MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ピースブレーカー

2019-08-10 23:42:51 | アジア映画
何となく韓国映画っぽいな
ここんとこ政治の関係なのか韓国映画の面白そうな作品のリリースもないし
ってやっぱ拳銃を自らの額にあててって韓国映画の「最後まで行く」のリメイク作品だったのね
アーロン・クォックで中国がリメイクしたんですね
概ね韓国映画のプロットをまんま借用されてるんですが
なんと中国映画で中国人が出演し、中国語のダイアローグなんですが
ナゼか映画の舞台はマレーシアのクアラルンプールです
ってのも中国ではなんですか、プロットのポイントとなる土葬の習慣を今では国家の監視のもとで火葬になってるようでして
舞台を中国にできなかったってことなのか

そしてもうひとつ、主人公の警官がこれまた実に悪徳で、上司から、同僚からもう賄賂まみれの腐り切った司法の象徴っていうのが中国では無理なんでしょうねきっと
そんな2点でクアラルンプール舞台を設定していた
ってことでそういう意味に於いては警察クソ食らえっていう韓国映画の説得力にはちょっと負けてるんですが
それでもやっぱ面白いものは面白い

特にバチ当たりではあるものの母親の棺桶に轢死させた死体を隠すところの主人公が四苦八苦するところのコメディチックな行動と緊張感はオリジナル同様実にこの映画の前半の見せ場となってるし

主人公を脅迫してくる後半からはそうバイクで強迫者を追いかける辺りから
コメディ色が消えての完全なアクション映画に変貌してきますし
今これを書くに当たって韓国映画の記事も見たらDVDジャケットの絵面は酷似してるんだけど
ちょっとヨーク見比べたら拳銃がリボルバー(韓国版オリジナル)とオートマチック(リメイク作品)と変わってるんですね
記憶違いならごめんなさい韓国の警官の拳銃は一発目は空砲ですよね
そこいらもプロットの違いなんですかね

オリジナルとリメイク作品とはほぼ同じ内容だけど、私はやっぱ韓国映画に軍配を・・・
警察組織と言うか警官をこんだけコケに表現できる韓国の映画界はスゴいなってことで
先にも書きましたが中国は今では司法が監視して土葬を禁止してるようですが
韓国は火葬に土葬のどっちでもいいようです
これは国としての葬儀が土葬でないと成立しない映画ですよね
死体をもう一度掘り返す訳だし・・・

2017年製作、中国映画(日本未公開、WOWOW先行OA作品)
リエン・イーチ監督作品
出演:アーロン・クォック、ワン・チエンユエン、カイ・チェン、リウ・タオ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インモラル・ルーム

2019-08-10 21:41:02 | 洋画未公開
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は再び洋ピンだと思っていたんですが
エロチック作品というよりはエロチックサスペンスと言った感じの作品でしたが、一応はRー15作品だし、それなりにエロチックなシーンもあるんで
本日の1本にはある意味該当するということで

イタリアで町外れの豪華な一軒家を借りて過去にあった所謂不倫の関係を修復するために
村外れの一軒家にワイナリーを借りたブライアンとキャシーの二人
そんな時、ワイナリーの隣人と言う男がランニングで足を挫いたキャシーを送ってくれたことでキャシーと懇ろ(っても肉体での誘惑はない)

この男の登場で想像がつくように二人の間にさらに波風が・・・
さらに二人は知らないのだが、この家にはあらゆるところに隠しカメラが仕掛けられており
なんとキャシーを運んできたフェデリコが隣家で二人の情事を観察しているのである

でこのフェデリコは執拗に二人の間に入り込んできて
ってクルマは彼しか持ってなくて、キャシーとブライアンオープニングではクルマでこのワイナリーまで来ていたように思った見てたんですよ隣家をワイナリーと間違えたりしているので

でもなんと足としてのクルマはいつのまにかタクシーになってるし
ここいらどうなってるんだろう
イタリアの田舎の雰囲気といい実にいい感じの絵面で綴られてる映画だし
ブライアンとキャシーのHシーンとか、キャシーのシャワーシーンとか色々とあって
それなりにキャシー演じてるエミリー・ラタコウスキーの美しいし肢体と美貌が実に男心を刺激してくれるので
ある意味エロチック作品としての表現は寸止め状態です

プロットの本筋は所謂フェデリコの存在と隠しカメラの存在のミステリーが本筋であって
実は今までは見てるだけだったフェデリコだったがキャシーの美しさに
見てるだけでは物足りなくなって・・・
もうオチがあって物語は収束するんですが
サスペンスもエロ度もかなりな薄さですが
この作品を救ってるのはエミリー・ラタコウスキーの美しさだけだったか

2018年製作、アメリカ映画
ジョージ・ラトリフ監督作品
出演:アーロン・ポール、エミリー・ラタコウスキー、リッカルド・スカマルチョ、ケイティ・ソーンダーズ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする