ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

一枚の写真『外の風よ 吹け〜〜〜』

2022-06-30 11:05:25 | 一枚の写真
「ちょっとでも外の風入らないかな? 逆に直射日光で暑いよ〜」
節電で室内も暑い、せめて外からの風が入れば!!! 
電気代は12ヶ月連続で値上げ、昨年比で既に30%アップされている。さらに円安で引き続き値上げ構造が見えてきた。節電? でごまかしか?
(写真提供:Bbmail)


日本の失敗はここに問題あり『なぜ、今思考力が必要なのか』

2022-06-30 07:33:09 | 経営・リーダーシップに必要な事
「何も考えていないばかりか行き当たりばったり」がコロナ禍での政府対応策が目立った。しかるに現代、「考えない方が楽」と言う意識も多く、「長いものには巻かれろ」意識が多くなり、自然と「任せっきり」で自分自身で考えない「思考力停止」状態になっている気もする。ここにある「対話」こそその思考力を高める方法かも知れない。
『なぜ、今思考力が必要なのか』池上彰
「概要」思考力がつくと、仕事も、人間関係も、人生も、よりよく変わっていきます。
それは、「自分の可能性に気づくことができる」からです。
⇒「なぜ、いま思考力が必要なのか?」
第1章 戦争・パンデミック・東京五輪──日本が失敗するときの共通点
日本社会が抱える問題のひとつは、失敗を教訓とせず、失敗したときに備えての「プランBを考えない」こと。もうひとつは「精神論に支配される」という点。
    NASAvs経済産業省:失敗を恐れず挑戦できるvs 一度の失敗でも出世に関わる
    日本は失敗に備えない基本計画を描くのが下手で行き当たりばったりになりがち
    日本企業はいざという時株主の言うことを聞かない(資本主義ではない国)
    日本は「自分の頭で考える」をしないから次の展開ができない(どこぞの国のまねばかり)
    失敗すると「思考停止」となり、「答えがない」となる(精神論だけで突っ込んで行く)
    「出る杭は打たれる文化」「空気を読め」など「負の文化」が率先する日本社会
ー知識偏重教育、正解を求める教育が「思考力」を低下させている
    思考力でこれまでとは違った視点で自分を見つめ直し、自分をよりよく知ることができる
第2章 自分の頭で考える授業――さあ、一緒に考えましょう
⇒2022年度より高校の社会科が、従来の知識重視から思考力重視へと大きくリニューアル。「地理」や「近現代史」「公共」の紙上模擬授業を行います。
    「高度成長経済」は教育水準の高さと人口が要因
    戦後の教育から世界史、日本史、地理等が置き去りになる
    「地理総合」「歴史総合」により思考力の基礎知識が着くようになる
アクティブラーニング「主体的・対話的深い学び」への移行
第3章 折れないしなやかな自分をつくる――乗り越える力
⇒次元の違う道を見つけられるのも、思考の持つ力。「自分の強みを知る」「逆境で腐らない」「斜めの関係」など
    「自分だけじゃない」という感覚・視点をもつ
    「自分の強み」を見つける
    忖度せず「自由にものが言える」環境を見つける
「乗り越える力」を得るためには「問いを立てる力」を養うこと
第4章 ステレオタイプ思考は脱却できる――問いを立てる力
⇒ステレオタイプ思考に陥ると頭がこり固まります。それを打ち破るには「問いを立てる力」が有効です。
    「何のために」等原点に立ちかえる
    「メンターはどう考えるのか」を自分に問いかける
    人生には「正解のない社会」が溢れ、「考えない方が楽」と言う傾向がち
思考力とは「問いを立てる力」となる
第5章 思考が深まる、新しい発想が湧く――対話の力
⇒思考力を鍛えるための対話実践法です。対話の達人である著者が、「聞き方」「疑問文にすると相手は考える」「対話型リーダーシップ」など、相手を理解し自分もよりよい発想を生み出す「対話の力」
    弁証法「「正」「反」の意見の対立を試みる:まず話を聞く
    「対話的リーダーシップ」適正をみた役割を与える
ー「疑問文」で話すことで「相手に自分の頭で考えてもらいたい」と言う意志
終章 思考の方程式――9つの考えるヒント
思考力を鍛える実践法。
    知的好奇心をくすぐる事実を見つけ、事実を収集して真実に近づける
    自分の頭で冷静に考える「定義」「根拠」、作用・反作用の力学で考える
    国際スタンダードで物事を考え、3次元で立体的に見て、現実の最新情報を収集
ー「考える癖」をつけ「無知の知」を自覚しながら考えを深める訓練をする


人生は「プレイバック」もまた楽しい『プレイバック』

2022-06-29 07:41:09 | ミステリー小説から見えるもの
街の権力者は法でも金と権力で何とでもなると思い上がる。だが、異国の街での自由気ままな発言と行動は許されない。よく政治社会に居る「思い上がり」は権力を振り翳し、街ぐるみで自分の思った通りに動かす。現実に「長いものには巻かれろ」の如く、悪事でも地位を持った輩の言われるままで従う人も多いのは寂しい限りだ。真実は虚意の世の中に潜んでいる、と言うことだ。
「優しくなれ、さすれば生きていると言う証が見つかる」そんなミステリー小説。
『プレイバック』レイモンド・チャンドラー
「概要」女の尾行を依頼されたマーロウは、ロサンジェルス駅に着いた列車の中にその女の姿を見つけた。だが、駅構内で派手な服装の男と言葉を交すや女の態度は一変した。明らかに女は脅迫されているらしい。男は影のように女について回った。そして二人を追うマーロウを待つ一つの死とは。多くの謎を秘めた問題の遺作。
ー神秘性を持った一人の女性、それを追うマーロウ。だが何故その女性を追い、たどり着く先を雇われ弁護士に報告しなければならないのか最後まで理解できなかった。
ー街で権力を持った男の息子が不意に死んだのはこの女性(妻)の所為であり、息子を殺害したという判決には成らず納得がいかなかった。だが、捨てる神あれば拾うか意味あるの如く、違った街での有力者に恋を抱く。
マーロウの言葉「しっかりしていなかったら、生きていられない。優しくなれなかったら、生きている資格がない」と仕事と愛に生きる探偵を指した。


新たな医療技術で治療可能 アルツハイマー・パーキンソン病など

2022-06-28 11:13:51 | 最新技術(IT)で変わる事
「集束超音波治療」で近未来は明るくなる。
「集束超音波治療」という技術を用いて、脳に薬剤を投与する新たな手法の臨床試験に臨んでいる。多くの専門家は、この治療技術がいずれ、脳腫瘍からアルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)に至るまで、治療が不可能あるいは困難なさまざまな脳の疾患の医療に革命を起こすと考えている。今後一連の治療をすべて含めても500ドル(約6万7500円)程度まで費用が減る


実話を検証するミステリー「ジュリア・ウオレス殺し」『顔のない男』

2022-06-28 07:40:41 | ミステリー小説から見えるもの
ミステリー殺人事件を検証するこの小説(ジュリア・ウオレス殺し)はノンフィクション事件であり、要は「犯人は夫で、本当に殺害したのか」という確たるアリバイが無いまま結審された裁判である。もし夫が殺害したのなら、その殺害の目的(金銭でも、争いでもない)に全く説明がなく問われ続けた事だった。 神のみぞ知る真実は本人の病死で葬られてしまった事件だ。
『顔のない男』ドロシー・セイヤーズ
「概要」英国黄金時代を担ったミステリー作家の女王セイヤーズ。本書は特異な動機の究明が余韻を残す表題作、不思議な遺言の謎を解く「因業じじいの遺言」、幻想味豊かな「歩く塔」など、才気横溢のピーター卿譚七編に、セイヤーズが現実の殺人事件を推理する興味津々の犯罪実話と、探偵小説論の礎をなす歴史的名評論を併載ーピーター卿の事件簿
ー顔のない男
    顔が潰されたような無惨な姿で見つかった死体。自画像を依頼した本人が嫌ったことでそれを書いた画家に容疑が動く
ー囚業じじいの遺言
    叔父の遺言が2通あり、後の遺言は館の何処かに隠されており、探す。最初の遺言からクロスワード的謎を解く事になる。
ージョーカーの使い道
    宝石を盗んだ男とのトランプの賭け。勝負に勝つことで盗まれた宝石を取り返す条件でトランプゲームを開始。八百長を見抜くことで勝を得る。
ー趣味の問題
    本物と偽物の2人のピーターが登場。いかに偽物を炙り出すか、ワインの評価で挑戦。
ー証拠に歯向かって
    自宅の車の中で自殺か。他人に見せかけるために歯の治療までさせ他犯罪。
ー歩く塔
    チェスの相手と幻想を見る。待ち侘びた友人は殺害されていた。
ジュリア・ウオレス殺し (アリバイ証言の裏付)
    若い2人暮らしの夫婦で妻が殺害される。18年間子供もいない生活で平凡な保険セールスの夫と暮らしていた。周りの評判も悪くなく中の良い夫婦だったとの証言が多く、犯人は夫なのかそれとも外部の人間だったのか意外性を世間に醸し出した。夫のアリバイを検証しても、確たる証拠は見つからず、ドアの間抜き、外出した時間帯と殺害のあった時間には疑問が残ったがそれを裏付けるアリバイもなく裁判となった。陪審員の結審は有罪となったが、最高裁で無罪と判決を言い渡され無罪放免となる。その2年後夫は孤独とがんで亡くなった。夫婦の間での争論は無く、金目当ての犯罪でもなく、外部者の犯罪も証拠がなく、裁判官は一瞬の狂気であったという説も残した。
ー探偵小説論
    探偵小説等が盛んになり始めたのは1841年~1845年、特に天才エドガー・アラン・ポオである。純探偵から純恐怖に始まる謎物語~ミステリー~恐怖。
    1927年ドイツの作家リオン・フォイヒトバンガーによるドイツ、英国、フランスの国民性を比較
英国人は本を読むときでも物的な正確さを好む(指紋や血痕、日付、時刻、場所などを重視)
・ドイツ人やフランス人はそれには興味を示さず、むしろ心的な真実を求める
    (人物描写を大胆に簡略化する英国に比べ詳細に描く)


国民への生活インパクトは政治家にとっては痒くもない『家日和』

2022-06-27 07:42:11 | 人生を「生かす」には
日々の生活そのものを描いた短編小説でも「夫の会社が倒産で失業」は家族世帯にとって危機だ。だが妻は元の会社に復帰、自然と夫は主夫となり、妻の家事仕事を理解するようになる。今後世の中は「専業主婦」という職業は諸外国と同じ様に無くなるかもしれない。その理由はここ10年ほど物価上昇はあれどサラリーが上がっていないことが起因する。日本はこの先更なる経済停滞から右肩下がり、少子高齢化で年金減、介護保険高騰など、一向に無能な政策ばかりで10年後も不安ばかり抱える国になることが恐ろしい。 経済低成長、賃金減、物価高、国民は生活の知恵を絞り出すが、政治家にとっては生活インパクトは痒くも無い 忙しいいのは如何に予算を使い切るかに悩む。
『家日和』奥田英郎
「概要」会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは……。
ーサニーデイ
妻がオークションサイトを始めると周りからの賞賛を得る。買主からのお礼と、周りの主婦からの若返ったからのような讃美。ちょっとエスカレートして夫の骨董品をアップすると瞬く間に高値、だがそれは夫の持ち物で・・・
ーここが青山
倒産で失業、主夫となり妻と交代。妻は元の会社に復帰、主夫は料理から園児の世話、弁当作りなど忙しくなると周りからの応援もちらほら。「苦しい時こそ種をまけ」「人間至る所に青山あり」(ジンカン・セイザンと読む)
ー家においでよ
妻が引っ越して一人暮らしとなる夫。部屋はがらんともの寂しくなる。やがて独身の時の一人暮らしを満喫しようと部屋の家具、家電類を自分好みにオーディオも昔のCD, DVDを持ち込み思う存分男の城に変身。すると同僚が屯する様になりその一人の同僚夫婦に一悶着。
ーグレープフルーツモンスター
内職をし始めた妻が人が川田ようになる。それはそのパソコンで住所を入力する内職だが、持ってくる年下の筋肉男に魅力を感じ始めたのだ。夢にまで出てくるその男は品のない単純な青年だが、40近くになる妻は外出もしないことで、その男に色気を感じるようになったのだ。
ー夫とカーテン
営業マンの夫がまたしても起業したいと、今度はタワーマンションの近くにカーテン屋を開業したいと。既に3回の起業は失敗しており、妻はイラストレーターの仕事を請け負っている。妻の仕事が快調な時に限って起業する時期とぶつかっており、今回もすこぶる調子が良かった。だがカーテン事業が日の目を見出すと妻の作品は没になった。
ー妻と玄米ご飯
妻が「ロハス」にハマり、健康食を家庭にも持ち込み始める。2人の子供と夫はもっと肉類が食べたいと言っても鶏肉になり、お米も玄米ご飯に、食に対する不満が出始める。だが妻はヨガも始める健康体であると主張し家族に奨励していく。


日本のコロナ対策費用77兆円(2021年) 誰が負担する?

2022-06-26 11:15:00 | 経営・リーダーシップに必要な事
日本のワクチンどうなった? 使い物にならなかった安倍マスク? さまざまな給付金? ワクチン開発には1300億円超の国税を注ぎ込んだが全く市場にないと言うのが現実。日本政府の出金はほとんどが無駄使いとしか見えない。野党での追及してほしいところだが、昨年のコロナ予算はなんと77兆円とある。コロナ補助金の使途も明確でない税金の投資は内閣の腐った所為だとしか言えない。今後この赤字国債を若い人たちが負担する構造となるのは目に見えている。


統計数値など分子と分母を知ることの重要性『数学力』

2022-06-25 11:25:26 | 経営・リーダーシップに必要な事
会社の決算書を読み解くことで数字に強くなることは昔から言われている事、さらに日常生活でも「数字で表現できる工夫」は中々できそうでできない。近年統計データなど目的別に分子分母の数を変えたことで全く違った報告書を見たことがあるが要注意が必要だ。それと数字にはそれなりの理由『WHY』を知ることだ。(Know-HOW から Know- WHYが大切)
『数学力』坪井信之
数学・数字のパワー
    客観パワー:客観性を感じさせる力(客観化)
        数字を使いこなすとどんな人でも客観的な話ができる
    具体パワー:イメージを想起させる力(具体化)
        具体物なイメージを数字と結びつけた形で具体性を感じることができる
    説得パワー:相手を納得させる力(説得力)
        数字は説明に説得力が加わる
数字の魔力
    平均値と中間値の違い
    水10リットルと1万ml (同じ量でもイメージが違う)
    「毎月3%」での再投資して福利計算にすると年率換算で約42.6%になる配当
    「通常金利に1%上乗せ」(外貨金利)通貨の両替手数料によるが実質1%にならない
    血液型を言い当てる率(日本人の場合:A型4割、O型3割、B型2割、AB1割)確率
ー数字リテラシー
    ビジネスパーションにとって数字リテラシーがないのは使命的な欠陥となる
    数学的思考法は仕事の上で求められるスキルである
    ニュアンスを伝える目的・ポジティブな数字、ネガティブな数字・効果的な数値
    経済・社会・会社を数値で表現する努力する(結論・数字に裏付けられた理由で説明)
経済統計データの意味を考える
        GDP(物価上昇の影響を排除する前の名目GDPが生活実感近い)
    Know-HOW から Know- WHYが大切
ー日本の失業率の計算方法
    求職者数/(就業者数+求職者数)x 100%
    求職者数が分子にあり、現在無職の人のうち積極的に仕事を探している人が求職者数    
    再就職を諦めた使途は含まれない、また家業・アルバイトも含まれない
ー数字に強くなること
    会計の数字を使うとビジネスが立体的に見える
    数字を使うと大きく外した時に早く気づく
    投資ルールは数字で決める
    会計情報で会社を読み解く(貸借対照表・損益決算書・キャッシュフロー計算書)


「〜である」から『〜する』モノからコトへの変化『イノベーションの知恵』

2022-06-25 07:53:13 | 経営・リーダーシップに必要な事
「モノ」から「コト」、「名詞」から「動詞」など現代社会はネットによって「~する」という「行動」そのものが身体的行動が減り、頭脳的感覚行動に頼った判断になっていることだ。いわゆる数字統計、文献情報などの「理論武装」的発想だけで物事を判断する状況になっていることに危機感を感じる。ネット社会でも『〜する』身体的実践行動が必要だと言うコトなのか。
『イノベーションの知恵』野中郁次郎
「概要」経営理論の「知識創造理論」で知られる野中郁次郎と、ジャーナリストの勝見明がコンビを組んだ“知のフィールドワーク”。取り上げた事例は9つ。「奇跡の動物園」では動物本来の行動展示で廃園寸前の状態から劇的に甦った旭山動物園と小菅正夫・前園長、「エキナカの奇跡」では「通過する駅」から「集う駅」へと大胆にコンセプトを変更したエキュートとJR東日本の鎌田由美子・事業創造本部担当部長、「都市の奇跡」では都市のど真ん中で養蜂を行って成功を収めた銀座ミツバチプロジェクトと田中淳夫、高安和夫の両氏を取り上げ、彼らの「知の作法」=「創造的行動様式」のエッセンスを抽出した。
「知識創造理論」
    アメリカ流のビジネススクールでMBAの教育をやってもイノベーションのコアになるリーダーの育成はできない。 イノベーションは現場でリーダーの実践によってもたらされる。
    ・「実践知の多くは暗黙知」(共振・共感・共鳴)
    ・「理論的3段論法」から「実践的3段論法」へ
    ・「モノ的発想」から「コト的発想」へ
    ・「考えてから動く」から「動きながら考え抜く」へ
    ・「名詞」ベースから「動詞」ベースへ
ー2つの時間感覚
    「時計時間」量的・客観的・常に同じ長さ・規則的・不可逆的・効率性の追求
    「適時時間」質的・主観的・人の生理的・心理的・不規則的・可逆的・創造性の発露
    (社員が真剣に考える場を作ること)    
ー「奇跡の動物園」旭山動物園   実践的3段論法=「目的x手段x行動」で集客
    歴史はチャレンジ&レスポンスによって作られる
    (挑戦と応答=環境変化によって生まれる
    目的を明確にする・目的を実現する手段を見つけ・行動を起こす・やり抜くこと
ー「エキナカの奇跡」JR・エキュート事業 「通過する駅」から「集う駅」へ変化
    「モノ」を「コト」にする(買い物をする・食事をする・時間を過ごす)
    内部から見る目線「勇気と情熱」から生まれる変化(深く考えること)
    「~である」名詞から「~になる」同士に変える
2つの視点
    モノ的発想:「名詞」ベース・静態的・固定的・化学的・分析的・傍観的・形式知重視
    コト的発想:「動詞」ベース・動体的・流動的・主観的・ありのまま・暗黙知重視
ー「教育」
    「与える教育」から生徒が考え、学ぶ教育への発想を変える「守・破・離」
    必要な知識を身に付ける・興味関心の深化・拡大させ・「もっと知りたい」を形にする
「シブヤ大学
    動詞ベースの「学びの場」ユニークな発想から学ぶ
    日頃から問題意識を持っていればアイデアのネタが引っかかる
ー経営者・リーダーの大切なもの
    判断の仕方「プロセス理論」
    「ワイガヤ」で語り合う場を提供
    個を尊重するマネジメント


一枚の写真『騙されないぞ!』

2022-06-23 11:13:00 | 一枚の写真
『騙されないぞ! オリンピックの経費、総額を出せ!』
オリンピックの経費1兆4320億円、という発表だが、実際の数値?またしても政府に騙されたままの数値だ。7340億円の当初の予算。誰が責任を取るのか? 毎回毎回誰も管理もしない、上乗せ上乗せでやり放題の政府の責任は大きい。
(写真提供:Bbmail)

人とモノを「繋げる」を果たした小林一三『小林一三の知的冒険』

2022-06-23 07:12:00 | 経営・リーダーシップに必要な事
「小林一三」の知的発想の源は文化的な活動、小説、日記、俳句、映画、絵画、美術などだと推測できる。さらに少年時からの旅・行動に於ける「人々をあらゆる事モノで繋げる」工夫と発想に心がけており、繋ぐための「鉄道」が優先し「娯楽」で人々を楽しませ、街を、公園で、動物園で、演劇で人々を繋げる役割を果たした。もし、その後現代でも生きていれば「繋ぐ」役割はネットからの起業を果たしていたかもしれない。
『小林一三の知的冒険』伊井春樹
「概要」阪急グループにつながる実業は幅広い分野に執心し、立ち止まることなく行動しつづけた自由人・小林一三。戦後日本の華・宝塚歌劇に結実した男の夢を育んだその豊かな背景を読み解く。宝塚の父、その素顔。
小林一三(1873年1月生まれ~1957年84歳没)
 阪急電鉄・宝塚劇場・阪急百貨店・東京宝塚・新宿コマ劇場・梅田コマ劇場
    韮崎から15歳で東京へ、浅草等で大衆演劇を見たことが原点となる起業
    16歳から慶應義塾、読書好きで編集出版に興味を持つ
    小説家を志望していたが19歳から三井銀行大阪、名古屋の銀行員として社会生活開始
    学生の時の経験から演説の構想、俳句、小説も仕事をしながら書き始め「練絲痕」出版
    お玉と婚約したが女性コウと温泉旅行、「新妻を追い出した酷い奴」、コウと再婚
    明治40年阪鶴鉄道会社監査役、その後箕面有馬電気軌道創設専務となる
    40歳にして箕面有馬電気軌道の宝塚線開通、動物園、宝塚新温泉、宝塚唱歌隊を創設
    政界には5年間、近衛内閣の商工大臣、幣原内閣の国務大臣、復興総裁
小林一三の小説・遺諸物
    小説「曽根崎艶話」(昭和23年出版)
        芸妓の生き方半生を物語った小説(旦那等は実在した三井物産がモデル)
    将来像「上方是非録」(東京都比較した大阪の街作り構想)
        芸妓論・花街論・大阪街づくり構想(東京の山手線・公園・動物園を参考)
        「大阪人が自慢するだけ他に類のない水の町の夜の景色はすこぶる美観である」
ー小林一三の発想
    15歳から東京浅草での演劇=演劇映画・宝塚歌劇への夢
    21歳で大阪に着いた時からの大阪改造計画の夢(鉄道網で繋ぐ構想)
    俳句を嗜み、小説を書き、新らしい生き方を文化の面(絵画・美術)からも模索
    尾崎紅葉と田山花袋「笛吹川」の影響も多く文化面への興味を広げた


文書力で7つのNGには気をつけろ『文書術』

2022-06-21 11:07:09 | 人生を「生かす」には
他人に自分の思いを的確に伝える文書力は一夜ではできない。日頃の「書く癖」から自分の思いが少しずつでも「書く能力」を増強させていると信じたい。書くことは人間に与えられた能力であり「人に伝える為の道具」なのだから使わないのは損だ。本書の7つのNGには気をつけたい
『文章術』印南敦史
今日から「書くことが楽しくなる」1冊!
ー大切なことは「うまいか下手か」ではなく「読んだ人の心にどれだけ刺さるか」なのだ。 
    書く習慣をつけつこと(慣れること)
    伝わる文章は起承転結がはっきりしている(問題提起・行動・展開・結論)
        誰に、何を、どうして、何のために書くのか
        言いたいことを推敲する(切り返し)
ー3ステップアクション
    「DROP」 思いついた単語を書き綴る
    「EDIT」 単語同士を紐つける
    「REMIX」 書きたいことの作り替え
4つの要素
    「シンプル」文章はシンプルに簡潔に
    「てにをは」助詞・助動詞・係助詞・接続助詞の使い方に注意
    「テンマル」なるべく30字程度に収める文章にする
    「リズム感」流れるような文章体にする
読者を疲れさせる7つのNG集
    余計な飾りや無駄が多い
    難しい漢字や複雑な表現を使いすぎている
    不必要に「!」「?」を使いすぎる
    過度な「自分語り」はノイズになる
    ネガティブ要素が多すぎる
    体言止めが多くて文章が幼稚になる
    カタカナ語で表現をごまかす
ー必要なこと
    「書くのが楽しい」となるために「好奇心」を持ち、「やる気」を起こさせる事


一枚の写真『着地が見つからない!』

2022-06-21 08:50:33 | 一枚の写真
@ 「行き場が見つからない!!誰に聞けばいいのか、この先政府は何もしないということか?」
「原発事故に国は責任がない」という判決。この結果、今後も自然災害での原発事故は国は関与・補償しない、無責任と言う意味になるのか。 これだけ政治家が一丸となって押し進め、政府が中心に、資金的にも、人材的にも建設したコトは棚に上げて置きながら、「悪いことには聞く耳持たず」の態度は理解できない
(写真提供:Bbmail)