@人を信頼させ行動させるなど詐欺の手法でもあることだが、対面でその一番は「安心感を与える言葉遣い、表情と仕草」である、と言う。心理的誘導が上手いのは「暗示」させる力がある話し方である。自分を語り相手を知る会話動作に様々なテクニックがある。最初は不安、疑問を提示させ絶妙に安心感(背景の説明等)を徐々に与えて行くのである。本文で気になったのは「咄嗟に返事ができない場合、理解するより『感動』(共感)してあげるほうが相手も嬉しい」と言うテクニックだ。更に同じモノでもちょっと切り口を変えるだけで違ったイメージを持たせることだ。例として「この牛肉は、赤身が70%です」vs 「この牛肉は脂肪が30%です」
『人は「暗示」で9割動く』内藤誼人
「概要」本書はデキる人がこっそり使っている「心理誘導のルール」を豊富に紹介。会話の中でさりげなく「暗示」を使えば、「どんな人ともコミュニケーションがうまくいく」「分かってほしいことが一発で伝わる」「ますます頼られる存在になる」──こんな効果が表れます。 あらゆる場面で人に好かれる「言葉遣い」「表情」「しぐさ」も紹介しているので、人間関係が円滑になり、毎日が充実していきます。ポジティブなコミュニケーション入門書の決定版です!
ー基本は「言葉使い」「表情」「仕草」に注目
・安心感を与える:無意識に注目・挨拶(明るく少々起きな声で)・聞く姿勢に気をつける
挨拶など声は多少大き決めに・元気よく・さらりと要件を伝える(印象的なキーワード)
笑う時には口角をちょっとあげ、目尻も下げる・相槌はしないほうが良い
話すときに口を手で覆わない・髪の毛などを触らない・腕組みしない
会議・面会など時間を指定、終わりをハッキリ言う
・「NO」と言わなくなるには
心の状態がワクワクしている時・褒めまくる・前向きなものの言い方を繰り返す
繰り返しの言葉を3回は言う
日頃の行動力で示し、信じていることを熱っぽく話す
気配り・小さな親切・「やる気」を刺激する
・上質な会話テクニック
成功するより失敗するほうが圧倒的に多いと言う意識を持たせる
困難な時にこそ余裕ある態度・姿勢を見せる・「あなたもできる」を連呼
丁寧な気持ちや謙虚な姿勢は文章にすべし・感謝
・賢く譲方歩する方法
妥協点・折り合えるポイントを掴む・相手の価値観を見出す
反論したい時には「質問形式」を取れ
タイミング、時間をおいて話す、小さなお願いをしてみる「ちょっとだけ」
咄嗟に返事ができない場合、理解するより「感動」してあげるほうが相手も嬉しい
断られた場合はひたすら残念がる
・イメージ操作の極意
心理学的納得・「ウン」と言わせるデーターを収集・統計調査数値で説得
「この牛肉は、赤身が70%です」 vs 「この牛肉は脂肪が30%です」
「この方法で行けば50分の30は成功」vs「50分の20は失敗するでしょう」
人間の基本要求を刺激する(視聴率アップに「殺人」「美人」を入れる)
