@『浮世絵生成AI「Evo-Ukiyoe」と浮世絵カラー化AI「Evo-Nishikie」が登場』GigaZine記事。 今後昔の白黒写真などが鮮やかに当時を思い浮かべる色彩に変わることは間違いない。 やはり白黒とカラーでは趣雰囲気が全く違って感じる。 素晴らしい世界をもっと紹介して欲しい。https://gigazine.net/news/20240723-evo-ukiyoe/
@「死生学」戦国時代の武士の死は次世への門出で大切な場としていた事、「現世は短く、来世は長し」の概念を持った武将、家族など死に対する恐怖は感じさせない。だが、哀れなのは夫の敗戦から妻と家族は悲惨だったことだ。ただ、夫に務めるだけではない心がけを持ったお市の方、築山どのなどは、「小豆袋の結び目」を兄信長に知らせ、「武田側との内通」織田を攻略する計略など、嫁いでも実家の内命「家族の血」を繋ぐためのスパイ行動は絶やさなかった、と言う。
『戦国武将の生死観』篠田那達明
「概要」人生五十年の時代、戦国武将たちには謡曲『敦盛』の一節の如く「この世は夢幻の間」であり、生きている短い間よりも死後の長い時間を強く意識していた。武士の臨終は人生の終わりではなく、そこから始まる長い来世へのとば口。死に際はその門出を飾る大切な場だったのだ…彼らの信念、死にざまと関わりの深い疾病について、現代医学と照応しつつ実態を探る。
ー戦国時代に生きた武将の死因と病状、遺言などを医師であり作家が描く小説だ。
ー信長・秀吉・家康の死に様と死生観
・信長:注意欠陥・多動性障害を思わせる性格は仕事中毒で動脈硬化から脳卒中発生 49歳切腹
性格はせっかちで癇癪持ち、他人の意見には耳を貸さず、だが決断力もある。
信仰が厚く神仏の籠を信じていた「死のふは一定、忍草には何をしよぞ」「是非に及ばず」
・秀吉:貧血症、胃痛に悩まされ消化器病、認知症による大脳萎縮症、消化器がん 62歳
6歳の幼い秀頼を守るための5大老へのお願い(秀頼の保護と後継人の嘆願)
「露と落ち 露と消えし我が身かな 浪速のことも 夢も夢のまた夢」
・家康:医療に関心をもっち自分で薬を作る、鯛の天ぷら、死因は胃がん 75歳
戦術:人名はかけがえのない物だから戦場でも慎重に行動し無駄死にすることのないように戒めた
「厭離穢土・欣求浄土」(仏法浄土への往生を悦んで求める)
ー病苦に喘いだ英雄たち
・上杉謙信:大酒飲みで脳出血、高血圧、糖尿病、脳卒中 49歳
「塩の道」武田に塩を贈る温情があり信玄死後も責めることはしなかった
12年に5回のライバル対決(謙信vs信玄)
(昔の酒はアルコール度が低い濁酒)
「49年一睡夢 一期栄華一盃酒」(人生の儚さを嘆じた)
・武田信玄:むくみ覆水による消化器がん(横隔膜近辺)53歳
病駕を抑えて出陣甲府へ帰陣する途中で死す
「3年間、我が死にたることを隠せ」(謙信を大切に、信長・家康には要注意だ)
・毛利元就:腹痛を繰り返す消化器がん、悪性腫瘍説による大腸がん 75歳
「毛利に教養など必要ない」(三枝の矢)
大事なのは武略、計略、調略だえkだと教養や娯楽は必要としない性格を通した
・高山右近:マニラでアメーバー赤痢 64歳
南蛮トライの武器、洋式戦法に影響し外国に夢、摂津高槻城主となる
デウスに祈りキリシタン大名として活躍(大友宗麟・有馬晴信・小西行長らが入信)
「死ねばお迎えが来てあの世にゆく」(武士を捨て篤実な信仰者)
・蒲生氏郷:肝障害からのウイルス性肝炎肝臓がん(名医からも見放される症状)40歳
秀吉から会津黒川42万石の城主に、さらに若松を加え92万石の太守になる
「限りあれば吹かねど花は散るものを心短き春の山風」
氏郷の死を期に関ヶ原の戦いが勃発
(江戸時代の名医は回復基調のない病人は診ない、としていた:医者は名声を大事にした)
・伊達政宗:幼少の頃痘瘡で右目を失明。歯槽膿漏 食道胃がん70歳没
酒豪で晩年まで酒を飲み続けた頭蓋骨から身長159.4cm、骨太のがっしりした体格
「馬上少年過ぐ」「畳の上で死ねるとは思わなかった」
ー未練を残した武将たち
・前田利家:大腸がん 62歳没
「儂の胸には憤りがある」(家康の勢力の台頭を抑えれなかった)
・大谷吉継:ハンセン病 自決 42歳没(関ヶ原)
小早川秀秋の謀反を抑えきれなかった、友人の石田三成の友情と信義を重んじた
「首は土中に深く埋めよ」(晒し者になりたくない)
・石田三成:脱水症状のまま処刑 晒し者になる 40歳没
「汝に二心あるものを気づかなかったこと己が愚かだった」(秀秋に対する怨念)
ー下剋上の梟雄
・明智光秀:叛逆者として秀吉に裁かれる(土民たちになぶり殺される)55歳
「心知らぬ人は何ともいはばいへ身をも惜しまじ名をも惜しまじ」
・斎藤道三:親子で骨肉の争い・さらし首に 63歳
冷血狡猾な「美濃の蝮」が長男の義龍に裏切られ追放、その後家臣に首を刎ねられる
・松永久秀:自刃・切腹 68歳没(信長に降伏)
信長に叛旗、将軍を暗殺大仏殿を消滅
ー切腹して果てた武将たちの執念
・浅井長政:信長との反撃に降伏小谷城で切腹 29歳没 父久政も切腹
信長の朝倉との約束を破ったことで浅井が激怒
「七顛八倒四十年中他無自無四大本空」生涯永久不変の境地
・武田勝頼: 19歳の妻子供と共に切腹 37歳
父信玄の遺言をおろそかにして果てる(領土拡大を急いだため一国だけになる)
「黒髪の乱れたる世ぞ果てしなき 思ひに消ゆる 露の玉の緒」(北条の娘・妻の句)
ー老衰死した武将たちの高齢期
・真田昌幸:幽閉地(高野山)で老衰 65歳没
関ヶ原の戦いに敗れ捕虜、高野山に追放
・宇喜多秀家:八丈島で老衰 58歳没
関ヶ原の戦いで家族で島流
・武田信虎:長男に追放され衰弱 老衰 81歳没
長男信玄の仕組んだクーデターで追放、放浪の民となる
・直江兼続:上杉家の丞相として活躍 60歳没
「儂より先に死ぬとは」と城主景勝
家康を倒す絶好のチャンスを逃したことが心残りだった
ー戦国女性の覚悟
・お市の方: 自害 37歳
浅井長政の妻、その後柴田勝家の妻 秀吉の攻撃で勝家と共に自刃
3人の娘(茶々、お初、お江与)を残し、織田家の血を守った
・築山どの: 殺害 38歳
家康の正室、徳姫の密書で信長から長男含め処罰を受ける
・ガラシア夫人: 自殺 38歳
明智光秀の娘(玉子)三成の人質に抗議して自刃
・なか:暑気当たり 80歳
秀吉の母、大政所 74歳で家康の人質に
秀吉の妻おねは庶民に人気があり
・淀どの: うつ病 秀頼と共位に自刃
秀吉の側女で2子産む、
・千姫: 老衰 70歳
秀頼の妻となる秀忠の娘 大阪城より巣下されるが江戸で天樹院として過ごす
@『EAがAIを使ってわずか3カ月で1万1000人分の大学アメフト選手をスキャンしてゲームに実装することに成功』GigaZine記事。本物の映像とコンピュータが作った映像を見分けることができるだろうか。 ここまで生成AIでの加工技術スキャンが発達すると人間にはもう現実vs嘘画像が判別つかず新たな3次元の映像で活躍する永久選手なども現れることになる。(下記はYouTubeの画像)
@この著書は、歴史に精通した著者たちが、古典的な文明論を現代の視点で再解釈することで、過去の知見を現代の問題に適用する評価と批判の試みだ。だが、歴史とここに掲げた著書・著者を知らない読者にとっては解読が難しい。というよりも雑多な話題の雑談のようで結局何を訴えたいのかわからない著書だ。副題は「もう西洋化しない」とある。
@『黒人(父ジャマイカ人、母インド人)・女性・アジア系初の大統領候補「カマラ・ハリス」にアメリカが熱狂…』現代ビジネス記事。米国の政治家・大統領の人選、選挙の在り方など日本は到底真似できない経験豊かな選ばれた政治家はいない。日本は親の「七光」で実務も社会経験もなく、人脈もない政治家の2世3世が最も容易く誕生する所為だ。日本は首相の独裁を貫く政治体制が続き、国民が期待する大胆な政治改革など縁遠い国になってしまう、と感じる。
@『マスコットの名前は「オリンピック・フリージュ』と言う。
フランスの伝統的な小さな帽子「フリジア帽」から生まれ、フランスの歴史を通じての自由の象徴であり、フランス共和制の寓話(ぐうわ)上のシンボルでもある、と言う。このマスコットのモットーは、「一人だと速く行ける。でも一緒ならもっと遠くへ行ける」、と言う表現はなかなか楽しく意味深い。
“全員が一緒に前進すれば、成功は後からついてくる。” — ヘンリー・フォード
“チームの力が必要な場面や関係性において、あなたひとりで勝利することはできない。” — Terry Orlick、カナダの教授
@『Windowsのソフト更新問題でちょっと休憩』
わーい 更新問題でご主人様パソコンが使えないでの遊んでもらえるぞ
(写真提供:Bbmail)
@『欧州は10年続くウクライナ戦争を覚悟すべきとNATO事務総長』BBC記事。政治家の発言は多額の税金を納めている国民を無視した発言で、驚愕する。史実から見ると終結は2つに一つ、「和解」もしくは「終結・勝ちか負けか」(敗者が決定的となるまで戦争をする、もしくは首謀者の敗退)なのだ。現状を見ると国連の弱体化、仲介国の無気力化など、戦争の脅威は日増しに拡大しており互いの大型の爆弾、武器は致命的な結末を迎える、のは目に見えている。人間の愚かさは「終わって初めて学習する」ことで犠牲になるのはいつも国民なのだ。
@『世界の上位1%の超富裕層、10年で資産6480兆円増 』時事通信記事。驚くべき記事の内容は『こうした超富裕層は「資産の0.5%未満に相当する税金しか支払っていない」と指摘している』
現代の資本主義は富裕層を保護し、多くの格差を引き出し、貧富層はさらに貧しくなり、飢餓状態になっている人々もいるという図式なのだ。日本の場合、ミニマムタックスの導入で、年間所得が3.3億円超の納税者において、3.3億円超の部分の所得に対する所得税額の割合が22.5%を下回る場合、22.5%との差分を追加課税する仕組みである。課税対象者は年200人台、税収は年300~600億円程度(大和証券調べ)
日本の富裕層の世帯数と保有資産規模 (野村総研調べ)
・超富裕層(5億円以上):9万世帯/105兆円
・富裕層(1億円以上5億円未満):139万5000世帯/259兆円
・準富裕層(5000万円以上1億円未満):325万4000世帯/258兆円
・アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):726万3000世帯/332兆円
・マス層(3000万円未満):4213万2000世帯/678兆円
@『ホンダは世界最大の車市場の中国で、ガソリン車の生産能力を3割減らす。工場を閉鎖するなどにより、世界生産の1割にあたる約50万台を削減する。日野自動車は中国でエンジン生産から撤退する。日本車の不振を受けて日本製鉄は中国の生産能力を大幅削減する方針』日経新聞記事。大量消費国である中国市場に対して円安で多くの部品・素材を輸出し、販売を余儀なくされる日本企業にとって今後試練が待ち受ける。特に日本にある中小の関連企業にとっては大幅な収益減となり倒産劇となる。国は半導体生産体制の再々投資をしているが果たして好循環的な効果が出るのか皆無だ。日本の生き残るべき未来は「モノ作り」の変形(ハードからソフト)、生成AIなどを利用したソフトウエアシフトでの事業改革(人材育成)が最も必須だと感じる。
@『ChatGPTなど5種類の生成AIが米国「医師国家試験」に楽々合格…素人がAIで病気を自己診断するのは安全か?』現代ビジネス記事。
オンライン診断、診療など生成AIがすると言う。今後一般家庭でも生成AIによってオンライン医療医相談、診療、診断、検査、処方箋などを得ることが可能となる、と言うこと。医療分野もさることながらあらゆる分野の「コンサルタント」など将来は全て生成AIが判断、指導指示まですることは可能だ。課題はその精度をどこまで信頼し、受け入れるかだ。
@『外は至る所で熱中症気味 外で遊ぶのはやめて早く入りなさい』
冷房の効いた家の中にいた方がいいよ
(写真提供:Bbmail)
@『砂糖や水あめが多く使われているためカロリーは意外と高い。1粒が小さいため、1粒あたりのカロリーは少ないのだが1袋すべて食べてしまうとごはん100gとほぼ同等のカロリー』オリーブオイルをひとまわし記事。
グミには炭水化物が多く含まれており、もし食物繊維がまったく含まれておらず炭水化物量と糖質量は同量になると言う。カロリーでは、ごはんは100gで168kcal、だがグミは甘さが控えめなのになぜカロリーが高いのかというと、原材料に砂糖や水あめが多く使われているからだ。一般的なお菓子に使われている上白糖で考えると、砂糖100gで384kcalにもなる。
さらにグミはなるべく控えたほうが良い、しっかり歯磨きしないと虫歯になる、と言うことだ。
@『米グーグル(Google)のデータ、ベトナムのデジタル経済成長率、2年連続で東南アジアトップ』VietJO記事。
ベトナムのデジタル経済成長率は2022年に+28%を記録。2023年は+19%に減速したものの、依然として高水準を保っており、GDP成長率の3.5倍に相当する、と発表。ベトナムのデジタル経済は、2030年までに現在の11倍の規模に膨らみ、現時点における年間GDPの半分に相当する2200億USD(約34兆5000億円)に達する可能性があると予想、と発表。日本を相当なスピードで追い上げ、既に追い越しているベトナムの経済成長率は今後も大いに期待できる。日本の政策からは全く見えない「デジタル化」成長だ。