ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2019>にエントリーされた南アフリカ産のウェスタン風映画
所謂現地人が白人に寄って侵食され高地へと追いやられていった時代を
アメリカ大陸のアメリカンネイティヴを黒人に喩えて鉄道によって白人たちの支配する街“マルセイユ”が作られたようで
そして原住民の少年少女たちが白人からの自由のために戦おうと誓いあって5人の少年が"ファイブ・フィンガーズ"を結成しパチンコで決闘して勝敗を決めたりして仲間意識を高めていくものの
そんなある日リーダー格の少年タウが白人警官に少女を捕縛されたことでいかり
なんと自転車でパトカーを転倒させた上、警官の銃で二人を射殺して一人"マルセイユ"という町をななれていきます
そして20年後町に戻ってきたタウが見たものはアパルトヘイトが廃されて
町を牛耳ってるのなんと黒人のギャングたち
少年少女だった彼らもいい大人になって市長や警官や牧師になって生活をしており・・・
タウが町に帰って来たことで平穏な町には小波がおきはじめ
大人になって町で暮らしてる彼らには小波が大波になっていくことの不安が高まりつつ
どことなく確かにプロットとしては西部劇タッチではあるんですが
南アの映画にウエスタンを求めるのには多少どころではすまされない無理があるようでして
第一マカロニ風味にも料理されてないし、かといってハンバーガー的なウエスタンでもない
普通に流れ者が町に帰って来て何となく成り行きで昔の仲間が揃って悪党退治するというウエスタンのプロットをいただいたら
こんな映画ができましたって感じでして
プロットにも画面にも殆ど緊張感もなく、ただただダラダラというか
モタモタとお話が展開されるだけで・・・結局は山場もなく
20年後の少年たちは最後にお互いの意地をかけてパチンコで勝負がつかなかった対決を本物の銃で決着をつけるというシンメトリーは映画の鉄則なんですが
オープニングから語り部が決まっていて誰が生き残るかが見てるこっちにもわかってしまうのが残念な作品
2017年製作、南アフリカ映画
マイケル・マシューズ製作・監督作品
出演:ヴヨ・ダブラ、ハミルトン・ドゥラミニ、ゼテュ・ドゥロモ、ケネス・ンコースィ、ムドゥドゥジ・マバソ、ウォーレン・マセモラ、ケネス・フォク、ジェリー・モフケン
所謂現地人が白人に寄って侵食され高地へと追いやられていった時代を
アメリカ大陸のアメリカンネイティヴを黒人に喩えて鉄道によって白人たちの支配する街“マルセイユ”が作られたようで
そして原住民の少年少女たちが白人からの自由のために戦おうと誓いあって5人の少年が"ファイブ・フィンガーズ"を結成しパチンコで決闘して勝敗を決めたりして仲間意識を高めていくものの
そんなある日リーダー格の少年タウが白人警官に少女を捕縛されたことでいかり
なんと自転車でパトカーを転倒させた上、警官の銃で二人を射殺して一人"マルセイユ"という町をななれていきます
そして20年後町に戻ってきたタウが見たものはアパルトヘイトが廃されて
町を牛耳ってるのなんと黒人のギャングたち
少年少女だった彼らもいい大人になって市長や警官や牧師になって生活をしており・・・
タウが町に帰って来たことで平穏な町には小波がおきはじめ
大人になって町で暮らしてる彼らには小波が大波になっていくことの不安が高まりつつ
どことなく確かにプロットとしては西部劇タッチではあるんですが
南アの映画にウエスタンを求めるのには多少どころではすまされない無理があるようでして
第一マカロニ風味にも料理されてないし、かといってハンバーガー的なウエスタンでもない
普通に流れ者が町に帰って来て何となく成り行きで昔の仲間が揃って悪党退治するというウエスタンのプロットをいただいたら
こんな映画ができましたって感じでして
プロットにも画面にも殆ど緊張感もなく、ただただダラダラというか
モタモタとお話が展開されるだけで・・・結局は山場もなく
20年後の少年たちは最後にお互いの意地をかけてパチンコで勝負がつかなかった対決を本物の銃で決着をつけるというシンメトリーは映画の鉄則なんですが
オープニングから語り部が決まっていて誰が生き残るかが見てるこっちにもわかってしまうのが残念な作品
2017年製作、南アフリカ映画
マイケル・マシューズ製作・監督作品
出演:ヴヨ・ダブラ、ハミルトン・ドゥラミニ、ゼテュ・ドゥロモ、ケネス・ンコースィ、ムドゥドゥジ・マバソ、ウォーレン・マセモラ、ケネス・フォク、ジェリー・モフケン