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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

裏社会の男たち 第二章

2019-08-21 23:22:32 | Vシネマ
チャンネルNECOの7・8月の”激震!強面列島”企画の作品はオールインエンターテインメント製作のOZAWA(小沢仁志の別名)企画・脚本・監督で
Vシネマ界オールスターで製作されてる「裏社会に男たち」シリーズ全六話がOAされました
一応はレンタルで楽しんではいましたが
こちらのブログに移行する前の作品ですので
いい機会だと思い録画しておいたものを小出しに見ています

ってことで「裏社会の男たち 第一章」につづいての「第二章」です
OZAWA作品ですので非常に半端のないアクションに特化してる作品ですので
ある意味オールイン20周年記念大作「CONFLICT」に負けない力作でもありますが
オールスターなんですが本宮泰風さんが出演されてないんですね

という事で会長の自動車事故死?、内部に送り込まれた公安のスパイ発覚に加えて、
中国マフィア襲撃と立続けの被害により組織に大きな亀裂が生じたあげくに
小沢仁志と菅田俊との権力闘争が始まった前作を引き継いでの
オールイン特有の2本撮り作品ですのでキャストは事故死した松方弘樹演じるWRCの会長さんだけFOされてるんですが
佐々木心音演じる公安のスパイとの連絡係インタビュー受ける回想シーンだけの登場でしたねぇ

早くもなんと主人公の一人である波岡一喜が公安のスパイと明かされる
小沢仁志との兄弟同様の絆でありながら警官だったとは・・・
菅田が小沢仁志を完全に敵対視してきて会長の椅子に座るためには
韓国裏社会と太いパイプを持つ小沢仁志が邪魔と
なんと小沢弟演じるチャイナマフィアと手を結んでの一作目のトイレ襲撃だったんですね

さらに中国マフィアはなんと中野英雄に目をつけヤクの化学式奪取のためにチャイナマフィアの女で中野を完全に骨抜きにしていたのね
チャイナマフィアと小沢仁志とのクライマックスのバトルは実に面白かった
って言うか山口祥行強すぎだろう・・・って

2016年製作、日本Vシネマ、conceptフィルム作品
OZAWA脚本・監督作品
出演:小沢仁志、波岡一喜、菅田俊、中野英雄、山口祥行、小沢和義、川原英之、野口雅弘、佐々木心音、遠藤沙季、福山優、岡崎二朗、深水三章、渡辺哲
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ゼイカム -到来-

2019-08-21 17:34:33 | 洋画
<未体験ゾーンの映画たち2019>で上映されたイギリス製のホラー映画です
ジャケットから感じられるのは化け物にボディスナッチされるお話のようですが
ある意味面白い作品と言えるのだけれども、それはホラーとしてのグロ表現でもなくて
そうですねぇグロやスプラッター表現もないですし
要は謎の物体に家全体に閉じ込められた家族が
家の中でめちゃんくちゃんに精神的にゴタゴタしてしまうというだけのワンシチュエーションの映画

ネタばれになってしまいますが"何やそれ?"なクライマックスだけど、
人間の隠されている本質をえぐり出していく密室劇なんですね
とあるクリスマス、ロンドンから田舎の実家にアジア系の彼女を連れて
久々に帰ってきた長男
クリスマスという事で、長男の厳格な父と優しい母、
出産間近の姉とその夫
そしてボケ始めた祖父の7人が化け物に囲まれて
TVから発信される文字情報だけで回りの様子もわからずに
ギスギスしていく様と家族に起きる死を絡めていくんですね

家に閉じ込められ情報は遮断されテレビからの指示で
父親の権限を最大に発揮して"ワクチン"を打ったりの
TVからの指令を政府の命令と信じ切ってどんな指示でも従おうとする
ガチゴリの父親がマジ怖いわー、
家族に有無も言わせずに命令に従わせちゃう家父長ってやっぱイギリスの田舎の家族なんでしょうね

そんな家父長に立ち向かう現代っ子の長男ニックとアジア系彼女のアンジという構図が実に良くできてる
そんな息の詰まる閉塞感を楽しむ映画だったのね
ってことで化け物は一体なんだったのか?
どこから来て、その目的は?この一家だけの現象?
一切明かされずに終わるんですが
実はそれがこの映画の芯になってるんですね

2018年製作、イギリス映画
ジョニー・ケヴォーキアン監督作品
出演:デヴィッド・ブラッドリー、アビゲイル・クラッテンデン、サム・ギティンズ、グラント・マスターズ、ホリー・ウェストン
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