の物事を学ぶようにする
・レベッカ・ゴールドスタイン(哲学者)仮説が複数ある場合はどれを選ぶか
    最も平凡な仮説を採用すべき
・ニコラス・カー(著者)認知的負荷(記憶容量に限界がある)
    情報が多すぎると理解度が下がる(ジョージ・ミラー 短期記憶は7つまで)
    短期記憶はせいぜい3つから4つ(学習効果)
・ハンス・ウルリッヒ(キュレーター)人の創造性を刺激するように提供する人
    元は博物館、美術館で入れるものを選ぶ人
    価値をあたらに創造し交換し合える
・ジャームス・オドネル(古典学者)あらゆるものは必ず変化する
    平凡な日常を送っていると万物は流転していると言われても実感がなくなる
・ダグラス・ケンリック(社会心理学者)イタリアは身振り手振りが大袈裟になる
・アンディー・クラーク(哲学者)ありのまま世界を見ることができない
    人は未来の予測に合わせて現実を修正する
    「木を見てから森を見るのではなく、森を見てから木を見る」のが私たちの現状
    人間が行動を起こすのは、現実を予測に合わせるためだ
・ドナルド・ホフマン(認知科学者)有用でない感覚情報は隠される
    最初に魅力的だと思った感情はその人との交配によって子孫を残せる確率が高い意味
・バリー・スミス(BBC司会者)バニラの香りを嗅ぐと甘みを感じるのは何故か
    臭覚を失った人は鬱になりやすい(臭覚を失った人は食べ物の味が判らない)
    味のほとんどの部分は口腔香気、臭覚によって生じる
・アダム・オルター(心理学者)赤いシャツを着ると魅力的に見える)
    赤色のシャツは男性にとっても魅力的に見える
    晴れの日よりも雨の日の方が記憶が正確になる
    温かいコーヒーカップを持っている人は知らない人を見ると第一印象がよく見える
    アメリカ人に対して国旗を見せることも同じ態度が好意的になる
・ジェファニー・ジャケ(環境学学者)人間にはあらゆる種の生物を絶命させる力がある
    哺乳類の4種に1種が絶命の危機
    キーストーン(生き残れる種別)
・ジャロン・ラニアー(サイエンティスト)情報はただ伝達するだけでは必ず歪む
    伝言ゲームと同じ原理(翻訳でも人種によって翻訳が異なる)
・クレイ・シャーキー(社会学者)平均値をとっても意味がない
    パレート分布(わずかな人々で大半を占める・世界の富)
・ジェイ・ローゼン(ジャーナリズム教授)厄介な問題はどのように解くか
    厄介な問題を解くにはクリエイティブな人、実利を重んじる人、柔軟な考えや対応ができる人他者と協力して物事にあたる人が求められる
・アラン・アンダーソン(コンサルタント)人間は危機が差し迫らないと行動を起こさない
    規則は災害が起きてから作られる
    人が目を覚ますのは、目の前に危機が迫った時
・ヘレン・フィッシャー(研究員)3つ子の魂百までは正しい
    頑固な人、秩序ある人、人当たりのいい人は男女問わずいつまでも変わらない
・ジェフェリー・ミラー(心理学教授)正常と異常の間に明確な線引きはない
    パーソナリティ5:開放性、誠実性、社交性、協調性、感情の安定性で構成される
    精神疾患とはその特性が高低する状態
・アンドリアーン・クライエ(新聞記者)認知能力を磨くには音楽
    認知能力を向上させるにはフリージャスが打って付け(拍子12音)
    認知のみならず知性、コミュニケーション能力を見出す力がある    
・デイビッド・ローワン(編集者)個人データを使って自己発見する時代
    パーソナルデータマイニング(ユーザ本人の個人データを分析提案する)
    どんな気分なのか、効率性を改善させたりでき、健康の増進、直感・感情的に理解できる
    自らの学力的な弱みや創造性に関する強みなどを明らかにできる
・ティモシー・テイラー(考古学者)テクノロジーが人間らしく進化する道を切り拓いた
    自らの創造性を抽象化し、実在する道具を思考のメカニズムに変化でき自分の物にできる
・エフゲニー・モロゾフ(編集者)人は過去の成功体験に固守する
    それをアインシュテルング効果という
    認知対象(目の前の問題)が広がるほど過去の解決策に頼る傾向がある
・ジョシュア・グリーン(認知神経科学者)科学と尋問学は共存できるか
    同一の世界が2つあるとそれらに対する理解が全く同じになる 愛・復習、美・残虐性
・ビクトリア・ストツデン(法情報研究者)スケールが変わると直感が働かない(スケール移転)

地下40m以上の土地は誰の所有?

2021-01-29 11:28:41 | 世界の不思議・出来事
@地下の空間、世田谷・狛江に発生した地面埋没(地下空間)は世界でもある。 日本で怖いのは「40m以上の地下は工事し放題」と言う法律(大深度法)があると言うことだ。詳細はこのサイト道路陥没招いた東京“地下開発”の闇 地下40メートル以下は「開発し放題」?
(写真提供:Bbmail)

幸不幸と感じるは自分次第『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』

2021-01-29 07:52:06 | 人生を「生かす」には
人は何でも早合点する人も多い、注意しても聞き耳もたず自分のしたいことをして、後にその後悔をする。それはよく聞き、よく理解するプロセスを欲と意志が間違えてしまうことだ。 欲張らず、他人を思い、人の幸福は自分の幸福につながると経験とその知恵が導いてくれるはずだ。幸不幸は全て自分の行動がキッカケだと悟れば全てうまくいくかもしれない。やり直しも自分の努力でできるから。
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない』王貞治
『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』廣嶋玲子
「型抜き人魚グミ」
学校の体育の時間、泳ぐのが苦手な11歳の女の子。型抜き人魚グミで人魚になった。ところが説明書を最後まで読まなかったせいで人間に戻れない窮地に追い込まれる。「人の話をよく最後まで聞くこと」
「猛獣ビスケット」
兄9歳は妹7歳に怖い話をするのが楽しかった。ある日「猛獣ビスケット」の箱をお店で見つけ盗み出し、中の猛獣サイを食べた。ところが箱に入っていた猛獣たちが暴れ出し兄襲い始める。妹は長いが叶う指輪を買って御呪いをすると猛獣たちが消え失せた。兄はそれ以来怖い話を妹にしなくなった。 「人を陥れると仕返しが来る」
「ホーンテッドアイス」
21歳の仕事を始めたばかりの女性。真夏の暑さにアイスを購入、すると部屋にお化けが出始めるが女性はそのままほかっておいた。出張後帰宅するとお化けがいなくなってしまった。それは他人がアイスを食べるとそちらに取り憑くとあり、泥棒に入った人に取り憑いでしまったのだ。「どっしり構えれば何事も自信が湧く」
「釣り鯛焼き」
魚釣りが好きで鯛焼きが好物な8歳の男の子。バケツに釣竿を垂らすと鯛が釣れ、釣り終わると鯛焼きになると言う鯛焼きセットを買い、いつも鯛焼きを楽しんでいた。ある日姉が釣竿を壊したことで鯛が釣れなくなり危ない目に遭うと、指定の釣竿以外は使用しないようにと注意書きがあった。「欲張りは不幸を招く」
「カリスマボンボン」
うだつの上がらない28歳の美容師にカリスマボンボンが仕事を助け、一代カリスマ師になっていた。ある時駄菓子屋の主人が店員に猫を助けたお礼にボンボンを渡すと、その美容師は横取りして思わず口に含めると今までの順調な経営が破滅を見るような状態になってしまった。それは努力に見合った成果を呼び起こせるというボンボンだったのだ。「努力はいつか実るを信じる」
「クッキングツリー」
ぐうたらで怒りん坊のママは2人の子供を放って始終外出する。ある日駄菓子屋の主人がクッキングツリーをプレゼントしに来る。それは「いただきます」と「ごちそうさま」と言うだけで木から美味しい食べ物が出てくる優れ物だった。ママが帰宅するとその木を邪魔者にして一つの身を食べると、翌日人が変わったように優しいママに変わっていた。それはバチが当たり良い人に変身させられたのだ。「自分に甘えを与えない」
「閉店」
この「銭天堂」はお客を選び、お客は不幸を幸に、幸は不幸なる。それはお客次第で勝ち負け・幸不幸が決まる。


人は何を持って人を求めるのか

2021-01-28 13:20:28 | 珍しいモノ・商売
@手編みの人形・バニー・サンダース上院議員がオークションにあるという。何か穏やかで慎ましく、癒し系にもなる人形は人気だとか。最終的に日本円で2百50万円で落札したとある。 コロナ禍で欲しいものは自分を守ってくれるお守りだろうか。

人は自然から学ぶが基本・科学・化学で進化してきた『ドクター・ストーン』⭐️5

2021-01-28 07:46:54 | 映画から見える世の中の動き
知識豊富で智慧者になるアニメ映画。古代文明に現代の科学・化学の知恵と工夫で生き残る人類の進化を見ることができる楽しく勉強にもなる映画だ。人類は如何に生きて進化してきたのか、自然から得るもので文化を作り上げてきた。大人でもとても面白く、楽しく、「なるほど」と言わせる博学的創造力は脱帽する。鬼滅の刃以上の豊富な知恵と知識、それに想像力は今年のヒット作になるだろう。 『成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない』シェクスピア
『Dr. Stone』日本アニメ映画
世界異変により全ての生物が石化して、3700年後、奇跡的に2人(力任せの大樹と科学に強い千空)が蘇る。他の生物が蘇るために科学・化学を駆逐、人類が発見、発明した文明を改めて造っていく。石器を作り、生きるため獲物を捕え、火を起こす。やがて科学の知識から石化した人を蘇らせていく。だが善人と悪人を見分けていくのは難しく、人は欲に弱い。それは黒色火薬を作り出し弾薬を製造した時から現実化し始める。
科学の進化と人類の進化を知ること(証明していく)のできるこのアニメ映画はおもしろく勉強にもなる

権力者は結果ありきの世界しか見ていない『獄中記』

2021-01-27 07:51:55 | 映画から見える世の中の動き
作家であり元国会議員の最大の人生・経験論は囚獄された日記にした様々な人生を彷徨い生き抜いてきた囚人たちとの出会いだったかもしれない。多くの囚人の中には「嵌められた」囚人もいたこと。それは犯罪者が無知無能で所管(警察・弁護士など)の言うがままで有罪となり収監された者もいると言うこと。収監中にヘロイン中毒にされ更なる犯罪を出所後に犯してしまった囚人など刑務所の中と外は意外に繋がった世界もあることを知る。
判事・弁護士・刑務官などいい人ばかりでは無い、それをこの獄中記で知ることができるが、中でも『どんなことも初めから決めてかかるなということだ』と言う囚人の言葉。その意味は、刑務所も政治・権力者のする事は、最初から決まった結果(自分たちの思惑)だけを発言、行動を取ると言うことだ。驚くべき一言だがそうかもしれない。決まったことだけ淡々とするだけで権威保護できれば最高なのだ。
『他人を押さえつけている限り、自分もそこから動くことはできない』ジョージ・ワシントン 
『獄中記』ジェフェリー・アーチャー
「アーチャー、刑務所へ」。2001年7月19日、衝撃のニュースが世界中を駆け抜けた。世界的ベストセラー作家にして元英国下院議員ジェフリー・アーチャーが偽証罪に問われ、四年の禁固刑を言い渡された。刑務所へ送られたアーチャーは、過酷な刑務所生活を自ら克明に綴って発表したのがこの書籍だ。
・司法の執行妨害と偽証罪で刑期4年の有罪が確定し、22日間の刑務所での生活を克明に記した書籍である。(刑務所での収監は約2年)
・1週間に利用できる@金額12ポンド50ペンス(日本円で¥1770円・これで日用品、必需品をある程度調達することができる)
・独房の広さは9フィートx 6フィート(2.7m x 1.8m)約17時間~18時間半監禁される
    残りの時間は45分の外での運動、シャワー、食事時間
・囚人には色付きカードが配布される(赤:カソリック教、黄:イスラム教、緑:ユダヤ教)
    食事や礼拝時に見分ける目的(食事にはベジタリアン食、宗教食もある)
囚人の6割がヘロインもしくはドラッグ患者、また収監中にヘロイン中毒になる者も多い
・「リスナー」という役割の囚人は他の囚人を見張り手助け、相談相手になったりする
    その他様々な役割を持った囚人が必ずいる、物の調達、金、助っ人など
薬物検査の基本は尿検査
    マリファナは最大28日間尿から検出される
    ヘロインは直ぐに水を1000ml以上を飲めば24時間以内に痕跡がなくなる
刑務所でのヘロインなど薬物はシャバの数倍の値段がつく、主に面会で入手、その他新入り囚人が持ち込む(体内に飲み込む)、その他差し入れのシューズの中、本の中、封筒の中に刷り込む
・刑務所で食事をしないことは「違反行為」ハンガーストライキと見なされ罰せられる
囚人たちからの相談、悩み
    無実で刑期を言い渡された囚人、何度も刑務所行きで慣れた囚人
    刑務所以外にシャバで生活できなく何度も逮捕、収監される囚人
    無期懲役で一人寂しく日々を過ごす囚人、刑期後の人生をと熱心に勉強する囚人
・フレッチという刑期22年の経歴は、少年時から警察・大人から虐待的暴力を受けたことで犯罪常習犯になってしまい、最後の逮捕はその虐待した人物の手先による犯罪で収監された
「政治は刑務所に似ている。つまり、どんなことも初めから決めてかかるなということだ。現実は正反対だってことがよくあるだから」
・「あなたにそのようなことをする権利はない」と看守から言われる要は「何事に対しても囚人は文句を言うな」と言うこと
・「刑務所の中でも人は平等に扱わられるべきだ」受刑者たちの怒りが多い
    「誰もが一角の人物なら、誰も一角の人物ではなくなってしまう」

子供の幸せは自分の幸せに繋がる『Herself』⭐️5

2021-01-26 07:51:21 | 映画から見える世の中の動き
人を助け、人のために努力すれば、いつか周りが助け、協力してくれる事を身をもって知る。シングルマザーの過酷な人生から「子供の幸せは自分への幸せに繋がる」とロマンティック人生を現した映画だ。日本の母子・夫子家庭数は約1百万とあり、母子と父子では7:1の比率で圧倒的に母子家庭が増えておりシングルマザーの世帯が今後も増えていくことを示している。日本の都道府県別数値はシングル親が多い都道府県ランキング【47都道府県掲載・完全版】を参照。
今後、政府からの支援は増えるだろうか、少々疑問も多い。
『Herself』
夫からのDV(虐待的暴力)を受けていたサンドラ(クレア・ダン)は、2人の幼い子供たちと一緒に夫から逃げ出しました。が、一時的に宿泊施設に閉じ込められ何ヶ月も苦労した後、介護補助をしていた医者ペギー(ハリエット・ウォルター)の手助けから、手頃な価格の家を自分で建てるというアイデアを思いついた。周りの人々も何とか願いが叶うように手伝い、小さな一軒家が完成する。同時に夫との子供に対する親権訴訟から勝利を得て無事子供達と一緒に住めることになる。ところがその完成の夜に夫が家屋に火をつけて全焼させてしまう。サンドラは失望し寝込んでしまうが、夫との繋がりは一切断ち切ることができ、子供達がまた新たに家を建てようとサンドラを誘い掛ける

人を動かす特効薬とは『竹槍念仏』

2021-01-25 07:50:36 | 歴史から学ぶ
@「竹槍念仏」は悪玉を抑えるには言葉(処罰)や金(罰金)だけでは用を足さない。どうしても「力には力」(武力には武力)しかないと悟る仏僧姿の渡世人の小説だ。現代でも始終問題を起こす輩には「力」でネジ防ぐしか方法がない場合が多い。人は強っぱりで強情、実は弱気で意気地なしも多いと聞く、それに効く特効薬はやはり「力で示す」(体で覚えさせる)が一番と言えるだろうか。悪が増えるのはもう一つ、政治的な背景、経済状況にもよる。今後コロナ禍で起きている混乱が諸悪の根幹につながらないようにすることも必要だろう。
『Giving people self-confidence is by far the most important thing that I can do. Because then they will act』ジャック・ウェルチ 訳:人に自信を持たせることが、私にできる何より重要なことだ。自信さえ持てば、人は行動を起こすからである。
『山本周五郎作品集7』山本周五郎
・「曾我平九郎」
    信長の家来で堅物の男が信長が仕向けた娘を受け入れず、信長は大層な剣幕で堅物男を捨てた。その後男はその娘を探し出し機を伺っていた。それは桶狭間の戦いで今川義元を最初に斬りつけた武将として後日真実が明らかになると、信長は大層満足した。それもその斬りつけた武将は2人とあり、2人目が武将の格好した者で信長が推挙した娘(妻)だったことで信長は感激した。 人は人の真心(恩恵)を読む力も必要だ。 「恩返し」
・「癇癪料二十四万石」
    癇癪持ちの武将が相手の悪戯から法を破り、真っ当な生き方を選んだ。すると幕府は24万石を摂取してしまった。だが武将の妻は名誉を守るため家督を捨てる勇気を褒め称え、後日悪義を働いた武将も家督を取り上げられ癇癪持ちの武将より少ない石高武将に成り果てた。武士として守ることに徹した勇気を誉めた妻 「武士の名誉」
・「竹槍念仏」
    身を仏僧として地方の貧相な寺に住む元清水次郎長の子分で昔は賭け事も多いにした男がいた。ある時村の娘がヤクザ者に襲われそれを力ではなく自分の蓄えた金で肩を付けた。ところがまたそのヤクザが渡世人をなぶり殺す事件に巻き込まれ、果てにはその仇の助っ人としてヤクザと勝負することになった。 悪人は力で抑えるのが一番と悟った。「力には力」

一人の自由人権主義者が狙われた訳『MLK/FBI』⭐️5

2021-01-24 07:48:54 | 映画から見える世の中の動き
一人の活動家が国家に狙われ、最後には何者かに射殺される悲劇、ドキュメンタリー映画は、刺激的でもの悲しい。当時の人種差別主義者はまさに偏見とみえる。キング博士の言葉「I have a dream」は自分の運命を予期していたかのように聞こえる。「正義と悪」は米国の基本法のような魂だが、その国が正当化しようとする活動家を監視し、敵視していたことはあまりにも残念だ。だが、悲しいことに歴史はこういった犠牲の中から多くの自由人権活動が見出されていることだ。
現代でもそうだが、権力を持った人々にとっては自分たちが管理する変化は許容範囲にはないのだ。また、政局の中心にメスが入ることは許されることなく、法を上手く潜って正当化させ取り除こうとしたことだ。
『私たちには今日も明日も困難が待ち受けている。それでも私には夢がある。
Even though we face the difficulties of today and tomorrow, I still have a dream』
『MLK/FBI』(Martine Luther King, Jr./FBI)
1963年8月28日、水曜日、ワシントンでの有名な演説だが、マーティン・ルーサー・キングジュニア博士は、アメリカの英雄として記憶されている。橋を架ける人、賢明な政治戦術家、そして道徳的指導者として。しかし、歴史を変える政治的キャリアでは、彼はしばしば国家の敵のように米国の諜報機関や法執行機関によって扱われた。このドキュメンタリー映画では、FBI長官J.エドガー・フーバー(1924~1972)の人種差別主義者が、50年代から60年代を通してキングの活動を監視し、歴代の大統領への忠告を忘れなかった。FBI長官はJ・フーバー氏はキング博士(妻と4人の子供)を超危険な人物として扱った事だ。以前より、民衆の「自由への叫び」を阻止すべく、その影には白人で弁護士のスタンレイ・レビソンがキング博士を支援をし、一時ケネディー大統領は支持していたが、スタンレイは過去に共産主義の仲間でFBIが注視する要因を作った。スタンレイ氏の共産主義・ロシアとの動きからキング博士はFBIから盗聴、盗撮される事になり、全ての行動を監視されていた。1964年にはキング博士がノーベル賞候補になるとフーバー長官はキング博士を嘘つきだと批判し嘲笑した。遂に1968年4月4日、39歳のキング博士はホテルのバルコニーで何者かに射殺された。2027年には封印された司法テープが公開されるという。 墓碑に掘られた言葉は『Free at last, Free at last, Thank God almighty  I’m Free at last』