ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

一枚の写真『イライラ上昇中』

2020-10-31 12:51:00 | 一枚の写真
『ちょっと測ってみようかな 何故って最近富にイライラすることが増えてきた感じが』
  不当給付金など世間の不公平不満でイライラ、一律に減税をすればことは簡単、平等だと・・・などストレスばかりが募る毎日! まずは健康が何よりだ・・・
(写真出典: BbMail)

断捨離できない人は太っている『持ち物ダイエット』

2020-10-31 07:51:05 | 人生を「生かす」には
@「断捨離できない女は太っている」と言う、のは本当なのか。多分、生活が優柔不断で下記にある「断捨離できない理由」を並べ立てる人かも知れない。一気にやろうとして大量のゴミに埋まるのは見えていることを考えると、やはり1日1個づつ捨てるが理想かも知れない。
3つの捨活基礎
    1日1個コツコツ捨てる
    飽きるまで使って飽きたら捨てる
    自分が楽になる方法を考える
・断捨離できない理由と対処
    何から手をつける:ざっと分類する
    やる気が出ない:ルールを作り体を動かす
    時間がない:寝る前の5分
    気が散ってしまう:環境を整理、コツコツやる
    収納家具の活用ができない:まずは収納家具の断捨離
    三日坊主:ご褒美を作る
    計画倒れ:ノートに書き出す・目標・優先順位をつける
・心に響く、格言集
    片付けられない女は太っている
    プロを使うことを恥ずかしがるな
    ドリームキラーはどこにもいない
    モノ・人・コトをサクサク捨てると人生は楽しい
「捨てる」以外の方法
    知り合いに譲る
    バザーや交換会に出す
    寄付する
    リサイクルショップに持っていく
    ネット買取を使う
    ネットオークション・フリマアプリで売る
    リメイクする
・レシートを捨てればお金が貯まる
・こだわりを捨てると家事は楽に
・アイテム1つで効率アップ
・今使わないものは捨てるもの
・本の入れ替えは1年周期が理想

音速の5倍の速さってどれくらい

2020-10-30 13:07:00 | 世界の不思議・出来事
@ 音速の5倍の速さはNY-Londonを90分で飛ぶことができるというこの飛行機は2025年に完成するという。 NY-Londonは5500km、通常の飛行機で約7時間だから・・・札幌と那覇が約2300km 一眠りもできない程で一気に着くことになる。https://www.cnn.co.jp/travel/35160751.html
(写真提供:CNN)

一枚の写真『やったのは私です』

2020-10-30 09:33:00 | 一枚の写真
@ 『「やったのは私です」と諸手を挙げて降参です』
  非を認めたくない人間がどんどん増えている世間 寂しい、悲しい、更に見苦しくなったと思うのはどうしてか 子供たちの教育は政治家の一言一言の発言も大いに影響する・・・俳優のひき逃げ事件はそんな中で・・・
(写真出典:Bbmail)

戦国時代の賢い商人根性とは『信長と征く』

2020-10-30 08:02:19 | 歴史から学ぶ
戦国時代に生きた商人は如何に天下人と組んだか信長は特に「銭=金」への執念と戦と人の絡みが「金」で左右されることを知り、戦国時代の次を新たに築こうとしていたのではないかと思えるこの商人目線の見所は面白い
如何に戦国武将とタッグを組んで世を生き延びて行ったのか、江戸末期の薩長土肥も多くの商人が絡んで明治維新を作り上げたが、戦国時代の「武器商人」だけではなく武将の心を読み、先手情報を差し出し、如何に乗り越え、勝負に「勝利」していくか、どの時代にも素晴らしい「奉公人」がいることを改めて知らさせる。著名な茶人で豪商人今井宗久についての詳細はここにあるhttps://kiiroipanda.com/imaisoukyuu1/
『信長と征く』入月英一
現代日本から戦国時代へと逆行転生を果たした、熱田商人、浅田屋二代目大山源吉。彼は戦国時代に誰が覇者になったかを知っている。そこで転生者としての知識を最大限に活かしたうえで、商人として銭の力で天下取りを画策する。彼は美濃・尾張の雄「織田信長」を神輿として担ぐことを決意した。織田信長といえば、戦国時代において武力のみならず、「銭=金」の力を理解した数少ない偉人だ。
戦国での情報戦は「噂」、「見せかけ方・囮」(スパイ)、軍資金(鉄砲・兵)、與入(婚姻
    織田信長・今川義元・徳川家康・斎藤龍興(稲葉城主)
    噂(調略):当主と家臣の蟠りを作り謀反を起こさせる(信長・柴田・佐久間・秀吉)
    與入:お市の方の婚姻(浅井・朝倉)
戦国の時代の商売の情報戦は「企画」(商品開発)、「噂」、「縁」当主との結びつき・楽市楽座(関所・利鞘・寺銭)は中間搾取を無くし武家が取り仕切る(軍資金を調達するための商売)、商品効率(綿織物・問屋製手工業)
    「古の呂不韋のように天下人を生み出す」を夢見る人選・博打をかける
    「楽市楽座」創意工夫で双方が勝ちとなる工夫を持ち出す(朝廷・大名・国主・社領除く)
    農耕効率を機械で上げ、その余地を織物労働とする(賃金を得て、利益を得て、効率的)
        千歯こき・唐箕などの機械化・労働集約工場
    浅田屋と友野屋(織田側熱田商人と今川駿河商人)の商売気質に火を散らす
         織物をネタに今川と友野の仲違い(誤解)を起こす(徳川の今川寄りを囮にする)
    秀吉の一夜城は浅田屋大山が職人・大工・運搬などに金を注ぎ込んだ
   三河一揆(当主と僧兵)に信長は兵を出さず、金銭で浅田屋に鎮圧するよう命令
        「南無妙法蓮華経」と書いたお守り(一向宗の宗教的心を砕いた)
    武士の商人に対する目を和らげる方法はその武士の家臣とも仲良く
信長の言葉「銭の力で兵を養い、持って敵を降して、領地を広げる。領地が広がれば、商売の手も伸びよう。さらなる銭を稼げるわけじゃ。すなわち兵をより強く養える。後は堂々巡り、それを繰り返し、天下一統する。天下一統してからも、まだ先がある。全く別の夢を見るのか、仕切り直し、新しい方針で次の展開を・・・」

成功への発想・想像力はこうやって作る『仕事は楽しいかね』

2020-10-29 08:02:20 | 経営・リーダーシップに必要な事
@仕事は楽しい方がいい、だが成功とは違った面もある「今日の目標は明日にはマンネリ」になるとはこの書の習い。「マンネリ」という言葉、慣れてしまうとゴールが見えなくなると言う事。我が人生・仕事でやってきた事は「Let's Challenge」で「Let's See and Try」、いつも先を見た行動をとる事だった。ここにも現代の成功へ導く参考・ヒントがある。
『仕事は楽しいかね』デイル・ドーテン
将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。
「目標を立てるな」
    大抵の人はマンネリ化した生活から抜け出すために目標を設定する。だけど今日の目標は明日のマンネリとなる
「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「人生は目いっぱい飛び跳ねなきゃ」
「明日は今日と違う自分になる」
    人は違うものになって初めてより良くなれる
「試みることに失敗はない」「変化は難しく、試してみることは簡単だ」
   成功する人たちは、自分がどこへ向かっているのか判っていない。ただ、遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っている
「成功とは、右に倣えをしないこと」
    成功を真似るのも哲学・「並みに人」をやめること
    多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている
「完璧とはダメになる過程の第一段階だ」だから「ワニと仲良くなる」という考えになる
「問題にあらず、失敗にあら」という発想、問題を深く進むと解決法が見つかる
「自分は4万人のファンを集めたが、ジョージは13万人を動員した」
    派手なパフォーマンスと言葉で引きつける方法
「感情を抜きにして見なくちゃいけないんだ」
「多くの人はアイデアは持っていない、でも考えは持っている」
「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」
    商品の並べ替え・時間帯変更・珍しいものを設置=集客アイデア
・発想・アイデアを生む方法
    今までのミス・問題点を書き出す(失敗・問題・課題)
    やるべき仕事をリストアップ(手順・内容)
    見やすいところに張り出し読むこと(見落としがないか日々変化を知る)

薬屋のジョン・ペンバートンはシロップ状の頭痛薬をソーダ水で割ったもから発想(コカコーラ)
・商売人のストラウスはテントの帆布から採掘に丈夫なジーンズを発想(リーバイ・ストラウス)
・ディズニーの「白雪姫」画面に水面の波紋に顔が映るを魅了(芸術)を作り出した
・「ベルベット」はオナモミを研究した結果発想された(植物のトゲ)
・ハンバーガーチェンのウエンディーズ・サラダは大量のレタスの芯を使うことで生まれた

捜査は常に疑問と行動が伴う『アウトロー上・下』

2020-10-27 07:48:21 | ミステリー小説から見えるもの
@これは映画化されたアクション・サスペンス小説だ。「一人の人間の死は悲劇だが、百万の人間の死は統計上の数字に過ぎない」(ヨシフ・スターリン)過去に過酷な人生を送った輩の世の仕返し。
完全な証拠は必ずやどこかに穴がある、それを紐解き、証拠の裏の落ち度を暴いていく元軍人警察官。捜査官たる感の良さとその行動には圧倒されるサスペンスストーリーだ。その元警官の喧嘩の仕方は思わず唸らせる。(下記)
『アウトロー上・下』リー・チャイルド
・平和なダウンタウンで起きた、ライフル狙撃による無差別殺人。容疑者は6時間後に逮捕された。証拠はこれ以上ないほどに揃っており、誰もが容疑者の有罪を確信していた。元軍隊でスナイパージェイムズ・バーが逮捕され、刑務所でイチャモンをつけられ重症、入院。検察側と弁護人側には父・娘の親子対立関係となる。ジェイムズ・バーは元軍人警察のジャック・リーチャーを指名、だが、ジャックは「私がここに来たのは彼を埋葬する為だ」と弁護人を支持する発言ではなかった。 さらに「私は自分の約束を守りに来ただけだ」と。その後、ジャックは飲み屋で何者かに襲われる
軍隊でのバーはスナイパーとしての戦闘での経験はなかったが、ある射殺事件を起こした。だが結果的に無罪放免となり退役させらる。それは射殺された四人の下士官たちが戦争で掠奪・レイプ・強盗行為をしていた輩だった事で、最終的に軍隊での極秘事項となった。
弁護側の疑問
    バーは何故駐車料金を払ったのか、自分の指紋がついてコインを残していた
    何故薬莢の始末をしなかったのか、薬莢を1つだけ残したままになっていた
    珍しい靴(靴底の跡が残る)で犯行に行ったのか
    近距離で射撃する行為(スナイパーは75m以上あっても可能な訓練をする)に疑問
    当日の朝家で睡眠薬を飲んでぐっすり就寝していた
    殺害のあった駐車場のビデオテープがない(コーンを誰が立てたのか)
・事件の背景に出てきたのが検察側と警察が弁護側に有利となるジェイムズを逮捕し、事件に関与させない事、さらに実際にコーンを立て射殺を企て、実行したギャングたちだ。
・事件の報道を目にして町にやって来たリーチャーを罠にはめようとした若い女が惨殺された。事件のすべてを裏で演出している「操り人形遣い」は何者なのか? 容疑者の妹、女性弁護士らと真相究明に挑むリーチャーの前に立ちはだかる者の恐るべき正体は。
・リーチャーはバーの事件と自分に殺害容疑をかけようとしている問を解決する為、バーが殺害した人物の特定、バーが付き合っていたチャーリーという男のの本当の姿、さらにリーチャーを影から消そうとする背後にいるロシア系のゴツい奴らの関係。 内部情報が漏れ、ロシア系の連中に指示を送っているのは弁護士の父か、警察捜査官か。
・射殺された一人の女性が夫の捜査願いを出していたことから夫の仕事、市からの砕石商売が賄賂でロシア系に奪い取られたことが分かった。その関係から夫はロシア系の一人が口封じにまず夫を殺害、さらに妻を殺害する事件へとつながった。
・バーの妹がゴツい奴らに連れ去られると同時にゴツい奴らの企みとアジトが浮かび上がった。そして妹を助け出す計画からそのアジトを襲撃。犯罪者たちを捕らえ、さらに出征を夢見、大金を手に入れようと情報を流していた警察捜査官を逮捕した。
軍隊に入るタイプ4つ
    軍人系の家系 
    愛国者で祖国に奉仕に熱い思いを持っている
    就職口が欲しい
    人を殺したがるタイプ
軍人経験の喧嘩の仕方
    立って、いつでも動ける体制をとっておく事
    どんな男を相手にしようとしているのか見つけてやる事
    リーダーを見つける
    リーダーは一番初めに動くやつと思え
    決して後退りするな
    家財は壊すな
    行動しろ、口でやり合っても始まらない
    よく観察して見定めろ
    真正面から突っ込むな

一枚の写真『もうやってられない』

2020-10-25 13:06:00 | 一枚の写真
 『ああ〜もうやってられない。折角これからが稼ぎ時になるかと思いきや これじゃ商売できやしない!』
またかよ。またしても緊急規制発令で外出には控えるようにだと。フランス・英国、ついにイタリアでも外出禁止令、日本も再び発令されるかも? もう商売やってられない!
(写真出典:BbMail)

賢い人ほど「愚かなバカ」となる『バカの研究』

2020-10-25 07:57:27 | 世界の動きから見えるもの
@この書は至って真面目に「バカ」を研究したヨーロッパで人気書籍だ。賢い人ほど「粗相」のある「愚かなバカ」を演じる、と言う事。だが至って真面目、誠実な人ほど一般的なことに対して信用しない人が多いと言う。それは頭がいいからこそ偏見、先入観、固定概念、差別意識から来るものだとしている。
『バカの研究』ジャン・フランソワ・マルミオン
職場で、家庭で、社会で、ネットで、人はなぜバカなことをするのか?
・ここに記述された24人の一流行動経済学、認知心理学、情報科学、哲学、人類学者ほか、多角的な視点から、人間のバカげた行動を真面目に徹底研究、解析した者が記されている
・「平均以上のIQの持ち主であっても、バカげた意思決定をすることはある。合理的知世が低いからだ」(イブ・アレクサンドル・タルマン)
・「どんなに頭が良くて、物知りでも、批判的思考ができても、バカげた事を信じる危険性のない人間などいない」(ブリジット・アクセルラッド)
・「世界を変えられると考えるほどのバカだけが、本当に世界を変えられる」(スティーブ・ジョブス)
・「知性の高さは、バカになるかどうかとは関係がありません。むしろ、変に頭が良いせいで、他の人たちを見下してバカになることもあります
・「知性の高い人ほど神の存在を信じない」
    フランスには自称占い師が10万人いる、年商30億ユーロ
「知性の高い人ほど他の人より物事を信じにくい傾向がある」
・「自分と同じ悪習を持つ人間を誇張する傾向がある」「自らの能力を実際より高く見積もる傾向がある」(自己中心性バイアス)
・「私たちはポジティブなものよりネガティブなものにより注意を向け、関心を抱き、重要視する傾向がある」(ネガティブバイアス)
・「他人の対して偏見を抱いたり、先入観を抱いたり、固定概念を持ったり、差別化したりする」
・バカの行動は「粗相」(思慮不足・経験不足・判断ミス)
・「自分だけは大丈夫」と言う思い込み(楽観バイアス)
・「違反性・不適切などの行動は新たな発見クリエイティビティの原動力になる」
・「バカは他人より自分の方が価値が高いと勘違いしている」
・「バカは欲しいものを手に入れると満足します。他人からの注目、名声、財産、権力、高い評価など、一番賢いのは俺だと」
・「失敗したり、悩んだりする傾向は、人間は複雑で、不安定で、不確かな環境を生き延びている、過ちこそが人間だ。過ちを犯すからこそ人間らしく生きていられる」
・「バカは嘘つきより始末に負えない。嘘つきは真実がなんであるかを知っているがバカは真実には関心がないから、相手を告発、バカにする」
・「SNS等、世界は自分中心に回っている」と人々に思わせることで自己中心主義を肥大させる
・「他人に見られること」が興味の中心にある、だがフェイクも多発する
    「真実・美・善」の3つの美徳が混乱している
・「消費行動に最も大きな影響を及ぼすのが感情」(行動経済学)
    人は恩恵を待てない、だから選択肢を多く設ける
    過剰な選択肢は選択を不可能にする(情報過多は混乱させ消費行動にならない)
        牛肉1kgを生産するのに25kgの餌    (鶏肉は4.4kg、豚肉9.4kg)
「人は夢の中で協調性がない下品な人間になる」
    夢の中で味あう感情は、恐れ、悲しみ、怒りが80%
    自己、病気、トラブルなどの夢いはラッキーな夢に比べると7倍
    バカな夢は現実世界に役たち、発明やインスピレーションをもたらす
・「愚かなこと」をする、言うは本当のバカ
    何かを決めつけこれはこう言うものだとするのは「愚かばか」
・有能な人物の言う言葉として適切なのは「少し調べたり考えたりする時間が欲しい」
    瞬時に返答を問われたりしたときの対応、決して「わからない」とは言わない
「謝罪をすることは素晴らしい」
    「天才は限界にぶつかる事があるが、バカにはこうした障害はない」(アインシュタイン)
    「謝罪は人生の瞬間接着剤」(リン・ジョンストン)
・「自分には欠点などない、と主張しないで自らの欠点を受け入れ、それによって多くを学び、成長していこうと言う決意が必要だ」

「概要」出典先は書籍データから抽出
【目次】
●バカについての科学研究(セルジュ・シコッティ/心理学者)
●知性が高いバカ(イヴ゠アレクサンドル・タルマン/自然科学者)
●迷信や陰謀を信じるバカ(ブリジット・アクセルラッド/哲学者)
●バカの理論(アーロン・ジェームズ/哲学者)
●人間は決して合理的な生き物ではない(ジャン゠フランソワ・マルミオン/心理学者)
●認知バイアスとバカ(エヴァ・ドロツダ゠サンコウスカ/社会心理学者)
●二とおりのスピードで思考する(ダニエル・カーネマン/ノーベル賞経済学者)
●なぜ人間は偶然の一致に意味を見いだそうとするのか(ニコラ・ゴーヴリ/数学者)
●バカのことば(パトリック・モロー/編集者)
●感情的な人間はバカなのか? (アントニオ・ダマシオ/神経科学者)
●バカとナルシシズム(ジャン・コトロー/精神科医)
●フェイクニュースを作っているのはメディア自身だ(ライアン・ホリデイ/メディア戦略家)
●SNSにおけるバカ(フランソワ・ジョスト/哲学者)
●インターネットのせいで人間はバカになる? (ハワード・ガードナー/認知科学者・教育学者)
●バカとポスト真実(セバスチャン・ディエゲス/神経心理学者)
●バカげた決定を回避するには? (クローディ・ベール/人間科学ジャーナリスト)
●なぜバカみたいに食べすぎてしまうのか? (ダン・アリエリー/行動経済学者)
●動物に対してバカなことをする人間(ローラン・ベーグ/社会心理学者)
●子どもとバカ(アリソン・ゴプニック/哲学者)
●夢とバカの関係(デルフィーヌ・ウディエット/脳研究者)
●バカは自分を賢いと思いこむ(ジャン゠クロード・カリエール/シナリオライター)
●バカなことをした自分を許す(ステイシー・キャラハン/心理学者)
●知識人とバカ(トビ・ナタン/心理学者・人類学者)

目黒区祐天寺(大正天皇の御生母墓)・目黒歴史資料館・正覚寺

2020-10-24 15:19:00 | 旅行
@目黒区祐天寺・目黒歴史記念館・中目黒八幡神社・正覚寺に見る
祐天寺:山門天井の彫刻・大正天皇御生母墓・大正天皇の祖父・渋沢家墓
目黒歴史資料館:戦争中の赤紙・1964年のオリンピク聖火・計算機
正覚寺:仙台伊達家3代綱宗の側室三沢初子像(鬼子母神堂)・布袋様・弘法大師



「瞬間」を大切に生きる『定命を生きる』

2020-10-24 07:50:56 | 人生を「生かす」には
限られた時間、今を精一杯、とあるのが定命の世界の人の道、と説く。「定命」は生まれた時からあるのかも知れない、だからその時その時を大事に、精一杯努力、やり抜くことが必要なのだ。「煩悩」を捨てきれない人間は満足を求めて、「貪欲」へと変わり、如いては心が「貧する」ともある。歳とることは「円熟」になる、いつまでも「好奇心」を持ち続けることは大切だ。人の寿命は生まれた時から定まった枠の中(天命・運命)にあるのだろうか。
『定命を生きる』枡野俊明
・禅が教える、美しい生き方、そして逝き方。
どのような生き方をすれば、心安らかに、思いを残さず、潔く逝けるか――
「定命(じょうみょう)」とは禅の言葉。ふだん、「寿命」という言葉を使うが、禅では「定命」といって、人の命の長さは生まれたときから定まっている、と考える
・そのためには瞬間にを大切に、精一杯やる事、その瞬間が重なって、精一杯いきた人生になる
我欲や執着、妄想を手放すことが清らかな心に出会えることになる。(煩悩を削ぎ落とす)
・「本来無一物」人は何一つ持たず生まれ、何一つ携えることなく旅たつ
・「生老病死」
    4苦は自分の思い通りにできなこと、だから受け入れ、道理に叶った生き方となる
・禅的メソッド
・「瞬間」百年の命も、たった数秒の命もまったく同じ価値、大切なのは「現在、その瞬間」
・「人は二度死ぬ」 定命が尽きた時と残された遺族等の心から個人の存在が消えた時
    「死にとうない」と言った仙厓義梵和尚と一休宗純禅師
    意味はこの世の修行が足りん、まだまだ修行を続けたいと言う意味があったのか・・・
    三島市の龍沢寺・山本老師(鈴木貫太郎等へ「耐え難きに耐え、忍び難きを忍び・・」
・「十重禁戒」(人の振る舞い方・生き方の指針)
    不殺生戒 無駄な殺生はしない
    不偸盗戒 清い心を持ち、人のものを盗みません
    不貧淫戒 清い心を持ち、邪なことはしません
    不妄語戒 嘘、偽りを言いません
    不酤酒戒 酒に溺れるようなことはしません
    不説過戒 人の過ちを責め立てません
    不自讃毇他戒 自らを誇り、他人を貶すことをしません
    不慳法財戒 物でも、心でも、施すことを惜しみません
    不瞋恚戒 怒りに燃えて、自らを失いません
    不謗三宝戒 「仏」「法」「僧」の三宝を誹謗中傷しません
「一行三昧」目の前にある一つのことに集中し、全力でやり抜くこと
・「歳を取ることは円熟すること」心の豊かさ、おおらかさ、度量の広さ、深さを知る
・「欲張るほどに、心は貧しくなる」足るを知る 無くてもいいのかと向き合うこと
・「一病息災が良い」無病息災より一つでも持病があった方が他を早期発見につながられる
「心身一如」「長生き」を目標にしない いつまでも旺盛な「好奇心」を持つ
    心が老化すれば、身体も一緒に老化していく
・自分史を書いてみる
・生前戒名を授かる 「安名授与」で戒名を受ける
「調身、調息、調心」「呼吸」は深くゆっくり吐き切る
・「笑顔」動けなくなっても、言葉がある、幸福はそこにある
・禅僧はお酒のことを「般若湯」「智水」と言う
・伊能忠敬は55歳から測量を始め17年間尽くした

知られざる歴史の事実『氷塊』

2020-10-22 07:42:00 | 歴史から学ぶ
明治初期の政治行動は現代でも明らかにされていない「闇」事が多い。薩摩下級武士であった大久保利通が「強い国」を求め奮闘した歴史小説となっているが、登場人物の発言等が感情がこもったリアル感のある実話を聞いているかのように錯覚する。特に戊辰の役から大久保が描いた日本国理想図は志半ばで無念の死となったことは、国民の誤解もあった。それは暴徒の訴状は正に大久保が改善・修復しようとしていたことだった事は非常に残念だ。
『氷塊』秋山香乃
・明治の元勲、大久保利通。国難の時代、日本を近代国家たらしめたのは、大久保の意志と構想と実行力「影の権力者」内務卿が死亡したのは49歳、1878年5月14日、暴徒による殺害
・紀尾井町での暴徒側の訴状「5つの罪」
    「公儀を杜絶し、民権を抑圧し、持って政治を私するその罪」
    「法令を目的のないまま定め、盛んに賄賂や裏金によって人事登用や取り決めが為され、恣に威服を張る罪」
    「急がずとも良い土木工事を行い、必要のない上部ばかりを取り繕い、国費を無駄に浪費する罪」
    「憤慨忠節の士を疎斥し、憂国敵外の徒を嫌悪し、持って内乱を醸成する罪」
    「外国交際の道を誤り、国権を失墜する罪」
・大久保の死後遺族の手元には現金140円、借金が8千円(国の事業の補填を個人借金した)
大久保利通
    「行動力」周りを固める:薩摩藩下級武士の利通は久光の側用人たちを説得
        「諦めずに方法を模索し続ければ、道は開けるはずだ。それにはまず相手のことをよく知らなければ話にならない」
    「説得力」仲間の人脈を賛同させる:周りを賛同する仲間を増やしていく
    「判断力と決断力」郷中教育で学ぶ:二者選択でどちらかを常に選ぶ教育
    「構想力・計画力」薩長土肥らを動かす内容
        幕府に先立ちパリ万博に薩摩政府としてフランスに対して威厳を示す
    「信念」強い国家・天命、公武合体、攘夷、尊皇、から討幕へと変わる
        「弱いものにものを言う権利はない」が世界の常識(侵略・植民地)
        西郷との決別(朝鮮問題)ー国としての政道を貫く
    「交渉力」イギリス艦の戦いの後、利通は和睦、軍艦建造に協力させる
        上洛での諸侯会議を斡旋、公卿を説得(幕府と朝廷)
        藩政改革:西洋式軍術導入・近代的殖産興業(紡績工場)
        外交権交渉(不平等条約の変更)・国際法憲法・法律制定ビスマルク参考
        長州vs佐賀(政府の権力争い・汚職・濫用・贅沢三昧)から立ち直す
・大久保利通の日本国の3つの時期・理想
  第一期:明治元年より10年 王政復古からの創業の時期
  第二期:内治を整え、国力の充実
  第三期:守成の時期として後進賢者の継承
島津斉彬
    「先見の目」11代薩摩藩主43歳はわずか7年で終焉、近代化と密貿易(藩収益確保)
        反射炉・溶解炉から造船業、国内初の蒸気船製造、地雷や水雷、ガス灯
        電信機の開発、「日の丸」採用の発案者
    「人選」身分を問わず人材重用
・西郷隆盛
    斉彬に認められ御庭番、最も斉彬に忠臣、大久保らと同志、大久保の親友
    2回の島流し、大久保の支援のもと薩摩藩軍事司令塔となる
    朝鮮問題を自らが率先し主張(死ぬ場所を探していた・軍人の行き場探し)
大隈重信
    世界の基準を見据えた10進法で円・銭・厘と言う通貨単位を生み出す
    財務能力に長けた人材