ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

恵まれない当主との戦い『叛鬼』

2019-08-31 16:57:00 | 歴史から学ぶ

@ビジネス社会でもよくある「上司に恵まれない」人事。部下として上司に恵まれないことは往往にして苦労も多いが、悲惨である。この小説は戦国時代に突入し始める関東管領を夢見た長尾景春の生き様である。「恵まれない当主」、それも自分より年下。徐々に左遷され、最後には領土から追い出される。「私怨」を持った武士の行動はいつも「敗退」、だが敗退から学び再び立ち上がる勇気と行動は凄まじい。それは「生き地獄」から這い上がり、正に当主への「私怨」を残し唯一の目標であったことである。人は目標・目的が明確であればある程、側から見てその人の生き方、生き様が素晴らしく見えるのはどうしてだろうか。この長尾景春は失敗(敗退)を糧に多くを次に活かせる技を持った武将で、人を魅了するものを多く持っていたと思う。人間的魅力はやはりその人の好奇心とその行動につながるのだろうか。(徒花に実は生らぬ)

『叛鬼』伊東潤

  • 誰よりも早く下剋上を成し遂げた男、長尾景春。腹悪しき主君・上杉顕定に叛旗を翻し、戦乱の幕は切って落とされた。対するは、かつて兄と慕った巨人・太田道灌。さらには、駿河で勃興する新世代の雄・北条早雲も動き出す。叛乱に次ぐ叛乱は、新たな時代の創造者たちを呼び覚ましていく。――関東戦国時代はここより始まる。
  • 「長尾景春」関東管領・山内上杉家の家宰、白井長尾家当主
  • 「上杉顕定」越後上杉家から迎えられ関東管領に就任。山内上杉家当主。景春を目の敵にする
  • 「長尾忠景」景春の叔父で惣社長尾家当主。
  • 「太田道灌」扇谷上杉家家宰。文武両道に長けた勇将で、かつて共に学んだ景春から兄と慕われるが、景春の叛乱鎮圧に乗りだす。
  • 「伊勢宗瑞」謎の僧、早雲庵宗瑞。窮地に落ちた景春を助け、のちに北条家の始祖となる。
  • 景春の父景信を継いで誰もが次の関東管領は景春だと思ったが、上杉顕定が関東管領に任命されると二人の仲が複雑化、いつの間にか敵対視するようになる。父の弟修理亮忠景が顕定と結託し景春を行き場のない立場に追い込む。今まだ敵であった公方陣営に景春は身を寄せるようになり、先祖代々の土地と領民を手放し敵対視することになる。それは顕定の景春に対しての憎悪であった。景春にとって「私怨」を残した。景春はその後過去の仲間、叔父等と何度となく戦いを繰り返すがどれも敗退し、生き延びた。だが遂に兄として慕っていた太田道灌とも戦いをすることになる。下克上(これからは国主や民の禄と寿を守ることができる者が指導者となり皆の納得する政治を行う)を克服する行動に出る。道灌との戦いは常に敗退し、多くの犠牲を伴った。その時出会ったのが伊勢宗瑞で京都に出ることで幕府から公方様の関東の都鄙和睦を言い渡され一躍公方の立役者となる。だが、顕定は不満を持ち戦いを挑み、同盟国である勢いある道灌を殺害、その殺害した邪魔者定正を殺害すると言う仲間内の下克上へと展開、さらに景春との戦いではその先手が景春の長男影英であった。景春は、「我らは何のために戦いに明け暮れしておるのだ。そうまでして我ら武家は何を得たいと言うのだ」。「元領土の上州、道灌を殺した武州も許せない」と嘆くが、景明は父を殺さず今度こそ関東の騒乱は止むと思い公方様に着く。長男は父を助け顕定との戦いに挑み、味方が顕定を討伐、69歳になった初めての大勝利をもたらした。享年72歳で亡くなった景春は「これだけ負けた武将は他にはいない、敗戦から学び、幾度も再起し遂に最後の勝利を手にした」のである。

日本酒の魅力『酒の日本文化史』

2019-08-30 07:54:19 | 人生を「生かす」には

@現在日本酒は焼酎・ワインと比べると以前より売り上げが下がっていると言うが、輸出は近年右肩上がりだ、と言う。売り上げが伸びない理由は「日本酒のイメージ=オヤジ臭い・かっこ悪い・悪酔いしそうだ」と言うことらしいが、昔のお酒との違いは「吟醸酒」。 戦後飲まれていた「三増酒」とはまるっきり違う製造工程から生み出されているとのこと。技術力の進化・向上は ここにも多く採用されている。また、実際最近の酒は「燗酒・冷酒」共に美味しい。また、最近は「燗」「冷」どちらでも季節・好みで飲める酒も出回っており、知り合いのフランス人も本場のワインに匹敵する美味しい(純米大吟醸)との評価で、おみあげとして購入していた。 ここには無いが、日本のウイスキーも世界の味覚が見直されつつあり、ちょっといい日本産は品薄で、免税店でも購入が難しくなっていた。

『酒の日本文化史』横田弘幸

  • 明るい酒、楽しい酒、悲しい酒、侘しい酒、酒による失敗話・・・。日本酒をこよなく愛する著者が、歴史・民俗・文学などから日本人と酒に関する話を拾い集め、現地踏査をしながらまとめた「日本人の酒」の本。縄文時代から現代に至るおもしろ話53話のほか、都道府県別酒豪タイプ出現率、
    コハシミズの湧水一覧、甘辛度・濃淡どの県別分布度などの楽しいデータやコラム、日本酒の造り方や日本酒の将来を見つめた辛口エッセイなど、日本酒好きの読者に送る渾身の書。
  • 縄文人の「縄文の酒樽」があると言う長野県富士見町
  • 日本酒2つの作り方(倭人の時代)
  •          現代の日本酒造りである麹による作り方
  •          人が口でコメを噛み、唾液中の消化酵素(アミラーゼ)で分解、唾液中の酵母で発酵させる方法とある
  • 3つの酒作り方
  •          醸造酒=日本酒(清酒)
  •          蒸留酒=ウイスキー・焼酎・泡盛
  •          混成酒=醸造酒や蒸留酒を薄め薬味や甘味料、香料を混ぜたもの
  •          泡盛の由来は15世紀のシャムからの伝来
  • 造り酒屋や酒屋の入り口の「酒林」(杉玉)は新酒ができた印
  • 室町幕府の崩壊の裏:足利義政(大酒飲み)、その後を継いだ義尚も同じ
  • 福島正則が母里太兵衛に酒飲み比べで大槍を取られる
  • 佐賀藩の初代藩主鍋島勝茂の「酒乱」
  • 本田忠朝の酒豪で家康の怒りを買い死
  • 江戸時代の酒造
  •          灘が41%を、15%を大阪伊丹であった
  •          灘の酒の「西宮の水」地下水の質が違っていた(六甲・甲山)
  •                   リンとカリウム分が多く、鉄分が少ない
  •          江戸時代人口百万とした場合年間一人1升ビン35本飲んだ計算
  •          江戸へは樽廻船が最速56時間で江戸に酒を送った(平均6日間)
  •                   菱垣廻船(味噌醤油など)3週間かかった
  •          伊能忠敬も佐原で酒造「関東灘」
  • 日本人と酒
  •          4割が酒に弱い人種
  •          酒のみ呼び名=大戸(たいと)、上戸(じょうご)、中戸、下戸(げこ)
  • 燗酒の表現
  •          30度=日向(ひなた)燗
  •          35度=人肌燗
  •          40度=ぬる燗
  •          45度=上燗(じょう)
  •          50度=熱燗
  •          55度以上=とびきり燗
  • 原材料からの呼び名
  •          純米系=純米大吟醸・純米吟醸・特別純米・純米
  •          アル添系=大吟醸・吟醸・特別本醸造・本醸造
  •          (アル添系=サトウキビの絞りかすが原料・白米の重さ10%以下)
  • 美味しい酒はコメの磨き、その他甘辛度・濃淡度
  •          辛口=高知・鳥取・富山・山形・岐阜
  •          甘口=長崎・岡山・大分・佐賀・広島
  •          淡麗=群馬・山梨・栃木
  •          濃醇=兵庫・三重・山口・大阪・青森・奈良・滋賀
  • 戦後の酒は「三増酒」と言われコメが少なく味付けをしていた、よって戦後の酒は酔いが悪く、普通の酒の3倍のアル添酒であった
  • 現代の清酒1kgのコメでやく純米酒として2.6リットル生産できる

言葉尻で〜する『言い返す技術』

2019-08-29 07:51:28 | 人生を「生かす」には

@相手の「言葉尻」、「言動」を抑えて上手く使う「言い返す技術」。最近は富にネットを利用することでF2Fでの会話が少なくなった分、自己中心的な言葉、自己主張型が発信されつつあると感じる。相手の気持ち、立場などを考えず、まず自分としての立場、考え、やり方などを直感的に直接発信するのが多くなったと感じる。そんな中で本文にあるような感情を抑えて、上手く「言い返し言葉」を知ることはこれからの「対話レス社会」に大切であると感じた。文章を短く、シンプルにする事は間違ってはいないが、場合によっては誤解し相手の「悪」の感情を揺さ振り高め、双方に興奮、炎上する事もありうる。 ネット時代だからこそ、言葉はより慎重に、その時の立場等を考え、的確な言葉を選ぶことが大切であると感じる。(売り言葉に買い言葉)

『言い返す技術』五百田達成

  • 突然キレてくる人。怖いパワハラ。気持ち悪いセクハラ。遠回しに悪口ばかり言ってくる人――。そんなムカつく相手にスパッと言い返す
    超簡単テクを大紹介事を荒立てたくはない。でも、言われっぱなしはイヤだ。あっちに「すみません」と反省させ、こっちもスカッと気持ちが晴れる。
    そんな魔法のような「言い返し方」を教えます! 
    ◎目次
    Part1「攻撃的でうるさい人」に言い返す
  •             悪口を言ってくる人:「Yes, but〜」で、一旦受けて言い返す
  •             嫌味を言ってくる人:「ありがとう」とお礼を言う
  •             突然キレる人:顔を伏せてやり過ごす
  •             文句ばっかり言う人:「我々・私たち」としてこっち側に巻き込む
  •             パワハラな人:さらに上の権力をちらつかせる
  •             セクハラな人:発言をオウム返しにする
  •             時間にうるさい人:「小走り」して一芝居打つ
    Part2「自己チューでわがままな人」に言い返す
  •             話がコロコロ変わる人:話半分聞いて事後承諾で押し切る
  •             言うことが曖昧な人:「わからない」と一言で突っ張る
  •             デリカシーな人:闇の話題を持ち出す
  •             遅刻グセのある人:「待たない」の手段を使う
  •             何を考えているか分からない人:シンプルに言う
  •             悪気がないで済ます人:「いい意味」でを添えて倍返し
  •             優柔不断な人:損得勘定をくすぐる「こっちの方が得」
    Part3「傲慢でえらそうな人」に言い返す
  •             ダメ出しばかりの人:「超ポジティブ発言」で上書き
  •             上から目線の人:「自慢話」をさせる
  •             「常識」を振りかざす人:「私は〜」と自己主張でかき乱す
  •             融通のきかない人:ひたすら謝って譲歩させる
  •             なんでも決めつける人:「くだらない話」で毒気を抜く
  •             押し付けがましい人:「本当ですね」と受け流す
  •             評論家ぶる人:「仲間はずれ」にして懲らしめる
  •             昔話ばかりする人:世代ギャップを突きつける
    Part4「しつこくてめんどくさい人」に言い返す
  •             強引に話を進める人:「逆に」で相手のペースを分断する
  •             言い訳が多い人:「謝れ」の一言
  •             噂話ばかりする人:バカなふりして諦める
  •             自分の話ばかりする人:「もう一度話して」で満足させる 忙しいアピールする人:暇をアピールして話を平行線に

人相データで予言『顔の読み方』

2019-08-27 07:57:56 | 人生を「生かす」には

@「人相(観相)」で性格から運命、健康状態まで分かるとある。人の人相・病気などを読み解き、運命を決定する。まるで占い師を超え、預言者の様な職があったのは大昔とある。 現代ではその術・知識が医者の4診として現存し、そこから病名を告知するまでになっていると言う。特に「顔相」だけでもその人を読み解くデータが揃ってきていることは人工知能(AI)による解析、分析で将来「人相データ」でその人の運命を言い当てるかもしれない。ここでは人相から病気の予防知識として情報が記されている。また「顔相」で読み解く方法など面白い。特に興味を持ったのは「人は食により内から変わることが可能」とあることである。やはり「腸の調子良くなれば体全体(顔相含めて)が元気になり運も良くなる」のは頷ける、その為には「選んだ食材を適量に摂取し動く事」だと言う事だ。 本文で気になったのが韓国の美容整形は「親の責任」である、「歴史上からも長期的な視野に立って物事を考える性質や習慣がない」など昔ながらの習慣は今でも継承していると言うことだ。(猿に烏帽子)

『顔の読み方』丁宗鐡

  • 膨大な統計学的な分析を元に、相手の顔を見て、性格や運命などを一瞬で見抜くことのできる観相。顔にはその人の健康、人格、運命など、すべてが現れている。本書では、漢方医学の名医が、観相について歴史や文化などさまざまな角度からアプローチを試み、人にとって顔が持つ意味を探る。
    源氏物語や千利休の観相との関わり、「縄文人・弥生人の顔」や、「韓国人が美容整形にはまる文化背景」、さらに、観相の研究家が提唱した、マクロビオティックや一物全体食など、「現代にも通じるほどほどに生きる健康法」を紹介する。性格から運命、健康状態までもがひと目でわかってしまう 「観相(人相)」。古代のギリシャや中国・インドで研究され、日本最古の医学書にも載る「観相」を漢方の名医が現代風にひもとく。「観相」からわかる、あなたの性格と運命とは?
  • 運命学・予言学としての昔の「観相」
  •          源氏物語の光源氏は観相家によって皇族から家臣となった
  •          中国の観相は顔、表情、手相、骨格、体格、5臓5官の機能、言行
  • 中国の女性の吉相(観相)
  •          歯は白く、目は黒目白目がはっきりしている。目元が涼しいこと、声は大きく、鼻は小さく、鼻の下から上唇にかけての縦のくぼみが深く長い。眉は八の字のような形ふっくらした形、口の下にホクロがあり、肩の高さが等しく胸が薄くないこと。舌は広くて薄くなく、色は真紅で決めがあること。皮膚は薄く滑らかでしっとり潤い、肉ずきが豊かなこと。体は常に温かく、骨格はか細くたおやかでゴツゴツせず緩やか。陰部が杯を伏せたようにこんもりと高く陰毛は長く細くて滑らか。陰部にホクロがあるものは2千石の妻である。乳房が大きく口が小さく、4本の指を乳房の上下左右に当ててみたとき、その中にホクロがあれば富に恵まれる。手の中にホクロがるものやはが32本以上あるものは最もと貴い相である。
  • 「日本の観相」
  •          日本の医学書での人相見:全身・顔・表情・声
  •          日本での観相の祖は水野南北(江戸時代後期)
  •          顔相:日本には2種類(縄文系と弥生系)
  •                   縄文系=顎が発達、全体が四角、彫りが深く、眉間が突き出る、鼻が引き締まっている。眉毛が濃く、目が大きい、まぶたが二重、唇が集め、頬ボネが小さく、情に篤く柔らかい:列島の南北
  •                   弥生系=丸顔か楕円形、彫りは浅く平板、鼻の付け根が扁平、目が小さくまぶたは一重、鼻ぼねが浅く低い、唇が薄い:
  • 「韓国の美容整形」
  •          歴史上からも長期的な視野に立って物事を考える性質や習慣がない
  •          整形美容はお化粧感覚となっている(外見にこだわる文化)
  •          子供の顔は親の責任(親子での整形も多い)
  •          美容整形手術国1位は米国、人口当たりでは韓国がダントツ
  •                   年間65万件(顎の手術などは年間5千件を超える)
  •          日本は信用や面子を重んじる社会で整形での金儲けはあまりない
  •                   日本の化粧(厚手)は世界から見たら異常
  • 「人相」の基本的な見方(顔を3等分:おでこ・目から鼻先・唇から顎)
  • 上(おでこ)
  •       吉相:おでこが広く肉厚は知力が強い、品性高潔で力深遠、正義感があり、目上の人との付き合いに恵まれ引き立てや助けが多い。若い時の運勢がよく、環境に順応する能力が高い
  •             凶相:おでこが狭く抜くつきが薄いは遅咲き、運勢が弱い、上司、両親などと意見が合わない
  • 中(目から鼻先)
  •             吉相:肉が厚いは独立心に富む、組織を指揮する音楽芸術の才あり、勝気、我意を通し、中年の運勢が良い
  •             凶相:肉が薄いは福運にマグマれない、中年に苦労が多く人から重んじられることが少ない
  • 下(唇から顎)
  •             吉相:肉がしまって豊かは友愛、夫婦愛が強い、福運が強く年老いても財運に恵まれ、老後の運勢が良い   
  •             凶相:飲食に淡白、目下に縁が薄く家をおさめられない、老後に苦労する
  • その他ひたい、眉毛、眉、目、唇、耳、鼻
  • 「ホクロや傷のある場所」
  •             鼻先にある場合:災難、家を乱す
  •             目尻の場合:夫婦仲を悪くする(女性)
  •             眉の間:財産を失くす
  •             耳の中:30代以降に持病を持つ
  •             鼻の背:離婚、再婚の相
  •             おでこ:知的で頭の回転が早い、吉相
  • 「漢方の気・血・水」
  •             気:生命を維持する活力・神経全般
  •             血:血液やホルモン成分
  •             水:リンパ液やリンパ球免疫機能
  • 「漢方医学の四診」
  •             望診:視覚(顔色・舌・肌)
  •                         健康な舌は薄いピンク、適度な湿り気、白い苔
  •             聞診:聴覚・臭覚(音声・呼吸器・体臭・口臭)
  •             問診:視覚・聴覚(現在の症状や病気、過去の病気)
  •             切しん:触覚(脈・腹)
  • 「観相の補足材料」
  •             黒い服:独立タイプ、タフでストレスに強い
  •             白系・薄いピンク:折り合いがいい、ストレスに弱い
  •             赤系の服:競争心が強い、闘争心が強い
  •             青やアイボリー:可・不可でもないバランスが取れた状態
  •             茶やモスグリーン:窮地にある、放っておけないタイプ
  •             紫と黄色:注目を浴びたいタイプ
  • 「人の運は食にあり」
  •             清涼飲料水の飲みすぎは糖分が過剰になり悪玉菌が増える
  •             スパイシーな食材や繊維質ものの摂取、さらに発酵食品で善玉の腸内細菌を増やすこと
  •             乳酸菌(ヨーグルト)などで腸の活動をよくすることで元気になる
  • 今後AIによるデータ分析で「観相」なども人工知能が解析するようになる可能性は高い

「恋心」の執念『黒く塗れ』

2019-08-25 07:50:50 | 人生を「生かす」には

@「恋心」は他人には邪魔されたくない、恋人がたとえ昔犯罪を犯した人物でも。 「恋心」を持った青年と商家の娘が縁離れを余儀無くされる。それは犯罪を犯した青年を娘の結婚相手としての将来を考えた親心だった。だが、青年は心を入れ替え、一生懸命商売を始め、世間の評価も良い方へ登り始めた。娘はその青年との「恋心」が忘れられず目の前から突然姿を消えた青年をずっと恋しく思っていた。時を経て、周りの評価も変わり「2人に幸せを」と二人の「恋心」は遂に結ばれ夫婦になる。妻は夫の昔の過ちを知った上での合意で、まさに「恋心」は誰にも邪魔されず結びついた。人の縁と言うものは、特に最初の出会いから生まれた「恋心」は誰も邪魔できない。文末の「世の苦」は世の常なのか。

『黒く塗れ』宇江左真理

  • 廻り髪結いと深川芸者との身分違いの恋も、様々な出来事を経てついに祝言をあげ、子供にも恵まれました。本職に、捕物に、相変わらず忙しい日々を送る伊三次。一方、思いがけず身籠もって子供を生んだお文は喜びと戸惑いが半々といった様子です。二人の暮らしから、ますます目が離せなくなる。
  • 「蓮華往生」
  •          年寄りの往生を願って天啓寺が大蓮華台の評判を高めた。そこにい収まると自然と往生死となる噂が広まり、数多くの往生死者が出ることに伊佐次は疑問を察し探索する。案の定坊主と周りのものが仕掛けた金儲けだった。
  • 「畏れ入谷の」
  •          御殿の女中奉公、大奥での下働き湯殿係が将軍に認められ側寝を命じられた。その女中はすでにある家臣と結婚しており、元家臣は藩の為、去り状を責められ、元妻と勤めの最後に一目見るだけの時を過ごす。
  • 「夢おぼろ」
  •          剣術を得意とする武家のおてんば娘に縁談があった。だが娘は相手が貧相で文武もイマイチで気に入らないことで断る。断られた男が富くじで当てた金で高級な櫛を、振られたその娘に贈った。最初は中を見ないまま投げ捨てた娘が、自分の一生独身生活の良し悪しを熟知することで考えが変わり始めた。
  • 「月に霞はどでごんす」
  •          商家の息子が酔った武士に殺される。斬った武士は処罰されず、殺された息子の両親は恨みを晴らすことにする。それは殺し屋を雇い殺害することであった。昔首切り浅右衛門で修行していた人物が浮かび上がり金儲けの罠にかけるとあっさり認める。
  • 「黒く塗れ」
  •          2人の商家の妻が呪いにかかり罪を犯す。呪いをかけるのはまやかしの医者で奉行所からも医者の業を剥奪された男だった。裕福な商家の財産から金を引き出すために呪いを掛け、紙に呪いを掛けると本人の意識なしで行動する。それを解くにはその紙を黒く塗りつぶすことだと解り、偽の呪い紙を使い奉行所で実証させる。
  • 「慈雨」
  •          読み書きを教える武家の老齢女性が足を痛め、青年が家で看病する。看病をしたのは昔巾着切りを犯した青年で、伊佐次は当時恋仲であった娘との縁談を遠ざけた。娘の将来に落ち度があってはならないと遠ざけていたが、看病された女性からすっかり足を洗ってまともな商売をしていると勧められた。双方に長く会えなかった青年と娘の恋心は一気に花が咲くことになる。

世の苦:生・老・死

            愛別離苦=愛しものと別れなければならない苦

            怨憎会苦=憎しみと恨みと出会う苦

            求不得苦=求めて得られない苦

            五蘊盛苦=人の身体を作っている5つものが盛んに欲望する苦

江戸の三富:湯島天神、谷中の感応寺、目黒不動

 


電車とシンクロ広告画像『バンコクの広告効果』

2019-08-24 09:05:35 | 旅行

@「看板」(最新のLEDディスプレイ)をうまく利用した宣伝広告。この写真は駅のプラットフォームである。 プラットホームにあるディスプレイ(1mx80cm位)とプラットフォームの反対側の天井からの大型ディスプレイ(写真では見えないが全長40〜50mx1m)がある。面白いのは電車がホームに入ってくると、全面広告を施した電車がホームに入ってくると、一斉にこのプラットホームの宣伝もシンクロ、同じものが映し出され、効果抜群となる。(写真は電車が入ってきた瞬間のシンクロ画像だ)。2枚目が、駅の向こう側にあるビルの広告塔。ビルの曲がり角をうまく利用した側面と平面のシンクロ画像も素晴らしい。

 


求めず、期待せず、依存せず、気にせず『動じないで生きる』

2019-08-24 07:40:00 | 人生を「生かす」には

@「求めず、期待せず、依存せず、気にせず」、老後の人生はこれだ。だが、ビジネス社会、チームワークなどを期待する組織では無理だろう。人に振り回され、苦労し、騙され、潰されるような人生の辛いは当たり前。だがこれからは「融通無碍」的考えで人生を生きるが良い、とある。例えば「期待する」では、いざそれが期待外れの場合、長い間期待していた時にはさらに深く、這い上がれない程沈みがちになる場合もある。だから「期待せず」もあるだろう。 だが、日本は往々にして四角四面的な社会構造になっているから「周りの目」、「世間体」が気になりがちで、世間が気にする意味での「融通無碍」はいかがなものだろうかと頭を傾げる。最近は「個人主義」的な発想も多く、独創的な人々も多く、正にこの「求めず、期待せず、依存せず、気にせず」社会になって来ているかもしれない。(華厳経の融通無碍)

『動じないで生きる』矢作直樹

  • やるべきこと、やりたいことを自分で選別しよう。
  •             「求めず、期待せず、依存せず、気にせず」。 人生のハンドルを自分で握り、他人に振り回されないマイペースを取り戻すための手法を提案
  • 第一章 「求めない」
  •             ただ無為自然で過ごせばいい
  •             他人に自分の理想を求めない
  •             何かに集中すると余計なことを考えない
  •             「生きているだけ」で感謝する
  •             人が人を変えることはできない
  • 第二章 「期待しない」
  •             一緒にいるのがつらいと直感したら無理をしない
  •             命かけてまでする仕事はこの世にない
  •             怒りは病気を呼ぶ
  •             今を楽しめれば孤独はない
  •             いい人をやめて自然体で
  • 第三章 「依存しない」
  •             過去に執着しない
  •             子どもの学びの時間を奪わない
  •             記憶を共有する人がいればいい
  • 第四章 「気にしない」
  •             すべての責任は自分にある
  •             相談には深入りせず距離を取ること
  •             常識にとらわれない(当たり前とは?)
  •             面白がるのが一番楽しい
  •             未知に触れると感動に出会える
  •             チャレンジするその一歩を踏み出せるか
  •             残り時間で悩むよりやりたいことをやる
  •             甘えていい、頼っていい、誰も一人じゃない
  •             人生、上りは必死でも、下りは穏やかに

無言の夫婦生活を覗く『終の住処』

2019-08-22 08:18:13 | 人生を「生かす」には

@「夫婦無言生活」とはこの小説の内容。夫は、結婚しても妻の「無言」で「夫婦の会話」を持たない生活を余儀無くされる。世間にはよくあることかもしれない、特に結婚生活が長くなればなるほど「夫婦の会話」は無くなる、だが子供ができれば違う。それは子供優先の生活環境に代わり、子供が仲介役的な存在にもなるからだ。 だが、この小説は最後までなぜ「妻は無言」なのかが解けない。苦労して手にした「家」も「今更離婚して手放さない」と夫は思ったのか・・永遠の住処になる。夫は最初から妻に見捨てられていたのか、ではなぜそんな生活を続けるのか。最近は「夫の居場所」、退職後の夫の居場所が話題になっているが、そんなに夫の居場所はないのか。妻が嫌うのは「生ゴミのようにだらだら家にいること」らしい。で妻が喜ぶことは「夫が一人で終日外出すること」ともある。(喪家の狗)

『終の住処』磯崎憲一郎 第141回芥川賞受賞作

  • 結婚後、妻はそれきり11年、口を利かなかった――。30を過ぎて結婚した男女の遠く隔たったままの歳月。過ぎ去った時間の侵しがたい磐石さ。その恵み。人生とは、流れてゆく時間そのものなのだ――。
  • 30を過ぎて結婚、結婚生活は最初から妻の無言が。夫婦間に無言生活が続き、夫は浮気を何度も何度も重ねる。それは妻の無言の原因を突き止めることもあったがついに夫はそんな妻に対して離婚を決意する。だがその日に「妊娠」の報告を受け、そのままの生活が続く。その後長女ができ、仕事も快調に。だが心を体も満たされないままの生活は浮気を重ね、外での宿泊も多くなった。その後一戸建を購入に、妻の紹介の建築家が百年も持つ家を提唱。三年かけて大黒柱が揃い完成する。そんな時会社からの海外赴任の命令が出る。数年の海外赴任後、会社としての役割、米国にある薬品会社を買収する、が成功し帰国する。ところが娘が夫の居た米国に住んでいると言う妻。夫への連絡もしない「無言」の家庭は永遠の住まいを残して「無言」のままとなる。

アートで集客『壁絵』

2019-08-21 13:15:00 | 旅行

@「壁」を利用した絵・ペイント、それに彫刻作品が並ぶひっそりした街の路地裏。ここはバンコクの街外れの一路である。 ここに自由に描いたアート作品を見にくる人が増えているという。 夜はひっそりととても寂しい路地だが、昼間はまるっきり違う。 それに作品はどれも創造性豊かなものが多く、思わず時間の経過を忘れさせる作品が多い。近くには倉庫をリフォームした広々としたcafe&Barもあり若者に受けているとか。


平凡な生活にもそれなりのゆとりを見つける『穴』

2019-08-21 07:43:17 | 人生を「生かす」には

@若い夫婦の一コマ小説。真夏に夫の仕事関係で田舎に引っ越し、夫婦は夫の実家に間借りする。田舎の風景とその生活ぶりは都会の忙しい世から解放される以上に自然との触れ合いに新たなものを発見する。妻には職がなく自然とのふれあいが何よりの出会いである。自然は人に何を説いているのだろうか。なんの変わりばえのない田舎でも、蝉の音、川のせせらぎ、雨・風の音など想像以上に体に染み渡る。今まで気にしていなかった蝉の音も田舎に住むと全く違った感覚を呼び起こす。人は慣れると気ずかないことが多くあることに不思議さがある。少し味方、感じ方を変えるだけで人との関係も違った一理が見える。(行雲流水)

『穴』小山田浩子(芥川龍之介賞)

  • 「穴」
  • 仕事を辞め、夫の田舎に移り住んだ私は、暑い夏の日、見たこともない黒い獣を追って、土手に空いた胸の深さの穴に落ちた。甘いお香の匂いが漂う世羅さん、庭の水撒きに励む寡黙な義祖父に、義兄を名乗る見知らぬ男。出会う人々もどこか奇妙で、見慣れた日常は静かに異界の色を帯びる。芥川賞受賞の表題作に、農村の古民家で新生活を始めた友人夫婦との不思議な時を描く2編を収録。
  • 「いたちなく」
  • 古い民家を購入し内装をリフォームした友人の家に結婚のお祝いと出産のお祝いを兼ねて訪れた。季節は冬でイノシシの鍋料理をご馳走になる。雪が吹雪き始め帰れないことで話がこの家のな病、イタチ退治の話から赤ちゃん「幸子」の話などに盛り上がる。
  • 「ゆきの宿」
  • 友人の家に泊まることになった夫婦は隣のおばあちゃんとの手料理、おからでできた油揚げズシを気に入った。翌日そのおばあちゃんと会うと、妻の妊娠をほのめかされた。
  • 「穴」
  • この正体は小動物、多分モグラで、その動物が掘った穴。家の周辺に多く穴がありそこにハマった。

利便性を生かした集客商売『ARTBOX』

2019-08-20 13:05:00 | 旅行

@タイ国、バンコクで見つけた「利便性を生かした集客商売・ARTBOX」

これは暑い国タイ国ならではの屋台出店商売だ。毎日午後四時から深夜まで営業、公園の一角を利用した出店商売だ。 出店の写真はないが日本のお祭りにある屋台・出店風で多くの若者が夜の涼を求めて集まる場所となっている。

 

 


徳川幕府の基盤構築功労者『伊奈備前守忠次』

2019-08-20 07:57:01 | 歴史から学ぶ

@現代無名の江戸幕府の立役者・脇役『伊奈備前守忠次』。歴史上、立身した多くの人物の裏にはそれを導いた立役者がいた。その一人が徳川家康に仕え、家臣として小田原城攻め、関ヶ原の戦いを戦い抜き、徳川幕府の基盤、検知・土木治水、砦・御殿・城・橋建築、新田開発などの能力(知識と経験)を発揮、さらに代官頭としての力量で様々な江戸幕府全体の構築・政策を普請・実行した人物、伊奈忠次である。 家康との信頼関係が第一、様々な普請に対する指示の正確性と着実に実績に繋げる周りとの信頼、精密な計算された段取り、完成した諸々の完成度合いなど、上司を満足させ、周りからも信頼される人材は貴重である。 上司から見れば、如何に、何を持って信頼し、どこまで仕事・役割を任せれるかである。信頼を築くための行動は一夜ではできない。忠次の忠誠普請は農民(幕府を根底から支える)の暮らしを優先にしたことではないかと思う。(一生懸命)

『伊奈備前守忠次』和泉清司

  • 徳川家康の関東入国以来、土木治水や新田開発を通して農村経営の安定化に取り組み、徳川幕府260年の基礎を築いた伊奈忠次。関東だけでなく東海地方にまで及んだ幅広い業績を、従来の研究の枠を超えて忠次研究の第一人者が解説。利根川や荒川の付け替えといった河川改修で知られる伊奈忠次。その功績は土木治水にとどまらず、新田開発や検地、寺社政策など幅広く、多岐にわたります。戦乱の時代を経て民衆の暮らしに安定をもたらすことで、徳川幕府の基盤を築くのに重要な役割を果たした伊奈忠次の生涯を詳しく紹介
  • 「伊奈備前守忠次」
  •             1550年三河国に織田信康に仕えた父忠家の長男として出生
  •             1582年家康の伊賀越えに従い、小牧長久手の戦いに参戦
  •             1589年徳川領5カ国の総検知、郷中定書を出す
  •             1590年小田原城ぜめでは東海道の道路・川整備普請
  •             1590年小田原城内の倉庫・在庫計算で秀吉の信頼
  •                         家康の代官として伊奈忠次、大久保長安、彦坂元正、長谷川長綱ら4名が指名を受け関東領国での農政、検知、土木治水、新田開発等を行う。
  •             1591年武蔵小室・鴻巣等で1万3千石、陣屋を敷く
  •             1591年大宮氷川神社検知(1596年造営)
  •             1592年江戸千住に橋を設置、奥州道の起点とする
  •                         利根川整備・寺社領証文
  •             1596年伊奈駿河守、その後備前守となる
  •             1600年家康の近習、関ヶ原の戦いでの小荷駄奉行
  •                         徳川直轄領を監修・伝馬定書・制度・手形を設ける
  •             1604年武蔵各地の新田開発・綾瀬川にて備前提を築く
  •             1605年利根川・天竜川など治山治水・土木工事を着工
  •             1608年尾張の総地検、木曽川整備
  •                         永楽銭使用禁止、新たな銭を鋳造
  •             1609年富士川、利根川に備前堤
  •             1610年享年61歳、江戸で死去する
  • 「忠次の業績」
  •             五カ国領の時代遠江国中泉にて 家康の御殿、検分の精密さ
  •             年貢・陣夫役・農民権・竹財堤(7か条郷中定書)を整備
  •             小田原攻めでの天竜川渡り中止を秀吉に提言、損害を最小限
  •             小田原城内の兵糧・倉庫の詳細整理(一旦封印させ後日調査)
  •             家康に対し関東全体支配拠点は小田原ではなく江戸に提言
  •             関東領国の農村の復興と生産力を掌握(検知)と直轄領確保
  •             年貢収取・割符(過去年貢免率平均による収方)
  •             利根川治水・防災、新田開発、寺社政策
  •             家康の鷹狩り(御殿増設)・家康の領主の声を聞く
  •             代官頭(4名)として検知・新田開発・寺社政策など
  •                         伊奈:三河・遠江・駿河(東海地域)
  •                         大久保:甲斐・佐渡島・石見国大森・奈良・大津
  •                         彦坂:相模・伊豆・鎌倉
  •                         長谷川および彦坂は農民からの訴えにより脱落
  •                         大久保も銀山等からの隠匿で失脚する・大久保家断絶
  •             関東地区の用水偃・溜井増設(奈良偃・玉井偃・大麻生偃)
  •             1594年千住橋(120mx7m)架ける
  •             江戸城普請・木材石運搬請負(26家・530万国割り当て)
  •                         3千船、大金150枚(10万石に対し巨石1120個)
  •                         伊豆・三崎地方から江戸湾(芝浦)への積み出し
  •             日本自前の銭発行(鋳造の采配)今まで永楽銭が一般的普及
  • 「関ヶ原の戦い」石田三成・小西行長の分治派vs福島正則・黒田長政の武断派の争い
  • 家康の好物「1富士、2鷹、3茄子」
  • 家康の三貨制度(小判・丁銀・銅銭)京都金工師後藤庄三郎
  • 駿府城は大久保長安による普請で信州・木曽から木材調達
  • 秀吉の大名間での領土紛争禁止令「惣無事令」の確立

人並み以上の好奇心で功を奏する『クロード・シャノン情報時代を発明した男』

2019-08-17 08:14:28 | 最新技術(IT)で変わる事

@「趣味が功を奏する」、現代のデジタル基礎を確立させた発明家・天才数学者である。 「天才の3つの条件」1、生まれながらの才能 2、訓練・試練・経験から生まれる能力 3、物事に対しての好奇心 とある。特にこの天才数学者と言われるシャノン、平凡な幼少時代に他人と違った点は、#3の『好奇心』だったとある。「チェスの機械やジャグリングロボット研究開発などは、趣味としても時間と金の無駄のように思えるかもしれないが、貴重な結果はしばしば単純な好奇心から生み出される」と京都での公演で発言し、シャノンの信念である『面白い見方から新たな発見をすること』とある。世の中の発明・発見は正に物事に対し興味関心を他人以上に持ち、人とは違った見方、考え方から新たな発想に繋がっている。天才は決して物事を途中で諦めないどころかとことん追求する勇気を持ち、常にワクワクさせるものを作り出し、最後の喜びである結果を追い求めている。 シャノンという人物は、平凡な機械いじりが好きな子供で、生まれながらの天才教育も受けてはいないが、好きな事に傾ける「好奇心」は人並み以上にあった事である。 だがシャノンは生涯引っ込み思案な性格を残した、それは業界以外の人々にはほとんど無名の存在だったことだ。 (孔子の倒れ)

『クロード・シャノン情報時代を発明した男』ジミーソニ、ロブ・グッドマン

  • 携帯電話、電子メール、インターネット、ストリーミング。今日の世界はこの男なしにはありえなかった。「情報理論の父」と呼ばれる孤高の天才数学者シャノンなしには実現しなかった―。今日の全てのデジタルコンピュータを支える基本的な概念築き、フォン・ノイマンやチューリングも感服した孤高の天才数学者、 影響力の大きさは、アインシュタイン以上とされる。
  • ミシガン州ゲイロード、1916年に生まれたクロード・エルウッド・シャノンはアメリカ合衆国の電気工学者、数学者。20世紀科学史における、最も影響を与えた科学者の一人である。 情報通信、暗号、データ圧縮、符号化など今日の情報社会に必須の分野の先駆的研究論文『情報理論』を残した。シャノンは1949年にチェスプログラム開発、画期的な論文「チェスのためのコンピュータプログラミング」を発表した人物。この論文はコンピュータゲームでのコンピュータの思考プログラム設計の原典となった。
  • 「シャノン」
  •       父は商売人(家具の販売と葬式商売、地域の社会奉仕委員会、判事)、母は教師・校長(社会活動・赤十字など協力)で機械いじりが好きな少年で至って平凡で引っ込み思案の幼少期だった。組み立てエレクターセット、電気機器、無線機、ラジコンの船なども作った。ミシガン大学の姉の影響から数学が得意で学校でも数学と科学、それにラテン語がA評価であとはB。工学部の人気でミシガンの工学部に入学、その後MITで大学院生、微積分解析開発の助手などを経て、恩師となるヴァネヴァー・ブッシュと出会う。22歳で発明家として頭角を現し人工知能研究を始める。1937年に「継電器と開閉回路の記号的解析」(芸術を科学に変える)修士論文を始め、ベル研究所に勤める。1942年ENIACが誕生、ベル研3賢人(ジョン・ピアース、バーニー・オリバー、シャノン)らが通信「ビット」情報の単位を(情報理論)を確立。1948年シャノン32歳で「情報理論」発表、最愛で研究助手的パートナー、ベティー・ムーア(ベル研従業員)と二度目の結婚。工具店で様々な機械の部品等を多く購入した。それは「価値ある結果はしばしば単純な好奇心から生み出されることを科学の歴史は教えてくれる」と悟り、機械仕掛けの迷路脱出するおもちゃネズミ(ラット=テセウス)を手作りする。(ヒゲで感知する継電気開発=センサー)、後に「記憶力を持つネズミ」と紹介される。『僕の最大の夢は、本当に考え、学習し、人間とコミュニケーションするだけでなく、高度な方法で環境を操る機械をいつか作ること』(思考が最後の牙城として浮上する)、また『我々の人工知能の研究者は満足することを知らない』と1984年には人工知能が人間を凌ぐ時代が来ると予測していた。『人間は機械だと思う。人間は簡単に複製できる。人間には10の10乗、およそ100億個の神経細胞を電子機器でモデル化できる』とも予測している。
  • 「天才の3つの条件」
  •       生まれながらの才能・訓練と好奇心である
  •       『モチベーション、すなわち解答を見つけようとする熱意、物事を進行させる仕組みを理解しようとする情熱』が必要だと説する。
  •       『才能・訓練・好奇心・苛立ち・喜びが正しく配合した人材』
  •       問題・解決策・分析=最終結果を見つけることの喜び
  •       シャノンの講義は「これがなになにしかじかの要点だ」ではなく「昨夜これを眺めていたら、こんな面白い見方を発見した」である
  •       アイデア・直感・解答へのアプローチ『これはどうかな〜』である
  •       解決法を「思い描く」、様々な工具、おもちゃで実証する
  • 1985年京都賞(基礎科学部門)で受賞
  •       京都公演「エジソン、ベル、マルコーニなどの発見はエンジニアや発明家が仲介役にならない限り一般の生活には影響がない」を指摘
  •       「チェスの機械やジャグリングロボットなどは、趣味としても時間と金の無駄のように思えるかもしれないが、貴重な結果はしばしば単純な好奇心から生み出される」と発言している。
  • 「シャノンの生涯」
  •       数学者、科学者、エンジニア、さらにジャグラー、一輪のり、機械製作者、未来科学者、ギャンブラー
  •       ロボット工学から投資、コンピュータチェス研究(人工知能)
  •       考え抜く『勇気』(研究にどう取り組むべきかの教え)
  •       『僕は問題が何の役に立つかではなく、問題がワクワクするほど面白いかどうかに興味がある』研究者としての立場を貫く。それは例えば『なぜ一輪車が面白いのかを見つけること』だと 『遊び心』を持ち続けた。
  •       第二次世界大戦時には大統領顧問として日本の暗号解析などで功績を出す。
  •       1983年にはアルツハイマー病が発症、2001年2月24日世を去る
  • W・H・オーデン『天才とは、もっとも幸運な人間である。やらなければいけないことと、やりたいことが同じなのだから。たとえ生前に天才として認められなくても、この世の最高の報酬は常に彼らのものだ。素晴らしい成果は時の試練を乗り越えて、後世に伝えられるだろう。天才も仮に天の王国に行けば最も小さな存在かもしれないが、すでに地上で十分な報酬を手に入れている』

絆を守る四十七歌『島津義弘』

2019-08-14 08:05:53 | 歴史から学ぶ

@忠臣・義など多くの武家の社会は「武士道」を重んじた。この戦国時代から島津家が続いたもの先祖、島津義弘の祖父日新斎の作った四十七歌を先祖代々厳守したことにあると解った。特に兄弟間での争いが絶えない時代に一糸乱れず結束団結し、領土を広げた島津家の家宝・歌である。現代のビジネス社会でも十分通用する鋭く「人」、「世」、などの動向を見抜いた歌の観点は素晴らしい。 さらに島津義弘、戦略家としての素晴らしいところは「細作」という情報収拾のための隠密忍者を敵陣は勿論、世に多く分散させ戦いの準備を怠らなかった点だろうか。敵を知り、周りを知り、素早く判断できる体制を常に持っていたことは「率先垂範型」武将としての戦いで多数の勝利をもたらした。現代社会でも常に正しい情報を素早く分析、戦略的に利用することは大切だ。(知恵は万代の宝)

『島津義弘』徳永真一郎

  • 戦国薩摩。鎌倉期より続く島津家に生まれた島津義弘は、初陣・岩剣城の戦いを皮切りに、兄・義久、弟・歳久、家久と共に、伊東氏、大友氏、龍造寺氏と激闘し九州を席巻する。関ヶ原の戦いでは、「ちぇすとー、行け」の大号令のもと、「島津の退口」と賞される敵中突破を勇猛果敢にやり遂げ武人の矜持を示すなど、ただひたすらに「薩摩魂」を体現した戦国最強の闘将の生涯を描いた傑作長編小説。
  • 決して乱れない兄弟の関係は「いろは歌四十七首」に学ぶ。これは日新斎が5年がかりで作り上げた精神・武士・道徳心を作り上げたもの(島津藩の基本的な考え方・忠臣となるべき心得)
  • い=いにしへの道を聞きてもう唄へても、我が行いにせずばかひなし
  • ろ=楼の上もはにふの小屋も住む人の、心にこそはたかきいやしき
  • は=儚くとも明日の命を頼むかな、今日も今日もと学びをばせぞ
  • に=似たるこそ友としよけれ交じはらば、我にます人おとなしき人
  • ほ=仏神他にましまさず人よりも、心に恥よ天地良く知る
  • へ=下手ぞとて我と許すな稽古だに、積もらばちりと山とことのは
  • と=科ありて人を斬るとも軽くすな、生かす刀もただ一つなり
  • ち=知恵能は身に着きぬれど荷にならず、人は思んじはづるものなり
  • り=理も法も立たぬ世ぞとてひきやすき、心の駒の行くに任すな
  • ぬ=盗人は他所より入ると思うかや、耳目の門に戸ざし良くせよ
  • る=流通す貴人や君の物語、はじめて聞ける顔もちぞ良き
  • を=小車の我が悪行にひかれてや、つとむる道を憂しと見るらん
  • わ=私を捨てて君にしむかはねば、恨みも起こり述懐もあり
  • か=学問は明日の潮の干すまにも、波の夜こそなお静かなれ
  • よ=善き悪しき人の上にて身を磨き、友は鏡となるものぞかし
  • た=種子となる心の水に任せずいば、道より外に名も流れまじ
  • れ=礼するは人にするかは人をまた、探るは人を下ぐるものかは
  • そ=そしるにも二つあるべし大方は、主人のためになるものとしれ
  • つ=つらしとても恨みかへすな我れ人に、報い報いて果てしなき世ぞ
  • ね=願はずば隔てもあらじいつはりの、世に誠ある伊勢の神垣
  • な=名を今に残し置きける人も人、心も心何かおとらん
  • ら=楽も苦も時過ぎれば跡もなし、世に残る名をただ思うべし
  • む=昔より道ならずして奢る身の、天のしあはざるはなし
  • う=憂かりける今の世こそは先の世と、思へば今ぞ後の世なるらん
  • ゐ=亥に臥して寅には起くと夕露の、身をいたずらにあらせじがため
  • の=遁るまじ所をかねて思ひきれ、時に至りて涼しかるべし
  • お=思ほえず違ふものなり、身の上の欲を離れて義を守れ人
  • く=苦しくも直ぐ道を行け九折坂の、末は鞍馬の逆さまの世ぞ
  • や=やはらぐと怒るをいはば弓と筆、鳥に二つの翼とぞ知れ
  • ま=万能も一心とあり事ふるに、身ばし頼むな思案堪忍
  • け=賢不肖用い捨つるという人も、心ならば殊勝なるべし
  • ふ=不勢とて敵を侮る事なかれ、多勢を見ても恐れるべからず
  • こ=心こそ軍する身の命なれ、そろふれば生き揃はねば死す
  • え=回向には我と人とを隔つなよ、看経はよししてもせずとも
  • て=敵となる人こそは我が師匠ぞと、おもひかへして身をもたしなめ
  • あ=あきらけき目も呉竹のこの世より、迷はばいかに後の闇路は
  • さ=酒も水なかれも酒となるぞかし、ただ情けある君が事がの葉
  • き=聞くことも又見ることも心がら、皆迷ひなり皆悟りなり
  • ゆ=弓を得て失うことも大将の、心一つの手をば離れず
  • め=巡りては我が身にこそはつかへけれ、先祖のまつり忠孝の道
  • み=道にただ身をば捨てんと思ひとれ、必ず天の助けあるべし
  • し=舌だにも歯のこはきをば知るものを、人は心の中からましやは
  • よ=酔へる世を様霜やらで盃に、無用の酒を重ねるは憂し
  • ひ=一人身をあはれと思へ物ごとに、民には許す心あるべし
  • も=諸々の国や所の政道は、人にまず良く教へならはせ
  • せ=善に移り謝れるをば改めよ、義不義は生まれつかぬものなり
  • す=少なきを足れりとも知れ満ちぬれば、月ほどなく十六夜の空
  • 島津義弘
  •          手ずから握刀の功におよぶ武将「率先垂範型」
  •          「こう攻めよ、こう戦え」の武将とは類を異にした武将
  •          わずかな軍を以ても大軍を討ち果たす「島津・伊藤の合戦」
  •          いろは歌「我欲のために兄弟争い、殺し合うことはあってはならぬ」
  •          敵の戦死者も味方の戦死者と同じように供養した「人道を重んじた」
  •          多方の「細作」(忍びのもの)からの情報を的確に分析

人間関係をより良くする『心理の迷宮大事典』

2019-08-12 08:03:35 | 人生を「生かす」には

@「人間関係を上手くする」その技を知っているだけで違う、記載している800項目、500ページの正に辞典である。その一部を切り時書き出してみたがなるほどというものも多い書籍であり、社会人、特に新入社員向けには第1部、ビジネスリーダー向けには第2部以降が参考になるだろう。 気になったところも多くあるが「目の動きで嘘を見抜く技」、「話し方次第で相手を惹きつける技」、「誘いをやんわり断る技」、「数の魔法」、「ワルに対する心理操縦法」など参考になり、試してみたい事柄も多い。世の中多くの人がストレスを抱え、欲求不満の発散の仕方さえままならないことがある。人それぞれの行動、姿勢、態度、言い回し方を考えて(この書を参考に)、相手のことを考えた行動がきれば最高だろう。 ここにある「人の心を読む術」はこれからの世に大切となろう。(馬には乗ってみよ人には添うてみよ)

『心理の迷宮 大事典』

  • あらゆる人間のタイプ別の傾向と対策を徹底研究! 「見た目」「体の動き」「言葉づかい」から、「趣味・嗜好」「交友関係」まで、他人が発する心のサインを正確に観察・分析する技術を集約。心理学をベースにした、この新しい人間関係の教科書を座右に置き、観察力を磨けば、ムダなく、無理なく快適な関係を他人と築くことができる。心の法則が手に取るようによくわかる決定版! 他人の本当の気持ちは、なかなか正確にはわからない、いや、他人の心どころか、自分の心の状態でさえ、いつもスッキリとはいかず、案外いつでもモヤモヤしているはずです。心はまるで「迷宮(ラビリンス)」のようなもの―。不可思議で謎の多い「心」に焦点をあて、そのサインをキチンと観察・分析する方法を紹介。
  • 「目の動きを読む」
  •             宙を睨むのはその話に集中している
  •             横目で見られたら相手を信用していないサイン
  •             嘘つきの目=睨みつけるように凝視する・目先を凝視する
  • 「手の動きを読む」
  •             腕組みは不安や不快感、邪魔するなのサイン
  •             手を引っ込めながら話すのは戦いたくないサイン
  •             ポケットに親指を引っ掛けている人は消極的なタイプ
  •             相手を指差すのは気弱さを隠すポーズ
  • 「足の動きを読む」
  •             組んだ足をブラブラさせる人は競争心が旺盛
  •             足を組んで体を斜めに構えているのは拒絶しているポーズ
  • 「顔と表情を読む」
  •             深く頷くのは納得しているサイン
  •             初対面で右を向く人は短期で攻撃的、左は我慢強い人
  •             笑顔の偽物は顔の左に出やすい
  •             頭を左に向ける傾向は感情や想像力があり共感できる
  •             逆に右に向ける人は現実的にものを考える人
  •             福耳の人は協調性がりリーダーとしての可能性が高い
  •             耳の小さい人はマイペースで芸術家、クリエイティブな仕事
  • 「口の動きを読む」
  •             大きな口の人は豪快な性格、小さな口は気配りができる人
  •             顎に力が入っているときはよくない前触れ
  • 「口癖を読む」
  •             「悪いようにはしない」は信用できない
  •             「絶対無理」依存心が強く自立できない人
  •             「要するに」を連発する人は支配欲求
  •             「とりあえず」は良い加減なタイプ
  •             「ま、いっか」は良い加減さの現れで危険
  •             「知っている」は無気力で知識が浅い
  •             「時間がない」という人に動きの無駄が多い
  •             「なぜなら」で論理的なイメージをつけることができる
  • 「話し方を読む」
  •             あげつらう相手には「おうむ返し」
  •             ああ言えばこう言う人には喋らせておく
  •             やたらと愚痴る人には自分に甘いと心得る
  •             隠し事を見抜くには返事は時間がかかる、話をそらす人
  •             理不尽な相手には既成事実から事後報告で攻める
  •             早口の人を黙らせるジェスチャーとは「あれ?」思う行動
  •             誘惑の電話を切るコツは「それで要件は?と聞く
  •             説得できる逆説心理「忘れてくれ」「気にするな」
  •             「お叱りを覚悟の上で・・」と弱みをさらけ出す
  • 「発言を読む」
  •             「なるほど」を使い喋るきっかけを作る
  •             「というか」自己主張したいタイプ
  •             「それとも」選択肢を促す
  •             「言いたくないけど」恩に着せる感
  •             「近いうちに」はまだ脈があると思え
  •             「弱い犬ほど良く吠える」心理・ひるんだ態度を見せない
  •             「だから言ったのに」相手の失敗を喜んでいる人
  •             「でも・・」自分中心の考え方の人
  •             「大変でしたね」相手に好感を抱いてもらう言葉
  •             SNSをしょっちゅう更新するのは承認欲求が強すぎる人
  •             「忙しい人には「忙しいからこそ」で引き受けてもらう
  •             緊張した話し方をする人は男性の場合短期で自己主張が強い
  •             同じく女性の場合は興奮しやすく、冷静沈着さに欠ける
  •             声のトーンが高い人はわがままで、低い人は自己抑制が強い
  •             早口の人は頭の回転が早く社交的だが短期で早とちり
  • 「体の動きと仕草を読む」
  •             願い事を聞いてもらえる距離は45cm
  •             写真嫌いと撮りたがり屋はどちらも自信家
  •             ど忘れしたときは体を動かす
  • 「あの行動には理由がある」
  •             朝方の方が成功者が多い、それは時間を無駄にしていないから
  •             鏡を見る人は他人の身を気にしている
  •             心臓疾患を起こしやすいのはせっかちな野心家
  •             仕事の意気込みはランチタイムを利用
  • 「服装を読む」
  •             黒い服を好む人は上から目線のタイプ
  •             似た服を選ぶ人には好感を抱く
  •             モノトーン好きはクールな一面がある、他人を寄せ付けない
  •             流行にこだわる人は仕事をきちんとする積極性、冒険心乏しい
  •             ミニスカ派は男以上に対抗意識を持っている人
  • 「ヘアースタイルを読む」
  •             男も丸刈りは貫禄をつけたい
  •             女性のショートヘアーは自信家で活動家・オープン
  •             ロングヘアーは冷静さを持っており積極的
  • 「靴を読む」
  •             外側が減る人は気さくで社交的、隠し事が苦手
  •             内側が減る人は思慮深い秘密主義で人当たりはソフト
  •             靴にお金をかける人は細部まで気を配れ細やかな神経の主
  • 「メガネとアクセサリーを読む」
  •             サングラスをいつもかけている人は自分の心の弱さを隠す人
  •             ピアスだらけの人は自分への不満度が高い
  • 「スマホを読む」
  •             絵文字を多様化する人は相手が気(〜思われたい)になる人
  •             メールの返信が早い人は「できる人」自分に自信がある人
  •             仕切りに電話をする人は孤独や不安を感じている人
  • 「身の回りのものを読む」
  • 『自分の心と向き合う100の技術』
  •             いつも感動を求めていると充実する日々となる
  •             視線を遠くに飛ばすと気持ちが軽くなる
  •             緊張を楽しめる人は自分を信じることができる人
  •             自分の直感を侮ってはいけない
  •             時にはスケジュール帳を白紙にしてみる
  •             それでも「自分が幸せなら幸せ」と言おう
  •             人間関係で自分を中心に「自分は」を考える
  •             いい人ぶって疲れるなんて意味ない
  •             勝手な思い込みこそ自分の強みになる
  •             一貫していることにこだわると失敗する
  •             嫌な予感は潜在意識が発するシグナル
  •             楽しく振る舞うから本当に楽しいことが起きる
  •             変化するのが当たり前と考える
  •             相手への不満は実は自分への不満なのかもしれない
  •             素直の「ありがとう」というと心がずーっと軽くなる
  • 「まずは心理的アプローチで攻めてみる」
  •             世代の違う相手の心を掴むには「昔話」の話題
  •             相手との距離は1m
  • 「関係を変える心理の仕掛け」
  •             Yes/IFで反対意見がスマートなる
  •             3回までは許す、で心も楽になる
  • 「他人を動かす基本のやり方」
  •             敵の敵を味方にする効用・バランス理論
  •             感謝から謝罪で誘いを上手に断る
  •             数字を見せて信頼感をアップさせる
  •             若い部下にはボディーランゲージで心の大きさを示す
  •             目立つ長所をあえて外して褒めると信頼感を得られる
  •             初対面の人の心を掴むには「無知」を演じる
  •             2つのことを同時に頼む、一つの文章に直す
  •             プライドの高い人には「助けてください」で頼む
  • 「人心掌握のプロのやり方」
  •             9割指示で1割を自由な頼みごと
  •             褒めて育てよ「ピグマリオン効果」
  •             「ピークテクニック」お金をくださいより17セントください
  • 「買う気にさせる心理トリック」
  •             魔法の「8」90より98
  •             値引きよりおまけ
  •             赤線で修正する値札
  •             メニューの目線は「Z」線角度
  •             ネーミングに「ん」をつける
  •             イライラさせない時間ないとは五分、三分がベスト
  •             お得感はマイナス・割引を表示
  •             2者選択の質問術(質問を続けていく)
  • 「学校では学べない恋愛心理のツボ」
  •             不機嫌な顔を見せるのは心を許している証拠
  •             おだてるには同じこと3回褒める
  •             「よかったらメールして」は本当の誘い
  • 「達人に聞いた、恋愛心理のツボ」
  •             両手でグラスを持つ女性は惚れっぽい
  •             ミラーリング(同じことをするふり)で口説く
  • 「ワルの心理操縦術に学ぶ」
  •             威厳がある目は細めるだけ
  •             頑固者のは一度引いてから説得する
  •             働きかけは「右」に座る
  •             「間」をとって会話遮断する
  •             時間がルーズに人には三時より二時五十分とする
  •             角を立てないで誘いを断る「困ったな」の一言
  •             頼みごとをするには「〜ので」理由をつける
  •             言葉のマジック「1時間」より「60分」
  •             面倒な質問には「カウンタークエスチョン」する
  •             好感度アップにはとにかく握手
  • 「心理戦でスマートに勝つには」
  •             提案を覚えて欲しい場合には未完のままにする
  •             相手が不在の時には名刺ではなくメモを残す
  •             説得力には手の動きを大きく
  •             「鏡」を設置することで時間待ちを潰せる
  •             あえて「ベストでは無い」と知らせ「お得である」を知らせる
  • 「やる気を出すコツ」
  •             やりたいという3つの気持ち効率化、具体的な目標、努力
  • 「ポジティブ思考になるコツ」
  •             ポジティブワードを自分に聞かせる
  •             シンプルな表現を作る努力
  •             輪ゴムショック法、腕に輪ゴムを弾く痛みで発散
  •             悩んだら問題点を書き出す
  • 「目標設定のコツ」
  •             信念を捨ててみる・心の健康維持
  •             80点を目指す
  •             締め切りを設ける
  • 「自己アピールのコツ」
  •             緊張は開き直りであのる
  •             今より一歩上に上がりたい気持ちを描く
  •             言い訳を封じる
  •             自分に高い値段をつける
  •             理想の人物を演じてみる
  • 『自分の心と向き合う100の技術』
  •             過去は変れなくとも未来は変えられる
  •             自分で自分を褒めると人生は好転し始める
  •             道筋を数値化するだけで夢は近ずく
  •             落ち込んでいる時に大事な決断をしてはいけない
  •             見返りを期待しないほうが幸せ度は高くなる
  •             やりたいことを片っ端から手帳につけておく
  •             「怖い」と感じた瞬間が自生の逆転のチャンス
  •             最後に「踏み込む力」が幸運を引き寄せる
  •             ワクワクしない目標は立てても意味がない
  •             「ないない人生」にならないためには群れないこと
  •             夢を実現できるかどうかは信じられるかどうかだ
  •             妥協ばかりでは達成感が味わえない
  • 『メラビアンの法則』
  •             視覚は人の判断に大きな影響を与える
  •             表情55%、話し方38%、言葉7%
  • 『スリーパー効果』
  •             不利な立場なら時間をかけて有利な立場なら短期決着を
  • 『フレーミング効果』
  •             人は接待的な価値よりも自分の基準を重視する
  • 『ブーメラン効果』
  •             他人からの抑圧を感じると人は反発したくなる
  • 『前提暗示』
  •             社会常識から外れる不安を煽り、情報の真実味を高める
  • 『ラベリング効果』
  •             人間は良くも悪くも相手にレッテルを貼りたがる
  • 『PM理論』
  •             目標達成と人間関係のバランスを保つ
  • 『外罰・内罰・無罰』
  •             問題が起きた時の反応は3つ
  • 『欲求の5段階』
  •             生理的・安全・親和・自尊・自己実現
  • 『原因の見つけ方』
  •             頑張ってもうまくいかない時の考え方(原因を求める)
  • 『ABC理論』
  •             出来事・信念・結果(activating/belief/consequence)
  • 『結論の先送り』
  •             見通しを甘くして「できない」思考を引っ込める