MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

権力の階段 ~総理への道~

2020-08-26 23:47:58 | Vシネマ
オールインから、新しいジャンルの作品が・・・
っても政治の世界で総理を目指すのはどう見ても「日本統一」だし
政治の派閥はある意味ヤクザの組織みたいなもんで、斬った張ったが無いだけで
血も涙もない権力闘争を得物なしで日々行ってるのは
ヤクザ社会とかわんないってとこに目をつけたのが
CPのロゴでお馴染みのVシネマ製作会社シネマパラダイス
いわゆるって言っても、私もよく知らないんですが
夏山一族っていうのかなぁ、製作サイドと一部俳優っても過去に子役だったけど
今どこにも出てない夏山千景とかいたけど
 
そんな夏山一族の会社が政治の世界という権力闘争を「日本統一」に見立てて制作した作品
一応今んとこ三部までは製作されてるようですが
ほぼ「日本統一」の政治版と言っても過言ではないのが
本宮泰風さんの役名が日村蓮司、山口祥行さんの役名が田島悠人、そして小沢仁志さんの役名が谷川雄一
もう完全にパロってつでしょう
っていうか役名に問題なし
これはもう堂々としたパロディ作品でもあるわけです
 
まずは日村蓮司の父親と谷川は同期の20年国会議員
派閥の親分に小田というのがいるものの、野口雅弘演じる鈴木総理は小田の傀儡政権であるのを嫌い
幹事長を押し上げて、いわゆる派閥クーデターとして、鈴木政権を倒すために
勉強会と称して80人の賛同者を日村の集金能力で集めるものの
小田の切り崩しにあって40名ほどしか集められなかった・・・
一方日村哲也の息子蓮司は、父親を嫌い、そう言った政治の闇とか裏金を暴く週刊誌記者として名を上げていた
また学生時代に谷川2命を救ってもらった田島悠人は、今では谷川の第一秘書として裏の仕事もしてる
この蓮司と悠人は高校時代の級友でもあった
 
もう完全にどこから見てみ政治に形を変えた「日本統一」でしょう
で、政治記者たちの抜いた抜かれたって言う日々の記者活動もう描かれていて
そこにオールインでは考えられないほど女優陣も豊富に投入されています
ここがCP映画希強みでしょうか
 
そんな中でIRがらみで蓮司は父親が、今回の件での資金集めに関する政界の闇を
知って、それを暴く前に確認しようと20年ぶりに父親に会おうとするんですが
その連司の前に、この闇を暴かれたら谷川も政治家としての政治生命がたたれる可能性があると言うことで悠人が立ち塞がる
 
シネマ⭐︎パラダイスのコンテンツとして3本作られたようですが
オールインも3ヶ月連続リリースですか
 
最後に”夏山牧子に捧ぐ“ って言う献辞が出るんですが
チーフPを努めて来られた方が亡くなられたんですかね
 
政治家の権力闘争とヤクザの全国制覇の闘争とは
実によく似てるというか着眼点に目から鱗の作品でしたねぇ
ダイジェストを見ると次は親父の死んだ後、蓮司は地盤を継いで選挙に出馬するんですね
そこで谷川と悠人と蓮司が一つに収斂していくのかな
とりあえず次回が楽しみ
 
2020年製作、日本Vシネマ、シネマパラダイス作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、石山雄大、古井榮一、野口雅弘、山崎直樹、佐藤寛子、五十嵐めぐみ、高嶋香帆、茜屋日海夏、大月秀幸、舘昌美、萬野崇博、長原成樹、宅麻伸、小沢仁志
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ストレンジ・シスターズ

2020-08-26 19:03:00 | アジア映画
アジア映画の棚にあって、どことなくホラーっぽいし
普段はあんまり手にとってジャケット見ないんだけど
セットにしようって色々漁ってるから、ついジャケットの裏表を見てしまったのよ
ったら、なんと「マッハ!」「トム・ヤム・クン!」「チョコレート・ファイター」のピンゲーオ監督作品じゃありませんか
さらに主演の女の子がBNK 48の女の子って言うじゃありませんか
って、ジャケットでは向かって左の子なんですが
個人的な好みでは右の子の方が・・・
でレンタルしてきて、見たらなんともがっかりな作品
ピンゲーオ監督は、ホラーって言うよっか、女の子にも容赦なく体を張ったアクション
それもめちゃくちゃなのを撮らせたら絶品なのにね
 
多分CGだと思うんですが、首から脊椎をつけたまま首だけ漂うって言う映画はどうなのか
怖くもないし、ただただ唖然茫然と漂ういくつかのお姉ちゃんの脊椎付きの首が浮いてるのを見てるだけって言うのがクライマックスのケレンだったんですか
もうDVDですがお金返してって言いたくなるような
って言いはしませんけどね
それだけドイヒーな作品
 
っていうか東アジア圏では、この首と脊髄だけの妖怪というか
もう名前も忘れて(見たばっかなのにね)しまった妖怪
日本人だから知らないだけで、東アジア圏では、この妖怪は人民には既知な存在なのかもしれませんが、私にはなんの興味も湧かなかった・・・今必要な妖怪はアマビエ様〜〜
 
その妖怪の元締的な姉妹がいて、姉がババァの肉体になったから
首だけ若い姉ちゃんに入れ替わろうって妹希妖怪の元締めみたいなのが
主演のJBKのお姉ちゃんもこの妖怪だったんで首が浮いてる間に肉体入れ替わっちゃおうっていうだけのお話でしかないし
 
それを阻止するべくこれまた姉妹というよりかは従姉妹同士の姉にあたるのが人間で
妖怪妹を守るために16歳の今日まで武道に剣術薬草学とか
これまた血の繋がっていない叔父さんと言うかJBKのお父さんに訓練されてくるわけで
実質姉妹ではありゃしないんです
って言うことで邦題の「ストレンジ・シスターズ」って妖怪の方の姉妹のことかってしまいには思ってしまいました
 
そうそうババァ妖怪の妹の家来の妖怪たちがタイ映画には珍しく
全員全裸だったんですよね、一応コマ落としで見ましたが確かに全裸でしたが
仏教の国でこう言うのって時代的にOKになっているんですかね
ここではまだブログにアップしてはいませんがベトナム映画で「第三夫人の髪飾り」って言う映画を見たんですが
これもちゃんとした濡れ場もあったし、薄絹通しての濡れ乳首ポチって言うのもあったりで
ここんとこのアジア映画も御時世から少しづつなんでしょうか?
 
これって一応<未体験ゾーンの映画たち2020>の前半戦で公開された作品だったんですね
 
2019年製作、タイ映画(日本公開作品)
 
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品
出演:プロイユコン・ロージャナカタンユー、ナンナパット・ルートナームチューサクン、ラター・ポーガーム


コメント (2)
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